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【歌詞コラム】『ボクノート』に込められた映画「ドラえもん」の恐竜との対話ともう一つの意味

スキマスイッチの『ボクノート』は、映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」の主題歌なんですが…。この曲の歌詞がのび太にぴったり寄り添っているんですよね。知ってました?

公開日:2015年11月13日 更新日:2019年8月30日


この記事の目次
  1. ・タイトルに込められた2つの意味
  2. ・みんな大好き!ドラえもん
  3. ・「巧」で端的に描く描写表現
  4. ・ボクノート
  5. ・痛みを形に。
  6. ・極限までひねり出した歌詞だから…
  7. ・スキマスイッチ 最新情報
  8. ・リリース情報
  9. ・スキマスイッチ Profile

タイトルに込められた2つの意味


タイトルである『ボクノート』は歌詞の「僕の音」を意味している。また、「音」を表す「ノート」にもかけています。

ひみつ道具っぽい響きにしたい意図があり『ボクノート』というカタカナ表記になりました。たしかに「ホンヤクコンニャク」のようなひみつ道具感がありますね。

みんな大好き!ドラえもん

「のび太の恐竜2006」は声優陣をリニューアルしてから初めての映画。リニューアルの為にこの前の年はドラえもん映画が公開されていません。

30年以上続くドラえもん映画の歴史において、映画が公開されていないのは2005年のみです。それほど満を持して勝負に出たかたちでもあるわけですね。

そして映画の内容は1980年に公開されたドラえもん映画第1作「のび太の恐竜」のリメイク。のび太が恐竜の卵の化石を見つけタイムふろしきを使い、恐竜が生まれます。

ピー助と名前をつけて飼うも部屋で飼うことができなくなり、白亜紀に戻すことに。タイムマシンで白亜紀に連れていきますが、恐竜ハンターに狙われタイムマシンが故障。さあどうする?というストーリー。

名作と評価の高いこの映画のリメイクの主題歌に選ばれたスキマスイッチ。そしてスキマスイッチは見事この期待に応えるのです。

「巧」で端的に描く描写表現

ボクノート


----------------
君に伝えたくて 巧くはいかなくて
募り積もる感情は膨れてゆくだけ
吐き出すこともできずに
≪ボクノート 歌詞より抜粋≫
----------------

恐竜ピー助とのコミュニケーションを連想させる歌詞です。基本言葉が通じない恐竜に「伝えたくて」も「巧くはいかない」んですね。

上手くをあえて「巧く」=技巧の字を使っていることで、たとえひみつ道具という未来の道具があっても普遍的な「うまくいかないこと」がある、ということを端的に表現しています。

ピー助が別れを惜しむように鳴きますが、のび太は「募り積もる感情は膨れてゆくだけ」。「吐き出すこともできずに」いるわけです。

観客はこの歌詞にのび太の感情を重ね合わせます。

痛みを形に。


----------------
今僕の中にある言葉のカケラ
喉の奥、鋭く尖って突き刺さる
キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ
この痛みをただ形にするんだ
≪ボクノート 歌詞より抜粋≫
----------------

このサビの歌詞も同様に、ピー助との別れを言葉にできないのび太の心を表現。「鋭く尖って突き刺さる」ほど悲しい別れ。

「喉の奥、」で一旦「、」をうっていて、「喉の奥」からうまく言葉が出てこない「間」を表現しています。「この痛みをただ形にするんだ」という歌詞はまさにのび太の心の「痛み」を「形に」しているのです。

この主題歌は見事、映画のイメージと合致。

【動画を見る】ドラえもん のび太の恐竜2006年のED曲「ボクノート」

かくしてリニューアルしたこのドラえもん映画は興行収入32億円の大ヒットを記録します。この『ボクノート』も大ヒットとなり、スキマスイッチに2度目の紅白をもたらしました。

極限までひねり出した歌詞だから…


実はこの曲の歌詞は「歌詞が思い浮かばなかったこと」そのものを歌詞にしています。すると、曲のどの箇所もそういう歌詞に見えてきます。

----------------
考えて書いてつまずいて消したら元通り
12時間経って並べたもんは紙クズだった
≪ボクノート 歌詞より抜粋≫
----------------

この箇所なんて、まさに歌詞が思い浮かばず12時間苦悩している様子が伝わってきます。極限まで考えて出した言葉だから、多くの人に伝わったのかもしれませんね。

TEXT:改訂木魚 (じゃぶけん東京本部)

スキマスイッチは1999年に結成された音楽ユニットで、所属レーベルはオーガスタレコード。メンバーの大橋卓弥(ボーカル・ギター担当)常田真太郎(キーボード・コーラス担当)は、高3の時に、共通の知り合いであった、作曲家のヨツヤタカヒロ.を通じてとあるライブ会場で知り合ったことが結成のき···

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スキマスイッチ 最新情報

リリース情報

●2018年9月19日(水)
セレクションアルバム
『スキマノハナタバ ~Love Song Selection~』


★通常盤
価格:2,800円(税別)
品番:UMCA-10060
内容:CD
※カスタムジャケット仕様


★初回限定盤
価格:4,000円(税別)
品番:UMCA-19057
内容:CD+DVD
※イラストブックレット付 上製本型パッケージ仕様

【CD収録曲】※初回限定盤・通常盤共通
01. パラボラヴァ
02. 奏 (かなで)
03. 僕と傘と日曜日
04. 1017小節のラブソング
05. Revival
06. ボクノート

07. 小さな手
08. 藍
09. アイスクリーム シンドローム
10. ラストシーン
11. ただそれだけの風景
12. 未来花(ミライカ) for Anniversary

[Bonus Track]
13. ありがとうre:produced by 常田真太郎

【DVD 収録内容】
・『未来花(ミライカ) for Anniversary』Video Clip
・『ありがとう re:produced by 常田真太郎』Recording Making
・『view』15th Anniversary take at 刈谷市総合文化センター(2018.7.9)

▷『スキマノハナタバ ~Love Song Selection~』特設サイト




●最新MV情報
▷『未来花(ミライカ) for Anniversary』(Short Ver.)
▷『Revival』(Full Ver.)

スキマスイッチ Profile

大橋卓弥(おおはしたくや)、常田真太郎(ときたしんたろう)のソングライター2人からなるユニット。

2003年『view』でデビュー。大橋の温かく包み込むような独特の歌声、それを支える常田の卓越したサウンドクリエイトで『奏(かなで)』『全力少年』 など、ヒット曲を次々と生み出す。

2013年7月9日にはデビュー満10周年を迎え、8月21日に初のオールタイム・ベストアルバム『POPMAN’S WORLD~All Time Best 2003-2013~』をリリース。 2018年3月には、オリジナルアルバム『新空間アルゴリズム』をリリースし、全33公演の全国ツアーを行う。

9月19日には自身初となるセレクションアルバム『スキマノハナタバ ~Love Song Selection~』をリリースした。11月10日、11日にはデビュー15周年を記念する横浜アリーナ単独2days公演が決定している。

▷スキマスイッチオフィシャルHP

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