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TA女子の魅力を徹底解剖!ワンマン公演新宿BLAZEへの想いを語る

UtaTenが運営しているメールサービス 「ココだけメール」にも参加中で、4月21日に通算5回目となるワンマン公演「#【旗】〜ココカラ〜」を新宿BLAZEで行なうTA女子。彼女たちにとって、最大規模会場でのワンマン公演への挑戦だが、惜しくもコロナウイルスの影響で開催が延期となった。でも、進化し続けるTA女子とって、そこも通過点の一つ。間もなくワンマン公演を迎える彼女たちに、今の気持ちを聞いてみた。
※インタビュー本文では、新宿BLAZEにて2020年4月21日に開催される予定でしたワンマンライブ「#【旗】〜ココカラ〜」に触れていますが、本取材後に新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大している状況を鑑み、残念ながら延期となりました。ご了承の程よろしくお願い致します。

「毎日7時に起きるぞ!!」という気持ちで頑張っています。



──2017年よりグループとして本格始動。このメンバーになって…。

山口有紀奈(以下、山口):3年経ちました。正確に言うなら、半年前にメンバー2人が卒業したことから、今のメンバーとしては半年になります。TA女子自体、ここへ至るまでにもいろんな壁や試練を乗り越えてきました。

6人編成になったときも、まわりからはグループの危機的な捉え方をされた経験もしてきました。それでも挫けるどころか、未来へ向かってより前向きさを増しているのが、今。目の前には、グループ最大のキャパシティとなる新宿BLAZEでのワンマン公演が控えているように、そこで成功を手にし、次のステップへ進みたいなとメンバーみんな強く思っています。


──みなさん、ここへ至るまでの中、どんな風に自分を高めてきました?まずは、奏恵さんからお願いします。


伊藤奏恵(以下、伊藤):わたし、それまですごく寝坊してしまう人だったんですよ。だけどTA女子のメンバーとなり、わたしの寝坊癖を叱ってくれる5人と出会ったことで、それを克服することが出来ました。


──そんなに寝坊癖がひどかったんですか?

伊藤: TA女子のTwitterへ、わたしが寝坊したことを替え歌にした曲のライブ動画をこれまでに2回アップされれば、それが1万回近く再生もリツイートされました。さすがにそれを2度も経験したことから、寝坊しないようにとだいぶ心がけるようになりました。


──この仕事は、朝が早いことも多いですからね。

伊藤:そうなんです。だけど今は、「毎日7時に起きるぞ!!」という気持ちで頑張っています。


──7時に起きているわけでは…?

山口:二度寝しちゃうとか??

伊藤:…はい(笑)。でも、7時台には起きてます!!
 

──続いては、菜々子さんかな。


大澤菜々子(以下、大澤):わたし、最近はライブを終えた日の夜中を中心にBIGO LIVEで配信を行なっています。大体深夜1時から明け方4時頃まで生配信をしているんですけど。そこではよく「チロルチョコを大量に食べた」とか、最近ハマっているゲーム「あつまれどうぶつの森」についてなどをよく話しています。

山口:それ、自分を高めてきた話??

大澤:あっ!!


──せっかくなので、続けましょう(笑)。いつもどれくらいの方が配信を見ています?

大澤: 300人以上は何時も見てくださる方々がいます。たまたま気づいて見てくださる方も含めると、もっと人数は増えます。


──そりゃあ、張り切って話をしちゃいますよね。

大澤:そうなんです。あの話とか…ニヒヒヒヒッ!!


──その笑いの意味は??

大澤:気になったら見てください(笑)。


わたしは寝たいのに「起きて、起きてー」って寝かせてくれないんです!!

