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日本を代表するラッパーKREVAのデビュー15周年とこれから

9月08日は「クレバの日」と日本記念日協会に認定された国宝級アーティストKREVA。全国ツアーKREVA CONCERT TOUR 2019-2020「敵がいない国」の公演が決定している、そんなKREVAリリックの魅力をご紹介します。

KREVAとは


KREVAはLITTLEとMCUと共に1997年に活動を開始した、KICK THE CAN CREWで日本におけるヒップホップ文化を浸透させました。

その後2004年6月に人気絶好調の中、活動休止を発表し個々のソロ活動を開始。

同年9月08日(クレバの日)に『音色』でソロメジャーデビューを果たし、自らの作詞・作曲をすべて手掛けるヒップホップ界きってのシンガーソングライターとなりました。



2006年2月にリリースしたアルバム『愛・自分博』は、HIP HOPソロアーティストとして史上初のオリコンチャート初登場1位を獲得。

数々のアーティストとのコラボレーションも幅広く、久保田利伸や草野マサムネ(スピッツ)、最近では三浦大知や岡村靖幸とのテレビ出演も話題になりましたね。

男らしさとストイックさが魅力で、日本を代表する唯一無二のアーティストです。

KREVAワールドにノックアウトされて欲しいベスト5

5位「音色 ~2019 Ver.~」




KREVAと言ったら、このキラーチューン。

デビューアルバム『新人クレバ』に収録された『音色』をバンドサウンドで新たにレコーディングした2019年バージョンです。

PVはオトナの格好良さと気品を感じさせ、ロンドンの街並みを颯爽と歩くKREVAに女性ファンが悶絶しそうな仕上がりになっています。

しっとりとした弦楽器のアレンジが、高級感と音色の良さを引き立てています。

▲KREVA 「音色 ~2019 Ver.~」Music Video short ver.

デビュー当時の尖った『音色』も、もちろんHIPHOP精神溢れる曲調でかっこいいのですが、『音色 ~2019 Ver.~』は当時を振り返るように様々な“音”を吸収しきった、KREVAの魅力溢れる一曲です。

▲音色

4位「無煙狼煙」




「むえんのろし」と読むこちらの曲。

冒頭から聞こえる民謡チックな弦の音に併せて、KREVA自身の強い決意表明のようなリリックに圧倒されます。

HIP HOPの殿堂「B-BOY PARK」のMCバトルで、3年連続日本一の栄冠に輝く実績を持つ開拓者であるKREVAだからこそ、紡ぐことができるリリックなのでしょう。

「エンジョイして 援助してくれる 全女子全男子にリスペクトを送ろう」という歌詞の一部から、長年応援してくれるファンに対しての愛のリターンを感じずにはいられません。

「狼煙」と書いて「のろし」と読むことからインスパイアされてできたこの一曲。こちらもニューアルバム『AFTERMIXTAPE』に収録されています。

3位「S.O.Sが出る前に」




ニューアルバム『AFTERMIXTAPE』の収録曲です。

「頑張れ!頑張れ!」と、言われれば言われるほど辛くなるのが人間ですよね。

しかし、世の中に溢れる曲は「頑張れ!」とエールを送る歌ばかりです。それを注意喚起するように、働くすべての人にKREVAが歌で問いかけます。

限界が来る前にどれだけの人間が、S.O.Sを出せるのか?そんな風にこの曲を通して問いかけているのです。

最大限に音の遊びと広がりを感じるトラックにのせて、15周年を迎えてもまだ「未完成だ」と言い続けるKREVA。

そんな彼が伝える「俺らはまだまだ発展途上」という歌詞は大きく聞き手を肯定してくれる楽曲です。

2位「トランキライザー」




トランキライザーの意味には「精神安定剤」という意味があり、アーティストが持つ孤独や葛藤と「ヤベェ」を連呼する歌詞が印象的です。

制作当時のKREVAは世の中に溢れる情報をほぼ遮断して作成したそうです。

BPM150のテンポの良いリズムで、イントロから80年代のテクノサウンドを感じさせる名曲に仕上がっています。

ヒップホップでありながら、一度聞いたら耳に残るサウンド。KREVAファンでも好きな人が多いのも納得です。

また、KREVAがプロデュースする音楽劇で、小西真奈美がウィスパーボイスバージョンを披露したことでも話題になりました。

1位「Tonight」




KREVAの4枚目のアルバム『心臓』に収録されている『Tonight』。

KREVAはHIPHOPスタイルだけだと思い込んでいる人も多いでしょうが、この楽曲はその概念を覆す一曲です。

ヴォコーダーを駆使して声が加工されており、普通に聞くとKREVAの曲とは思えない歌声になっています。

KREVAはライブやインタビューで「俺は楽器も弾けないし、楽譜も読めない」と語っており、コンプレックス抱えている一面があります。

そんな彼が出来ないという限界を越え、ヴォコーダーで奏でるKREVAの歌声が尊く美しい楽曲なのです。

これからの寒くなる夜に、そっと聞きたいKREVA史上ビックラブソングですね。

挑戦をし続ける無限大のKREVA

たくさんのアーティストに楽曲を提供しつつ、自身も飛躍し続けるKREVA。

最近では香取慎吾の初のソロアルバム『20200101』に、KREVAもフィーチャリングとして参加するというツイートも注目され話題になりましたね。

待望の全国ツアー『KREVA CONCERT TOUR 2019-2020「敵がいない国」』 開催が決定しているので、ぜひチケットを入手してライブバージョンのKREVAを見に行きましょう!

ニューアルバム『AFTERMIXTAPE』の収録曲が、ライブでどのように表現されていくのか楽しみです。

15周年を迎えてもなお「やりたいことが、試したいことがある」と挑戦をし続ける無限大のKREVAから目が離せませんね。

TEXT 棗キョーコ

2004 年「音色」でソロメジャーデビュー。 その活動の軌跡には常に“HIP HOPソロ・アーティスト「初」”という肩書きがつくアーティスト。2ndアルバム『愛・自分博』 でHIP HOPソロアーティストとして史上初のオリコンウィークリーランキング初登場1位を獲得。 アジア人初のHIP HOPアーティストとし···

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