年末年始はどのように過ごすか、もう予定は立てましたか?家でのんびりするならきっとテレビの特番も楽しむことになると思いますが、「NHK紅白歌合戦」も間違いなく気になりますよね。
この特集では7日間に渡って、歴代の紅白歌合戦をその年の出来事などを交えつつ振り返り、今年の第66回の放送を楽しむ準備を皆さんとしていきます。
昨日は第1回~第10回をご紹介しました。今日は昭和35年~44年編、第11回~第20回!
昭和36年第11回
放送時間は2時間40分と伸びているものの、出演者も54組まで増えたため、1人2分強という少ない持ち時間を活かせるテンポの良い歌が選ばれる傾向にありました。ちなみにふりかけの「のりたま」はこの年に生まれています。こちらも長い歴史ですね。
▽達者でナ / 三橋美智也
第11回の出演者・歌詞をみる
昭和37年第12回
「上を向いて歩こう」で話題になった坂本九が初出演。
▽上を向いて歩こう / 坂本九
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昭和38年第13回
吉永小百合などが初出演した第13回。この回から視聴率の調査がスタートし、なんとその結果は80.4%という驚きの数字でした。
▽寒い朝 / 吉永小百合,和田弘とマヒナ・スターズ
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昭和39年第14回
「こんにちは赤ちゃん」で梓みちよが初出演。同曲はレコード大賞も受賞しました。
▽こんにちは赤ちゃん / 梓みちよ
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昭和40年第15回
同年に東京オリンピックが開催された第15回。披露された楽曲も、西田佐知子の「東京ブルース」、ザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」、新川二郎の「東京の灯よいつまでも」、坂本九の「さよなら東京」と、オリンピックにちなんだものが多く見られました。ここで紅白もカラー放送スタート。
▽東京ブルース / 西田佐知子
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昭和41年第16回
三種の神器に続く“3C”が出てきたのもこの頃。カラーテレビの本格的普及が始まります。
▽あの娘と僕(スイム・スイム・スイム) / 橋幸夫
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昭和42年第17回
加山雄三が「君といつまでも」で初出演。同年はビートルズが来日し、グループ・サウンズが流行。日本の音楽に新しい風が巻き起こった年とも言えるでしょう。
▽君といつまでも / 加山雄三
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昭和43年第18回
山本リンダ、佐良直美など、J-POPの先駆け的存在が紅白歌合戦に初出演しました。
▽こまっちゃうナ / 山本リンダ
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昭和44年第19回
森進一、美川憲一などが初出演しました。森進一はこのときから今年まで48回連続で紅白出演。今年の48回目で最後の紅白とすることを発表しています。
▽花と蝶 / 森進一
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昭和45年第20回
同年はアポロ11号計画で人類が初めて月面着陸したことで賑わいました。
▽禁じられた恋 / 森山良子
第20回の出演者・歌詞をみる
初期J-POPといった音楽も紅白に現れ、ますます盛り上がりを見せた第11回~第20回。いかがでしたか?
明日は第21回~第30回を振り返ります。お楽しみに!