──咲季さんの心境の変化や成長について教えてください。 


朝日奈咲季(以下、朝日奈):わたしもそうだし、グループ全体を高めたという点では、どんな編成でも出来る力を身につけたってことが大きいと思います。今でこそライブスケジュールも事前にしっかり決まれば、メンバーもそれに合わせて日々の行動を組み立てていますけど。以前は、いきなりライブが決まることもあり、ときには、メンバー3人だけで30分ステージをこなすなど、メンバーが全員揃わないこともありました。

しかも当時は、本当に「とりあえず集まった」感が強かったから、わたし「みんな本当にやる気あるのかな?!」と思っていたくらい(笑)。だけどそういう時期に、どんな状態や状況でも柔軟に対応出来る力を身につけることが出来たおかげで、今でも、どんな状況下へ置かれようと柔軟に順応していけるようになりました。

山口:あの頃の経験の積み重ねがあったから、今は、どんなグループよりもアドリブ力がついている自信を持てているからね。

朝日奈:あの頃の経験も、結果的にプラスに反映していけたね。


──綾実さんは、どうですか?


石橋綾実(以下、石橋):わたし、思い出話になっちゃうんですけど。TA女子として、これまで何回も地方遠征には行かせてもらっているんですけど。わたしのおばあちゃんが住んでいる福岡にも遠征で行ったことがあったんですね。そのときおばあちゃんがTA女子のライブを見てくれて、終わったあとに「すごく感動した」と言われたときに嬉しくて泣いてしまったのが、わたしの中へ強い思い出として残っています。


──メンバーみんなで遠征に行くって楽しそうですよね。

石橋:楽しいです!!一緒に泊まるのが、本当に楽しい!!(朝日奈を見ながら)けっこう遅い時間まで起きてて、ずっとお話をしてるよね。

朝日奈:お話をしてるじゃなくて、わたしは寝たいのに「起きて、起きてー」って寝かせてくれないんです!!

石橋:わたしと同じ部屋になると、たぶん寝れません(笑)。

山口:……絶対に、同じ部屋になりたくない(笑)。


今も神対応できることを目標にしています。

──美憂さんの話も聞かせてください。

氏江美憂(以下、氏江):わたしは小さい頃からアイドルが大好きで、アイドルになりたくてTA女子のメンバーになりました。だけど、今でもそうなんですけど、ファンの方とお話をするのがぜんぜん得意じゃないんです。今でこそ少しは対応が出来るようになれたけど、活動を始めたばかりの頃は、ファンの人たちとの会話がぜんぜん続かなくて、逆にファンの方たちを困らせていたくらい

でも、その姿を長く見てくださっている方々からは、「最初は本当にヤバい子だと思っていたけど、最近ではしゃべれるようになったね」とも言われるくらいにまで成長はしてきました。他のメンバーに比べたら、今でもまだまだですけど、自分としては、そこが少しは成長できたところだと思っています。


──しゃべれるようになったきっかけも気になります。



氏江:とくに何かがあったわけではなく、少しずつ慣れていけたからだと思います。以前は、本当に対応が下手すぎて泣いてしまい、さらに困らせていたこともあったほど。その頃に比べたら、今はもっとしっかり対応できるようにはなりましたけど。

わたし、AKB48のメンバーに憧れたのがアイドルを目指すきっかけなんですね。あのメンバーたちの神対応に比べたらぜんぜん……。なので、わたしは今も神対応できることを目標にしています。

山口:最後は、わたしですね。わたし、中学生の頃からアイドル活動をやっているんですけど。あの頃からくらべたら、今はしっかりと自分のキャラクターを見定められるようになりました。

わたし自身、昔からサバサバとした性格だし、格好いい系のキャラクターとして自分を押し出したかったんですけど。アイドル活動を始めたばかりの頃は、まわりと合わせる意味でも、自分も可愛い系のキャラクターを演じていましたし、そのスタイルで何年か活動をしていました。だけど、自分の中で女の子らしさを演出するのがすごく窮屈になれば、自分でその姿でいることに限界を感じていたことから、どんどん素の自分を出すようになりました。

TA女子は、そんな素の自分でいれる場所。ここは、女子の中に一人だけ男子系が混じっていても、それを自然体で出していけるグループ。おかげで今は、自分らしくいながらのびのびと活動をしています。


うちには、闇可愛い(大澤菜々子)と光可愛い(氏江美憂)の2人がいますからね。

──みなさん、濃いメンバーたちばかりですよね。その魅力をもっと深掘りしたいなと思います。良ければ、隣にいるメンバーを紹介してくれませんか?


