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【特集】心を燃やして歌い続ける孤高の歌姫、鬼束ちひろの魅力に迫る

繊細で純粋すぎるがゆえに苦しみもがきながら、そんな自分自身を歌にして数多くの名曲を生み出してきた鬼束ちひろ。今でも彼女のような歌手は他にはいないと評価される唯一無二のシンガーソングライターです。

公開日:2019年11月20日 更新日:2019年11月23日


この記事の目次 []
  1. ・鬼束ちひろとは
  2. ・鬼束ちひろのおすすめソングをご紹介
  3. ・月光
  4. ・流星群
  5. ・私とワルツを
  6. ・眩暈
  7. ・茨の海
  8. ・色褪せることのない彼女の歌声と感性

鬼束ちひろとは

鬼束ちひろと言えば、紛れもなく日本を代表するシンガーソングライターとしての実力を持つ人物ですが、俗にいう歌姫の中でも孤高のイメージがあります。

『私とワルツを』のような重みのあるような曲だけではなく、中には明るい曲もあるのですが、やはりどこか命を磨り減らしながら歌うような儚さや心の叫びが感じられるのです。

鬼束ちひろは2000年2月、19歳のときにデビューし、同年3月にリリースした1stアルバム『インソムニア』がミリオンヒットを記録しました。

同年8月にはドラマ『トリック』の主題歌としても有名な『月光』をリリース。その後も『トリック』シリーズの主題歌を数多く務め、鬼束ちひろ×『トリック』のイメージを強く持つ方も多いのではないでしょうか。

2001年には4枚目のシングル『眩暈/edge』をリリース。代表曲のひとつである『眩暈』は第43回日本レコード大賞作詩賞を受賞しました。

鬼束ちひろのおすすめソングをご紹介

月光


2000年8月9日にリリースされた『月光』。

テレビ朝日系のドラマ『トリック』の主題歌に起用された楽曲で、このドラマのヒットをきっかけにシングルとしてリリースされることとなりました。

また、この楽曲はドラマ版だけでなく映画『トリック-劇場版-』や『トリック-劇場版-ラストステージ』の主題歌にも起用されています。
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I am GOD'S CHILD
この腐敗した
世界に堕とされた
How do I live on
such a field?
こんなもののために
生まれたんじゃない
≪月光 歌詞より抜粋≫
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サビから始まる歌い出しの歌詞と初めて出会った時の衝撃は今でも忘れられません。

人間を作り上げたのは神であり、つまり私たち人間は神から生まれた“神の子”であるにも関わらず、こんな“腐敗した世界に堕とされた”。

“How do I live on such a field?”とは「こんな場所でどうやって生きろと言うの?」という意味で、“こんなもののために生まれたんじゃない”という言葉からも、この世界で生きていくことの苦しみや痛みが感じられます。

19歳でデビューし、2枚目のシングルでこのような救いを求める歌を歌う鬼束ちひろ。

ただ心の叫びをストレートに歌うのではなく、彼女だけが持つセンスで描かれた深い歌詞と圧倒的な歌唱力で表現することによって、多くの人の心に響く名曲となったのです。

流星群


2002年2月6日にリリースされた『流星群』。この楽曲は『月光』に引き続き、ドラマ『トリック2』の主題歌に起用されました。
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呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

貴方が触れない私なら 無いのと同じだから
≪流星群 歌詞より抜粋≫
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誰かと関わり合ってしか生きていけないこの世界で、誰もが心の純粋な部分や繊細さを持っており、だからこそ人との関わり合いの中で苦しみや悲しみを経験することもあります。

