「We can make it!」
嵐のメンバーはアイドルとして、歌の仕事以外に俳優業もしているため、ドラマ主題歌を務めることがしばしばあります。
『We can make it!』も、松本主演のドラマ「バンビーノ」の主題歌になりました。
思わず一緒に歌い出したくなるような、明るく楽しい雰囲気の曲ですが、この曲には原曲があります。
Agnes Carlssonというスウェーデン歌手の「Love is All Around」という曲に、日本語の歌詞とラップを加えて完成したという、特殊な成り立ち。
嵐をきっかけに原曲の方も聴いてみると、これまでとは違った楽しみ方ができるかもしれません。
「Happiness」
タイトルから幸せいっぱいのこの楽曲は、櫻井と二宮が出演したドラマ「山田太郎ものがたり」の主題歌です。
PVではメンバーがゲームをしたり、バランスボールに乗ったりと、楽しいカット割りが満載。
曲を聴くだけでも楽しめますが、映像でも楽しみたくなる楽曲になっています。
歌番組でも披露される機会の多いこの曲は、サビでの走り出すような振り付けがとてもチャーミング。
5人のキラキラの笑顔とかわいいダンスも見逃せません。
「Step and Go」
嵐の歌とダンスをシンプルに味わえる楽曲です。
5人のハーモニーはもちろんのこと、嵐のリーダーであり、歌唱力の高さに定評のある大野智の美声を楽しむのにぴったり。
さらにキレがあってしなやかなダンスは一見の価値あり。
気になるPVは、メンバーのダンスをハイスピードカメラで撮影したもので、シンプルに嵐のかっこよさを楽しみたいファンにはたまらない内容です。
ぜひ、歌だけでなく映像の方もチェックしてみてください。
「One Love」
嵐の曲の中でもランキング上位に入り、カラオケでも人気の高い曲といえば『One Love』でしょう。
嵐人気の起爆剤ともいえる楽曲で「花より男子F(ファイナル)」の主題歌になりました。
100年の愛を誓うこの曲は、結婚式で使用されることもあり、ウェディングソングとしても人気を誇ります。
テレビで歌われる場面では、メンバーが真っ白な衣装で登場することも多く、まさしくウェディング。
恋ではなく永遠の愛を誓い合う、どこまでもロマンチックな歌詞がファンの心を鷲づかみにします。
人気が高いのもうなずける、嵐屈指のラブソングといえるでしょう。
「truth」
『truth』は、嵐のイメージをがらりと変えた一曲といえます。
華やかな嵐のイメージとはかけ離れた、ダークさと救いようのない悲しみが溢れています。
大野が連ドラで初主演を果たした「魔王」の主題歌であり、曲のテーマは「悲しみ・復讐・無常」。
ドラマで演じた成瀬領は、強い憎しみと悲しみを抱きながら復讐劇を繰り広げる役。
ほっこりとした大野のイメージとも、嵐が持つイメージともまったく異なるダークな楽曲は、まさに作品世界にぴったりです。
憂いを帯びた大野の表情と、しなやかなダンスを堪能できる曲でもあり、大野ファンにとってはたまらない曲でしょう。
嵐のひと味違った雰囲気を味わいたい人にも、おすすめの一曲です。
「風の向こうへ」
『truth』の両A面シングル曲で、こちらは北京オリンピック放送のイメージソングに抜擢されました。
ダークな雰囲気の『truth』とは打って変わって、爽やかな風を感じさせるアイドルらしい楽曲になっています。
また、この曲のテーマは「自分を超え、きみを超え、追い風の向こうへ」。
まさしくオリンピックにふさわしい、前向きで力強いテーマです。
興味深いのは、櫻井が手がけたラップ詞。自身が日テレ系の北京オリンピックキャスターを務めていたこともあり、選手への思いを乗せた歌詞になっているのです。
曲を聴く時には、ぜひラップ詞にも注目してみてくださいね。