山口:菜々子は、メンバーいち前に出たいタイプの子。理想的なアイドル像をしながらも、ファンの人たちの前でもガツガツいけるパワーはすごいなと思う。何時も猫耳型の光るヘッドフォンをしているように、普段から目立ちたがり。背が小っちゃいから、高い靴を履いて身長を盛って目立とうともするしね(笑)。あと、よく配信もしています。それと、これ言っちゃっていいのかな。たまに足が臭いです(笑)。

朝日奈:生誕祭のときに、メンバーみんなで12足入りの靴下をプレゼントしました。

伊藤:ちょっとだらしなさからきてるんだよね。だけど、そこが妹気質しているから、つい面倒をみてあげたくなっちゃう。その可愛さが魅力だなとわたしは感じてる。 

大澤:わたし、UMAだからね(笑)。で、咲季ちゃんは天真爛漫な子。「元気だぜぇ」というイメージが強いというか、まさにその通りの子です。そのぶん声がデカいから、近くでしゃべりかけられると、たまに耳がキーンとします(笑)。

山口:ホント、声が通るよね。それこそ楽屋から離れたトイレにいてさえも、朝日奈の声だけが聞こえてくるんですよ。それくらい、めちゃくちゃ声がデカい!!

朝日奈:自分ではちっちゃい声でしゃべってるつもりだけど、よく「もっと静かに」って言われます。

大澤:あと、チャームポイントが"歯紅"。何故か、いっつも前歯に口紅がついちゃってるのも特徴です。



朝日奈:それも、気がついたらなんだよね。で、美憂は、可愛い担当です。ただ、本人は面白いと思って話してることが、じつはけっこう滑ってる内容ばかり。でも、本人はウケてると思ってしゃべるように、とてもプラス思考な精神を持った子です。あと、頭がいい!!

山口:頭の回転も速いし、賢いよね。ただ、おっちょこちょい。突然、何か言われると急にあたふたして、行動がしっちゃかめっちゃかになるんです。この間も、予想していなかったとき急に声をかけられたことから、返事するのに慌てちゃって、手にしてたチェキを床中にばら蒔いてたしね(笑)。あと、自称可愛い系だそうです。うちには、闇可愛い(大澤菜々子)と光可愛い(氏江美憂)の2人がいますからね。


塾の先生に「君の頭ってプリンだよね」って言われるんです。



氏江:綾実さんは、頭に苺が生えている(苺のベレー帽をかぶっている)ように、不思議な方。みんなで会話をしていても、一人だけ斜め上から言葉を返してくるように、よく意味不明な発言をしています。メンバーはみんなそれに慣れてるから、普通にスルーしてますけどね(笑)。それと、綾実さんはとても心がピュアで繊細な人。優しい心を持ったゴリラです。

石橋:そこへ自分で付け足すと、わたし、何故かすぐに泣いちゃう人なんです。よく「えっ、なんでここで泣くの??」と言われます。

氏江:あと、流されやすい人。

石橋:確かに(笑)。人に「右」と言われると「右」に行くし、そこで「こっち」と言われれば、「そうだね、こっちだよちね」と、すぐ人の言葉に流されてしまいます(笑)。

で、奏恵こと"かなやん"ですけど。自己紹介でプリンとアイスのことを口にしている割には、言うほどプリンが好きではないし、アイスだって嫌いじゃないのはわかるけど、言うほど食べてない (笑)。でも、とてもとても努力家です。


──プリンもアイスも、そこまで好きというわけではないんだ。


伊藤:わたし、「身体はアイスクリーム、頭の中はプリンプリン」と言ってるんですけど。プリンプリンというのは、塾の先生に言われたことから名付けました。


──そこ、気になります。

伊藤:わたし、何度説明を丁寧に聞いても「わからないです」と繰り返すから、塾の先生に「君の頭ってプリンだよね」って言われるんです。わたし、その言葉を気に入ったことから自己紹介でも使うようになりました。

朝日奈:一見おとなしそうだけど、議論を始めると熱くなり、「こうでしょ」と言うと「こうじゃなくて、こう」など反撃してくれば、ときどき逆切れもしちゃう子。たまに「お前なんか殺してやる」じゃないけど、サイコパスな人のように変貌することもあるからね(笑)。

