永久保存決定の最高傑作
『5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』から『君のうた』まで、実に64曲を収録したベストアルバムです。
間もなく活動休止を迎える嵐の集大成ともいえる傑作。ファンとしてぜひ手に入れて、永久保存版したい、豪華な内容になっています。
『5×10』のビデオクリップとメイキング映像を収録した初回限定盤①、歴代の嵐ライブを代表するような楽曲のライブ映像が収録された初回限定盤②と、豪華すぎる特典に目移りしそうですね。
その中から今回は、1枚目に収録された楽曲をまとめてご紹介します。
「A・RA・SHI」
嵐といえばコレ!というくらい、あまりにも有名な楽曲です。
グループ名を背負った、まさに「嵐」を代表する曲は「世界中に嵐を巻き起こしたい」というグループ名の由来にもつながるパワフルな歌詞が印象的。
嵐が風を呼び、雷で大地を照らすように、音楽界を圧倒的な存在感で照らす国民的アイドル「嵐」にふさわしい楽曲です。
真っ白い空間の中、カラフルな衣装でキレキレのダンスを披露する姿は、とても初々しく、若さ故の勢いに溢れています。
まだメンバーカラーもない衣装が、今となっては非常にレア。ぜひチェックしてみてください。
「SUNRISE日本」
嵐にとって2枚目のシングルである『SUNRISE日本』は「プロ野球ニュース2000」のテーマソングです。
若さ溢れる歌詞とメロディーは、デビュー間もない嵐にはぴったり。まさに「日の出」のような楽曲です。
デビューシングル『A・RA・SHI』を手がけた川村ケンスケが監督を務めたPVは、初々しい嵐を見ることができる、今となっては貴重なものです。
何かが始まっていく、これから動き出すようなワクワク感に満ちていて、スポーツ番組のテーマソングにもってこいですね。
若さ溢れるメンバーの歌声を聴けば、元気が出ること間違いなしです。
「HORIZON」
若者らしく、繰り返される日々にどこか退屈さを感じていたり、迫り来る危機もどこか他人事だったり。
どこにでもいる10代の等身大の気持ちを歌い上げた楽曲です。
まだデビューして間もない、まさに若者である嵐自身が歌うことで聴く人に響かせることができるのでしょう。
曲全体に漂う倦怠感と、楽観主義でつまらない日常を切り抜けようとするFIGHTが見える楽曲です。
「台風ジェネレーション-Typhoon Generation-」
二宮和也のセリフから始まる『台風ジェネレーション-Typhoon Generation-』は、ラップ始まりの『A・RA・SHI』、大野のソロ始まりの『SUNRISE日本』に続く第3弾シングル。
本人が考えたというセリフは、ファンにとっては大好きなメンバーの声を聴ける貴重なもの。
特に二宮推しのファンにとってはたまらないでしょう。
前半のゆったりとした曲調から、後半にかけてテンポアップしていく様は聴いていて気持ちがよく、ギャップを楽しめるのがこの曲の魅力です。
PVでは、曲調の変化に合わせて前半と後半で衣装替え。
メンバーの衣装チェンジと合わせて、目で楽しみ、耳で楽しむ、2倍味わえる楽曲になっています。