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冬の名曲・レミオロメン「粉雪」は切ない恋愛ソング?

フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『1リットルの涙』の主題歌として起用された『粉雪』は、「冬」のシーズンに聴きたくなる名曲です。今回は『粉雪』の歌詞やメロディーを考察し、どんな恋愛ソングなのかを紐解きます。

粉雪はいつ頃に降る雪なのか?



タイトルの『粉雪』について辞書で調べてみると「水分が比較的少なく、粉のようにサラサラとしている雪。

もしくは、パウダースノー」とあります。また、「冬の寒い時期に降る雪」ともあります。

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粉雪舞う季節はいつもすれ違い
人混みに紛れても同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに
≪粉雪 歌詞より抜粋≫
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日本ならではの「冬」に関して書かれています。

毎年訪れる冬という季節に降る「粉雪」を見て、いつもすれ違ってしまっていた過去の恋人のことを思い出しているようです。

また、たくさんの人とすれ違いながら生活をしていく中で、ふとした瞬間に空を見上げて、「君」のことを思い出している様子です。

そして、冷たい風に吹かれ、粉雪が舞う季節だからこそちょっぴり切ない思い出になってしまっていることがわかります。

僕と君との距離感

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僕は君の全てなど知ってはいないだろう
それでも一億人から君を見つけたよ
根拠はないけど 本気で思ってるんだ
些細な言い合いもなくて 同じ時間を生きてなどいけない
≪粉雪 歌詞より抜粋≫
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曲中に登場する「僕」の素直な気持ちがここで描かれています。

1億人の中から、たった一人の「君」を見つけられたと自信を持って言えるけれど、その自信については、根拠はないんだけどね?というようにちょっと照れているのでしょうか。

そして、「君」の全てを僕はまだ知らないのに、結局些細な痴話げんかをすることもなく、同じ時間を過ごせなかったという切ない歌詞に変わっていきます。

サビでは誰か教えてという叫び



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粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を分け合う事が出来たのかい
≪粉雪 歌詞より抜粋≫
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「僕」が空を見上げた時に「粉雪」が降り始めていたのです。

吐く息も白くなるような寒い日にふと降り始めた「粉雪」に、終わった恋について問いかけているようです。

すぐに止んでしまうような雪に問いかけるほど、切実な思いということなのでしょう。

サビの歌詞からは、「僕」と「君」の距離がどんどん遠くなっていき、切ないモノに変わっていくことがよく分かります。

レミオロメンの『粉雪』は「自分自身の気持ちだけでは、離れていく相手を変えられない」という恋愛の切なさを教えてくれているようです。

▲レミオロメン - 粉雪(Music Video Short ver.)

レミオロメンの『粉雪』はYouTubeの公式チャンネルにてPVのショートバージョンが公開中です。PVでは、好きな女性と永遠に会うことができないような切ない物語になっているのではないでしょうか?

会いたいのに会えない悲しさが伝わってくるようなPVで聴いていると思わずジーンと来てしまいそうです。

寒くなってくる時期にぴったりの切ない恋愛ソングを是非、皆さんも聴いてみてください!


TEXT pooh_nm77

2012年2月より活動休止 ▷レミオロメン オフィシャルサイト ▷神宮司治 オフィシャルサイト

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