大澤:でも、雑草魂も強いように、サイコパスな雑草なんだと思います。

伊藤:人は、見かけどおりだけじゃないんです(笑)。で、有紀奈ちゃんは、イケメンに見えて、じつはメンバーいち女の子しています。

山口:ただのチャラ男ですから(笑)。

伊藤:そうやって照れてしまうところが乙女なんです。じつは、料理も上手だし、とても綺麗好きな人。TA女子としては、歌が一番上手いように、メンバーにもいろいろ教えてくれれば、MCでも綺麗にまとめてくれる存在のように、TA女子になくてはならない人。でも、ちょっとびびりな面もある、ピュアな心を持った人です。

山口:いや、ちゃらいですから(笑)。


ワンマン公演当日は泣かせてじゃなくて、絶対に泣いてると思います。

──TA女子は、4月21日に新宿BLAZEで通算5回目となるワンマン公演「#【旗】〜ココカラ〜」を行ないます。この日は、どんな内容になりそうかも教えてください。


山口:TA女子としては通算5回目ですが、今の6人編成としては初となるワンマン公演になります。メンバー2人が卒業し、6人のグループになったとき、世間からは「TA女子も落ちるな」と陰口を言われたこともあったけど、そういう言葉を聞くたび、みんな「絶対にまわりを見返してやる!!」気持ちをライブにぶつけてきたように、この日も、同じ気持ちを持ってぶつかります。

TA女子として新宿BLAZEは、ワンマン規模としては過去最大キャパ。そこへ挑戦するのではなく、それを成功させ、次のステップへ進むつもりでいますから。


──初めてTA女子のライブを観る人に、「ここを観て欲しい」というポイントがあれば、それも教えてください。

山口:普段の対バンライブでは聞けない表情もたっぷり楽しめるのが、ワンマン公演の見どころになります。それこそ、しんみり泣かせる曲調は普段のイベント公演へ組み込む機会は少ないように、いろんな曲調を持ったTA女子の姿をワンマン公演で観てください。



大澤:歌とダンスが見どころなのはもちろんですけど。みんな個性的なように、メンバー一人一人のパフォーマンスの個性もしっかり観てもらいたいです。わたしも、可愛さの中へ、たまに闇可愛い表情もちら見せしていくように、メンバーそれぞれの細かい表情の変化も楽しんでください。

朝日奈:普段のライブでもステージを目一杯使うんですけど。新宿BLAZEはステージが広いぶん何時もの3-4倍は走りまわると思うから、そこも見どころになりそうですし、私たちも走りまわるのを楽しみにしています。

氏江:とにかくたくさんの人たちに新宿BLAZE公演に来てもらい、TA女子の楽曲を聞いてもらいたいです。最初からずっとワンマン公演を見続けている方は、その成長ぶりを感じてください。たとえ初めての方でも「超楽しかった」と帰れるワンマン公演にしたいです。



石橋:今回で5回目のワンマン公演ですけと、一番大きい規模の会場だからドキドキも、ワクワクも両方してるんですけど。わたし、ステージの上から見えるペンライトの揺れる光が大好きなんです。もうあの光景を想像しただけで、すでに涙が出てくるように(ホントに涙ぐんでました)、当日は泣かせてじゃなくて、絶対に泣いてると思います。

伊藤:TA女子に入った当初は、まさか新宿BLAZEさんでワンマン公演がで出来るなんて想像もしていませんでした。そこに立てるのもファンのみなさんのおかげだからこそ、その感謝の気持ちを伝えながら、当日はパフォーマンスをします!!

山口:TA女子としては、今回で5回目のワンマン公演にもなるように、今までの中でも一番最高のライブをみなさんにお見せする気持ちでいれは、初めて観た方でも絶対に楽しませます。実際に、TA女子のライブパフォーマンスは素晴らしいことを保証しますから、ぜひ4月21日その新宿BLAZE公演に遊びに来てください。


TEXT 長澤智典
PHOTO UtaTen編集部



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