1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. J-POP
  4. 伊勢大貴

忍ばない忍者戦隊ニンニンジャーがエンディング曲でも忍ばなさすぎな件。

戦隊のエンディングは踊る曲が多いですが、この曲も「みんなで踊ってみた」動画が公式に沢山存在する踊り推奨曲です。伊勢大貴やニンニンジャー達が踊る動画のほか、東映太秦映画村の忍者の皆さんや映画村マスコットキャラが踊っている動画もあります。



伊勢大貴が歌う「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のエンディング曲、「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」。


戦隊のエンディングは踊る曲が多いですが、この曲も「みんなで踊ってみた」動画が公式に沢山存在する踊り推奨曲です。伊勢大貴やニンニンジャー達が踊る動画のほか、東映太秦映画村の忍者の皆さんや映画村マスコットキャラが踊っている動画もあります。

なんと堂々とした呼びかけキャンペーンまで。「ワッショイニンジャ祭り!」と称して「踊ってみた動画をアップしてね!」と。「恋するフォーチュンクッキー」の影響でしょう。こういう流行ったものを堂々と真似る東映の姿勢は、あまりに潔いので素晴らしいですね。

振付は「ようかい体操第一」のヒットでもお馴染みのラッキィ池田。

【忍ばず踊ってみた】『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 再生リスト

ラッキィ池田の振付はとにかく分かりやすくコミカルなのが特徴。「手裏剣しゅらしゅしゅしゅ」の箇所では手裏剣を投げる動作。「踊ればにんにににん」では両手でドロンを作り振ります。サビの「忍ぶつもりはござらぬよ」ではドロンしながら走る動き。まさに「忍びなれども忍ばない!」この戦隊のコンセプトを体現している振付です。

タイトルになっている「なんじゃモンじゃ」はもともと見慣れない植物を指して使う言葉でした。「忍ばない忍者」という見慣れない存在をうまく表現しています。

さらにモンだけカタカナ。これは夏の映画でFUJIWARAのフジモンがゲスト出演することの伏線になっていたんですね。フジモンはちっとも殿さまに見えない殿さまを見事に演じてくれました。

この映画タイトルが「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」。殿さまが呪いにかかって恐竜に変身するんですが、なぜ恐竜なのかなと思ったら同時期に公開された「ジュラシック・ワールド」にのっかってるんですね。「ジュラシック・ワールド」が世界興行収入でも好記録を出しているのでのっかろうと。

ワールドカップの年のライダーにサッカーやらせたこともあり、東映の「流行りに堂々とのっかる」姿勢はブレませんね。

“でっかいでっかい花火を 打ち上げろ
一回こっきり僕らの 夢でござる


歌詞に「花火」とありますが、番組では毎回エンディングで赤青黄緑の花火があがり、リモコンのdボタンでどの色の花火が一番多くあがるか予想して参加できることとの関連ですね。戦隊ものもこういったデジタル放送との連動もするようになったんだなと感慨深いです。

またこの歌詞は、戦隊が毎年一回で終わることを暗示しています。後にOVAはあっても基本毎年「一回こっきり」なんですよね。そこがいい。


さてそんなニンニンジャーも中盤に突入。シリアス展開も増え、「一回こっきり」の終わりに近づいてきました。
残り半年も高いテンションのまま、忍ばず「わっしょい!」していって欲しいと思います。

TEXT:改訂木魚(じゃぶけん東京本部)

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約