「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」とは?
『少女☆歌劇レヴュースタァライト』は、ブシロードと2.5次元をプロデュースしている、ネルケプランニングのコラボによるメディアミックス作品です。画像引用元 (Amazon)
2.5次元の逆バージョンで人気
ミュージカルが原作で始まった本作は、アニメの声優もミュージカルの主要キャストが務めるという、2.5次元の逆バージョンで人気を集めているんです。2017年9月にミュージカルの初回公演が始まり、これまでに再演も含めて4公演も開催されました。
あらすじ
聖翔音楽学園。そこは100年の歴史を持つ、由緒正しい女学園。演劇界の未来を担う才能を育てるための学校で、「俳優育成科」と「舞台創造科」の2つの科が存在ます。
そこでトップスタァを目指してレッスンに励んでいるのが、主人公・愛城華恋。幼い頃に幼なじみと観たミュージカル「スタァライト」に魅了され、聖翔音楽学園に入学します。
そこへ突如、イギリスから転入生としてやってきたのが、華恋の幼なじみ・神楽ひかりでした。
ひかりの登場は華恋たち舞台少女に大きな波紋を起こし、物語は動き始めます。
9人の舞台少女たち!
ミュージカル、そしてアニメの声を務めるのは、こちらの方々!■愛城 華恋(あいじょう かれん)
声:小山 百代
■神楽 ひかり(かぐら ひかり)
声:三森 すずこ
■天堂 真矢(てんどう まや)
声:富田 麻帆
■星見 純那(ほしみ じゅんな)
声:佐藤 日向
■露崎 まひる(つゆざき まひる)
声:岩田 陽葵
■大場 なな(だいば なな)
声:小泉 萌香
■西條 クロディーヌ(さいじょう)
声:相羽 あいね
■石動 双葉(いするぎ ふたば)
声:生田 輝
■花柳 香子(はなやぎ かおるこ)
声:伊藤 彩沙
スタァライト九九組が歌う注目のアニメ主題歌!
アニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト』の主題歌は、愛城華恋が所属する俳優育成科の九九組(くくぐみ)の9人が担当しています!次章では、OPテーマとEDテーマをそれぞれご紹介していきます。
舞台の幕開けにピッタリ!「星のダイアローグ」
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OPテーマ『星のダイアローグ』は、作詞・中村彼方、作曲・本多友紀が担当。
作詞家・中村彼方は、これまでに『けいおん!』など数々のアニメ作品を手掛けていて、アニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト』の劇中歌をすべて担当しています。
オーケストラの壮大なバック演奏で始まる冒頭。まさにこれから幕が上がる!というワクワク感が伝わってきます。
その後もドラムが加わったり、ワルツの三拍子にテンポを変えていったりと、1曲のなかで様々なストーリーが展開される楽曲です。
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あの星を掴むのはだあれ?
塔の頂上で
静かに灯った炎が アツく胸を焦がしていく
運命の輪 舞台の上で躍らされている訳じゃない
飛びたて
確かにあの日見たんだ
弾けた星のキラめき
色褪せた約束に
指が触れるまで
幕開け前に始まる
目の前で綴られてく
生まれ変わった私は
ここでキミに逢えた
もう一度
≪星のダイアローグ 歌詞より抜粋≫
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9人の舞台少女たちが目指しているトップスタァ。
私こそが頂点に立つんだという強い想いを持った少女たちは、幼い頃に見たキラキラと輝くあの姿を必死に追いかけています。
歌詞も楽曲自体もキラキラした、幕開けにピッタリのOPテーマですね。
各キャストのハーモニーが絶妙な「Fly Me to the Star」
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EDテーマ『Fly Me to the Star』は、作詞・中村彼方、作曲・尋木ヒロと小高光太郎が担当。
EDテーマはOPテーマとはまったく違う、しっとりとしたデュエット曲。
コントラバスの響く低音、ギターのちょっと切なげな旋律、フルートの音色など、ストリングスアレンジが心を落ち着かせてくれます。
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私 ずっとあなたを見てた
孤独を置いてきたみたい
今宵 月も笑いかける こっちを向いて
oh, fly me to the star
気持ち 伝えること できなくて
いろんな人生を浮かべ
演じてみるの あなたの気を惹きたいから
oh, fly me to the star
二人の鼓動 重ね合わせて
≪Fly Me to the Star 歌詞より抜粋≫
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幼い頃の華恋との約束を忘れなかった、ひかり。
“気持ち伝えることできなくて いろんな人生を浮かべて 演じてみるのあなたの気を惹きたいから”一番近い場所で華恋を見守っているけれど、それを言葉にすることは、ひかりにとって難しいこと。
だからこそ、舞台でその気持ちを伝えようとしているのです。
華恋の幼さが残る歌声と、ひかりの大人っぽい歌声。2人の声が重なると、とても心地よいハーモニーになり癒されます。
アニメでは各回のエピソードで歌唱するメンバーが変わっているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!
物語を盛り上げたアニメ劇中歌!
アニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト』では、主題歌だけではなく劇中歌もおすすめです!ここではアニメ11話で流れた『舞台少女心得』をご紹介します。舞台少女の決意がみえる「舞台少女心得」
トップスタァを目指す舞台少女たちの、心得や決意が歌われているこちらの楽曲。
“私たちは舞台少女 未完成の舞台少女 どんなときも胸を張るの 凛々しくなれるから”
トップスタァまでの道のりは、決して簡単なものではありません。楽しいことよりも、辛いことのほうが多いです。
それでも舞台に上がれば、そんなのは関係ない。だって彼女たちは、舞台少女だから。世界は私たちの大きな舞台だから。
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私たちは舞台少女
未完成の舞台少女
どんなときも胸を張るの
凛々しくなれるから
私たちは舞台少女
口元にはいつも笑みを
星を映した瞳あげて
朗らかに歌おう
世界は私たちの 大きな舞台だから
≪舞台少女心得 歌詞より抜粋≫
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アニメ11話で劇中歌に使用されたわけですが、なんと11話のタイトルは「わたしたちは」。『舞台少女心得』を連想させる、素敵な演出ですね!
ミュージカルも熱い!「百色リメイン」
ここまでアニメ楽曲を紹介してきましたが、ミュージカル楽曲も忘れてはいけません!
今回は2019年4月にリリースされた舞台版2ndシングル『百色リメイン』を紹介します!
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「どんな 試練なの?」
夢見て はしゃぎ合っていた
甘い味の未来にね
バニラなシンデレラいないね
どんなヒロインも
一人 涙流してた
夢の指図だけは されたくないから
行き場ない情熱 燃やして戦え!
VS my heart!
≪百色リメイン 歌詞より抜粋≫
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憧れていたトップスタァへの入り口、聖翔音楽学園に入学した華恋たち。
明るい未来が待っているはず。と思っていましたが、実際はそんなに甘くありませんでした。
“どんなヒロインも 一人涙流してた”
ようやく彼女たちも、その現実を知るのです。
それでも絶対にトップスタァを諦めたくない!誰にもその夢を邪魔されたくない!弱気な自分に打ち勝つんだ!
今の現状を知ったからこそ、自分に向き合って突き進もう。強い決意が伝わってくる楽曲になっています。
2020年夏には舞台新作公演が決定!!
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ミュージカル×アニメの二層展開式少女歌劇として始まった『少女☆歌劇レヴュースタァライト』。その人気は増すばかりです。
2020年7月には舞台第三弾となる、新作の上演が決定されました。場所は舞浜アンフィシアター。
ミュージカルを生で見たい!という方は、ぜひチェックしてみてください。
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TEXT あるこ