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もう叶うことの無い恋の歌。「少女レイ」の魅力とは

夏を感じさせる爽やかな伴奏とそれに反して死を思わせる歌詞で、聴いた人を魅了する『少女レイ』。そんな『少女レイ』について、制作者みきとPやオススメの歌ってみたを紹介します。

あるドラマを参考に作られた『少女レイ』

▲【みきとP/ mikitoP】少女レイ/初音ミク Shoujorei_Hatsune miku

少女レイは2018年にリリースされた夏らしいボーカロイド曲を集めたアルバム『Vocaloseasonsfeat.初音ミク~Summer~』に収録された書き下ろし楽曲です。

発売日と同日にニコニコ動画、YouTubeにも投稿されました。

夏らしいどこかトロピカルさも感じる爽やかな伴奏でありながらも「線路に飛び出した」や「二度と帰らぬ君」など不穏な言葉が盛り込まれた歌詞は、爽やかさとはかけ離れていて、そのアンバランスさがさらに人々を惹き付けました。



この曲を作った「みきとP」曰く、『人間・失格~たとえば僕が死んだら』というTVドラマをモチーフに作った楽曲とのこと。

そのドラマには、好きな子に振り向いてもらいたいがために好きな子を虐め、自殺させてしまい亡霊に悩まされる、というストーリーがあります。

MVの一枚絵では2人の少女が描かれていますが、ショートカットの少女の影が無いということやモチーフになったドラマのストーリーを考えると、髪の長い少女はショートカットの少女のことが好きだったものの、虐めた故にショートカットの子は追いつめられて自殺していまい、後悔に苛まれる髪の長い少女の視点の歌なのかもしれません。

曲名の『少女レイ』のレイは幽霊の霊を指していて、MVにある踏み切りの看板の「ときみ」は逆さから読んで作者であるみきとPのことを指しているだけではなく、「少女レイと君」からとって「ときみ」になっているのではないか、という解釈もされています。

幅広い曲調の曲を作るみきとP



みきとPは2010年、mikiオリジナル曲の『こくはく』でデビューをしたボカロPです。

2011年に投稿した初音ミクオリジナル曲の『小夜子』で初の10万再生を達成し、注目されるようになりました。

2012年に鏡音リン、GUMIのオリジナル曲である『いーあるふぁんくらぶ』を投稿、明るく楽しく、可愛らしい楽曲は一気に人気を博し、100万再生を突破しました。

最近では、2018年に投稿した鏡音リンとみきとPがボーカルのオリジナル曲『ロキ』が大ヒットを巻き起こしていたので、みきとPの名前を見たことがある、またはみきとPの楽曲を聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?

他にも『サリシノハラ』や『バレリーコ』、『39みゅーじっく!』など多数ミリオンを達成した楽曲を作ったボカロPでもあります。

おすすめの歌ってみたを紹介!

そんな『少女レイ』ですが多数の歌ってみたが投稿されています。

その中でも特に楽曲を惹き立たせている歌ってみたや、新たな魅力を引き出しているものを紹介します。

めありー

▲▶︎少女レイ 歌ってみた /めありー -A Girl Ray-

曲によって表情を変える伸びのある歌声が魅力的なめありー。

この歌ってみたでは爽やかな、しかしどこか影を含んだような印象を覚える歌声になっています。

元の本家と比べると笑い声やセリフの音量が少し大きいのか、聴き取りやすくなっています。

影を含んでいるといっても全面に押し出しているわけでもなく、夏らしくも少しの闇と切なさを感じる歌声は、この曲にぴったりです。

花譜

▲【歌ってみた】少女レイ covered by 花譜

テレビ番組でも紹介されたことがあるバーチャルシンガー、花譜。

透明感と凄まじい表現力のある特徴的な歌声で歌い上げられる『少女レイ』は聴いているこちらも心が締め付けられそうになります。

歌い手の中には録音したものを加工をする人も多いですが、花譜の歌は加工がなく、声の揺れの不安定さや息継ぎがかえってこちらに訴えかけてくるような感覚を覚えます。

伊東歌詞太郎

▲【伊東歌詞太郎】少女レイ【歌ってみた】

伊東歌詞太郎は、かつてニコニコ動画で様々な歌ってみた動画を投稿し、その歌唱力で人気を博していた歌い手です。

そして、シンガーソングライターやユニット『イトヲカシ』のボーカルとして様々な場で活動していたものの、声帯結節の手術のため活動休止。伊東歌詞太郎が復帰して2曲目として投稿されたのがこちら。

歌うことが出来ない期間が6ヶ月もあったとは思えないほどの全く衰えていない歌声を披露しています。

爽やかなサウンドとマッチした爽やかな歌声は聞き惚れてしまうこと間違いなしです。

NORISTRY

▲少女レイ/みきとP (cover) ver. NORISTRY

他の歌ってみたに比べると再生数も少なめですが他の歌ってみたに負けず劣らずのクオリティなのがこちら。

特に高音が綺麗で、AメロやBメロはシンプルに、一気にサビでコーラスを増やしたりちょっとしたアレンジも加えられていて聴き応えのある歌ってみたになっています。

間奏にもコーラスを加えているため聴いていて少し新鮮な気分になるかもしれません。

みきとP

▲【みきとP/ mikitoP】少女レイ -feat.みきとP-Shoujorei/feat.mikitoP Ver.

ロキなどでも歌声を披露しているみきとP。

今回の『少女レイ』では優しさを感じさせる歌声になっています。

蝉の鳴き声の音量などが違っていたり、本来踏み切りの音が聞こえる間奏の部分でひっそりと音量が小さいセリフを追加していたりと元の初音ミクのバージョンとはまた違った、この曲を作ったみきとPだからこそ歌える『少女レイ』を聴くことができます。

歌ってみたは苦手という人にも聴いてほしいセルフカバーです。

様々な魅力がある「少女レイ」



曲調からは想像もつかない暗さを秘めた『少女レイ』。

歌詞内で多くは語られていないものの、2人の関係性や意味深に感じるMVのイラストなど想像力が掻き立てられる曲でもあります。

既にいろいろな人が考察し、サイトにまとめられていますが、今一度本家や歌ってみたを聴きながら歌詞を考えたり、想像したりしてみるのも面白いかもしれませんよ。


TEXT Noah

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