「Fling Posse」とは?
「Fling Posse」は『ヒプノシスマイク(通称:ヒプマイ)』という声優ラップバトルプロジェクトの中の、チームの1つです。
ヒプマイには、シンジュク・シブヤ・イケブクロ・ヨコハマ・オオサカ・ナゴヤのそれぞれのディビジョンを代表するグループが存在し「Fling Posse」はシブヤ・ディビジョンの代表です。
ヒプマイの中でも「Fling Posse」の楽曲は親しみやすい雰囲気で、ポップなサウンドの反面それぞれのキャラクターの個性が強く、中毒性があるチームとなっています。
「FlingPosse」の名前は「志を共にする刹那の友」という意味があるそうです。
その名前の通り3人はそれぞれ、同じチームの成功を志しながら別の目標も持っています。
このチームの各メンバーが最終的にどんな未来を迎えるのか、それもまた気になりますね。
個性・中毒性溢れるチーム!
ヒプマイの中でもポップなサウンドでありながら、個性が強すぎて思わず放っておけなくなってハマってしまうのが「Fling Posse」の魅力でしょう。ヒプマイの各キャラクターは、MCネームも持っています。
その愛らしさ、かっこよさから多くのファンを魅了する「Fling Posse」の各メンバーについて、MCネームも含めて詳しく見ていきましょう。
飴村乱数(あめむららむだ)
飴村乱数(あめむららむだ)のMCネームは「easy R(イージーアール)」です。
easy Rの意味は明白に公表されていませんが、キャラクターの性格から察するに恐らく「楽観的」「のんびり屋」などから来ていると言われています。
誕生日は2月14日のバレンタインデーで、職業はファッションデザイナーです。
身長155cmと小柄で年齢問わず女性のことは全員「お姉さん」と呼んでおり、その愛らしさで2次元・リアルの両方でたくさんの女性をとりこにしています。
しかし特定の恋人は作らず、実は喫煙者だったり頭脳派の弦太郎に「隙が全くない」と思わせたり、ミステリアスな面を持っているようです。
ラップの技術も群を抜いており、チームのリーダーでもあります。
飴村乱数の声はアニメ「ガンバレー部NEXT!」の柳田将洋、「アイドリッシュセブン」の二階堂大和、「A3!」碓氷真澄などを担当する白井悠介です。
夢野幻太郎(ゆめのげんたろう)
夢野幻太郎(ゆめのげんたろう)のMCネームは「Phantom(ファントム)」です。
幻・幽霊の意味を持つファントムですが、職業は売れっ子の作家。
ヒプマイで一番の嘘つきですが、話術が巧みなので相手に嘘だとバレません。
特にチームメイトの有栖川帝統を嘘でからかう時のやり取りが、面白いと人気のようです。
嘘をついた後に言い足す「まぁ嘘なんだけどね」の言葉が、幻太郎のお決まりのセリフになっています。
誕生日は4月1日で、作家という職業にもつながる通り人間観察が得意で、待ちゆく人々の半生や将来を想像することを趣味としています。
夢野幻太郎の声は人気アニメ「ハイキュー!!」の山口忠、「うちタマ?!〜うちのタマ知りませんか?〜」で岡本タマなどを務めている斉藤壮馬です。
有栖川帝統(ありすがわだいす)
有栖川帝統(ありすがわだいす)のMCネームは「Dead or Alive」であり、その名にふさわしく職業はギャンブラーです。
誕生日は7月7日の七夕で、これはおそらく「7」がギャンブルにおいて縁起のよい数字だから設定されたものと思われます。
「Fling Posse」の他メンバー2人には賢さがありますが、帝統は超がつくほどの感覚肌です。
思い切りのいい性格で、ギャンブルでは喜んで自分の命を賭けるほどの大胆さを持っています。
その反面、幻太郎にからかわれたり食べ物をもらっただけで人を信用してしまったりと、素直で憎めないキャラクターです。
有栖川帝統の声はアニメ「カードファイト!!ヴァンガード エクス」の士導イズルなどを演じる野津山幸宏がつとめています。
「Fling Posse」のおすすめ2曲!
ポップでおしゃれなラップミュージックを聴かせてくれる「Fling Posse」は、ラップファンはもちろん普段ラップをあまり聴かない人までも夢中にさせます。彼らのキャラクターが魅力的なのもありますが、確かなラップの才能とサウンドのクオリティの高さが1度ハマったら抜け出せない中毒性があるようです。
「Fling Posse」のファンの意見を参考に、彼らの中でおすすめの楽曲を2曲厳選して紹介します。
「Stella」
宇宙を思わせる壮大な内容な歌詞が印象的で、ピアノのサウンドにのせて物語りのプロローグのような語りからはじまる楽曲です。
作詞はヒップホップバンドAFRO PARKERの弥之助、作曲は弥之助とR&Bなどの作曲で有名なESME MORI、編曲はESME MORIが担当しています。
MVも宇宙と近未来を思わせるような幻想的なテイストを感じられ、ヒプマイのPVの中でも大々的に宣伝されるほどクオリティが高い楽曲です。
2019年4月24日リリースの、ヒプマイの1stフルアルバムである『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』に収録されています。
「Shibuya Marble Texture -PCCS-」
おしゃれなビートが心地よい、ミドルテンポのラップソングです。
3人全員にソロパートが設けられており、それぞれのキャラクター性がわかりやすく歌われています。
2018年7月18日にリリースされたシンジュク・ディビジョンである「麻天狼」とのバトルシングルの1曲で、作詞作曲は弥之助が担当しており、さらにダンスミュージックの作曲家であるAvec Avecが作曲・編曲に参加しています。
スクランブル交差点や109など、渋谷の街中のおしゃれな写真がPVには映し出されているのも印象的です。
「Fling Posse」の今後の活躍に注目!
「Fling Posse」は2020年3月にリリースしたアルバムが週間オリコンランキングで1位を獲得するなど、大変な人気を誇っています。
2次元の音楽グループとしてだけではなく、日本の今後の音楽業界に「Fling Posse」は大きな影響を及ぼしているようで、彼らのファンは日に日に急増しています。
これからも「Fling Posse」の活躍に注目です!
TEXT imahashimiwa