「初めて恋をした日に読む話」の主題歌
深田恭子が主演を務めたテレビドラマ「初めて恋をした日に読む話」の主題歌として起用された楽曲が、back numberの『HAPPY BIRTHDAY』である。
「初めて恋をした日に読む話」は、深田恭子演じる主人公が東大を受験して失敗し、予備校の講師をしている。
恋も仕事も上手くいかない主人公が、初めての恋をするとどうなるか?というようなストーリーになっている。
back numberの『HAPPY BIRTHDAY』は、作詞作曲をボーカル・ギターの清水依与吏が担当をしている。
“誕生日おめでとう“の意味で使われている『HAPPY BIRTHDAY』の本当の意味は、諸説あるが“(素敵な誕生日になることを)願っています“である。
『HAPPY BIRTHDAY』の本来の意味を知ったうえで、back numberの『HAPPY BIRTHDAY』という曲を聴くといいかもしれない。
誕生日があまりうれしくない?
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いつの間にやら日付は変わって
なんで年って取るんだろう
もう背は伸びないくせに
着信の音で飛び起きたけど損したな
君かと思ったのに
≪HAPPY BIRTHDAY 歌詞より抜粋≫
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いつの間にか日付が変わって誕生日が来ていたことが分かる。
しかし、この歌詞に登場する人物は、年齢を重ねていくたびに感じる誕生日が嬉しくないという感情が分かる。
そんなことを考えている時に、着信が鳴り、急いで確認をしたけれど、“君”ではない別の人からの着信でがっかりしている様子。
ここで、片思いをしていることが分かる。
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何かの手違いで
好きになってくれないかな
どうにも君のいない場所は
空気が薄くてさ
≪HAPPY BIRTHDAY 歌詞より抜粋≫
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何かの手違いでもいいから俺のことを好きになって欲しい。という歌詞の登場人物の心情が表現されている。
両想いではなく、片思いをしていることが分かる。
好きな人が、遠い距離だからこそ息苦しさを感じてしまうことを「空気が薄く」と表現しているのは、back numberらしい歌詞と言えるのだ。
歌詞に登場するくだらない話とは?
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くだらない話は思い付くのに
君を抱き締めていい理由だけが見付からない
ああそうか そうだよな
ハッピーバースデー 片想いの俺
≪HAPPY BIRTHDAY 歌詞より抜粋≫
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君に話したいことをたくさん思いついて、話す準備もできているものがくだらない話。
たわいもない日常の会話のことを指しているのだろう。
しかし、君を抱き締めていい理由だけが見付からないという切ないフレーズ。
近くにいるのに、彼女ではないあなたを抱きしめられない彼の切ない感情が溢れだしているようだ。
ここで、初めて「俺」という表現が出てくる。片思いをしている相手は女性だということが分かる。
愛を知りたい
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愛が何かは知らないけれど
好きと言う名前の痛みになら詳しいかも
君にも教えてあげたいけれど結局
教わるのは俺だろう
≪HAPPY BIRTHDAY 歌詞より抜粋≫
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“愛”が何か分からないけれど、「好き」=片思いをしている気持ちのことを指しているのだ。
片思いをしている時間が長いことが分かり、本当は一歩進みたいけれど、まだ進めずにいることが分かる。
このままでは、片思いのまま終わってしまいそうな予感さえある。
最後には本音溢れる
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つまらない言葉の繰り返しで
つじつまもきっと合ってない物語の続きに
ひとりよがりの毎日に
ハッピーバースデー
君に言って欲しいだけ
≪HAPPY BIRTHDAY 歌詞より抜粋≫
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日常生活の中で、片思いの相手と会話はするものの、片思いをしている相手はきっと「友達」としか考えていないことが「つじつまがきっと合ってない」という歌詞のフレーズの意味なのだ。
自分1人が、片思いをしていることに疲れたのかもしれない。
だけど本心では、「誕生日おめでとう」という言葉は、やっぱり好きな人から1番に言って貰いたいという主人公の切ない本音の気持ちが溢れている。
公式YouTubeチャンネル では、back number「HAPPY BIRTHDAY」のMusic Videoを見ることができる。
子どもの頃は、年齢を重ねることに喜びを感じていたが、大人になると誕生日はあまりうれしくない…。
だけど、大切な人が産まれた日。そんなことを頭の片隅においていただいたうえで是非、聴いていただきたい。
TEXT pooh_nm77
Vocal & Guitar : 清水依与吏(シミズイヨリ) Bass : 小島和也(コジマカズヤ) Drums : 栗原寿(クリハラヒサシ) 2004年、群馬にて清水依与吏を中心に結成。 幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年現在のメンバーとなる。 デビュー直前にiTunesが選ぶ2011年最もブレイクが期待でき···