その痛みを心から知っていて、それを歌にする鬼束ちひろの楽曲は多くの人の心に寄り添い、救いの存在となっているのです。

“貴方が触れない私なら無いのと同じだから”という歌詞からは、“醜い私”に苛まれながらも人との繋がりと向き合っていくしかないという儚くも力強い意思を感じます。

▲鬼束ちひろ - 流星群

私とワルツを

鬼束ちひろらしい深く悲しい歌詞やインパクトのあるMV、そして美しくも切ないメロディーまで、バラードでありながらとにかく強烈な印象を残す『私とワルツを』。

2003年11月27日にリリースされた楽曲で、ドラマ『トリック3』の主題歌に起用されました。

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優しいものは とても怖いから
泣いてしまう 貴方は優しいから
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
どうか私とワルツを
≪私とワルツを 歌詞より抜粋≫
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“優しいものはとても怖い”のは、いつか壊れてしまいそうだからでしょうか。

優しい人ほど、自分の中にたくさんのものを抱えて、心の声を飲み込んで生きていることもあります。

その苦しみを伴う姿を“誰にも傷が付かないようにひとりで踊る”と表現する歌詞は何度聴いても鳥肌が立ちます。

こんなに優しい歌であるはずなのに救いのない絶望感が漂い、鬼束ちひろ自身のまるで命を燃やすようにして歌い上げる姿にはいつまでも惹き込まれてしまうのです。

▲鬼束ちひろ - 私とワルツを

眩暈

2001年2月9日にリリースされた『眩暈』。
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貴方の腕が声が
背中がここに在って
私の乾いた地面を
雨が打つ
逃げる事など出来ない
貴方は何処までも
追って来るって
泣きたい位に分かるから
分かるから
≪眩暈 歌詞より抜粋≫
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別れたいのに別れられない。『眩暈』は一見温かい恋愛ソングのようで、そんな苦しみが描かれています。

もうあの頃のように彼のことを想えず心は乾いていても、“貴方”の優しさや温もりを感じると涙が出てしまう。

温もりと別れの苦しみ狭間に置かれた主人公の悲痛な叫びが綴られたような歌詞は、読めば読むほど心に鋭く突き刺さります。

茨の海

2002年3月6日にリリースされた鬼束ちひろの2ndアルバム『This Armor』に収録されている『茨の海』。

映画『群青の夜の羽毛布』の主題歌にも起用されました。
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貴方の放り投げた祈りで 私は茨の海さえ歩いてる
正しくなど無くても 無くても 無くても 無くても
≪茨の海 歌詞より抜粋≫
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鬼束ちひろらしい深い歌詞と力強い歌声が、壮大なメロディーに乗ってどこまでも響き渡るような魅力を持った楽曲です。

“茨の海さえ歩いてる”という愛の逞しさと、“正しくなど無くても”という今にも壊れそうな不安定さ。

叶うことのない想いを描いたような歌詞が胸を締め付けます。

▲鬼束ちひろ - 茨の海

色褪せることのない彼女の歌声と感性

体調不良で幾度となく活動休止を余儀なくされていましたが、2016年には単独公演を開催したりメジャーレーベルと契約を交わし、全国ツアーも開催したりと再スタートを切り活動している鬼束ちひろ。

彼女の楽曲は人によってさまざまな評価がされ、なかなか受け付けないという人もいるでしょう。

しかし、彼女の歌はただ鬱的と単純に評価できるものではなく、痛みや苦しみ、どうしようもない悲しみなど誰もが生きていれば直面するような暗い部分を心の底から知っていて、それを自分の言葉と歌にして、自分自身をさらけ出してずっと歌い続けている歌姫なのです。

彼女の歌声や深い歌詞は時代を越えても色褪せることはありません。

TEXT ぽんつ

鬼束ちひろは日本を代表する女性シンガーソングライター。その独特かつ深淵な世界観の歌詞、「絶唱」とも比喩される魂のこもった歌唱は、多くのファンから絶大な支持を得ている。1980年宮崎にて、洋楽好きの父と民謡の師範代だった母の間に生まれる。小学2年生の時に友人の誘いでエレクトーンを始め···

この特集へのレビュー

男性

ノーモアー

2019/11/23 17:16

インソムニアは2000年ではなく2001年リリースです

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