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【歌詞コラム】KinKi Kids「光の気配」で人生を振り返る!坂本真綾が紡いだ心に沁みる歌詞

ぎゅっとまとめ
  • 同世代アーティストのコラボが生んだ穏やかな大人のバラード
  • サビを繰り返すたびに変化する主人公の心境
  • 過去と未来の自分の為にも、今をしっかり生きようと思わせてくれる1曲

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2019年12月に発売された『光の気配』は、KinKi Kidsの41枚目のシングルです。アーティストとして、そして人として成熟した彼らが贈る至極のバラード。これまでの人生を振り返り、慈しむような楽曲になっています。さっそくこの曲の魅力をご紹介しましょう。

公開日:2020年6月14日 更新日:2020年6月17日

Column

kawer


この記事の目次 []
  1. ・同年代のアーティストが集結
  2. ・満たされない心情を言葉に
  3. ・サビと共に変化する主人公の心境
  4. ・過去を見送り、これからを生きていく

同年代のアーティストが集結


KinKi Kidsが40代に突入し、初めてリリースしたシングル『光の気配』。

彼らの安定した歌唱力はもちろん、ピアノをベースにシンプルな楽器編成で織りなす暖かいサウンドも印象的です。

リリース時に話題となったのが、大人気声優の坂本真綾が作詞を担当したこと。

KinKi Kidsと同年代の坂本は、子役として8歳頃から芸能活動を始め、その後声優として活躍しています。

その一方で、アーティストや女優、ラジオパーソナリティーやエッセイストなど、自身の才能をフルに生かした活動は多岐にわたります。

作詞活動は、過去にも他のアーティストに何度か詞を手掛けたことがあったようですが、男性アイドルに歌詞を提供したのはこの楽曲が初めてだったそうです。

KinKi Kidsと坂本真綾の共通点として「同年代であること」そして「幼少期から芸能界で活躍し続けてきたこと」という2点があげられます。

『光の気配』では、少し大人になった主人公が過去に感じた満たされない心を昇華させてあげる、そんな感覚が描き出されているのではないでしょうか。

長年にわたりそれぞれの道を築き上げてきたKinKi Kidsと坂本真綾。

そんな彼らが、自分の人生を振り返るかのように、優しくも少し切ないバラードを生み出しました。

さっそく歌詞の内容を見ていきましょう。

満たされない心情を言葉に


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この坂道の向こうに 朝焼けが待っているって
さっきラジオで聴いたんだ たぶん昔の歌だろう
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
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「坂道」とは何かを獲得するまでの苦労の道でしょうか。

そしてその坂道を登り切った先に「朝焼け」が待っています。

つまり、目標を達成しなければ見ることのできない景色が広がっているのでしょう。

----------------
今日まで僕が手に入れたものを数える
犠牲にししたもの 奪ったものはいくつ
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
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選んだ道があれば、それと同じ数だけ選べなかった道もあります。

人間は想像力が豊かな分、目の前にあるものよりも手に入らなかったものを考えがちなのかもしれません。

今、手の中にある物と引き換えに何を失ってしまったのか。

あるいは、これまで進んできた道とは異なる道を選んでいたらどうなっていたのかという思考が頭をよぎります。

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どこまで行けば僕は満たされるだろう
彷徨いながらあきらめ方も知らない
ただ かすかな光の気配が
歌声のように
僕を捉えて離さないんだ
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
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恐らく主人公はこれまで自分が志した道を究めるために、多くの努力を続けてきたのでしょう。

その途中で何度か目標は達成できたのかもしれません。

それでも、主人公にとっては、かつて夢に描いた他の道や経験できなかった世界が『光の気配』として感じられ、未だに魅了されているのでしょう。

サビと共に変化する主人公の心境


----------------
選ばなかった道はもう振り返らない
この先どこかで繋がるはずさ
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
----------------

2番に入ると少しずつ主人公の心境に変化が表れます。

これまでは一度道を選ぶと、選べなかったもう一方の道とは一生交わる事が出来ないと思っていました。

しかし、今進んでいる道を一生懸命生きていれば、いつか手放してしまったと思っていた世界と繋がる日が来るかもしれないと希望を掲げられるようになっています。

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飛び立った鳥がもう見えなくなってく
翼ひろげて 冷たい風に抱かれて
ただ かすかな光の気配を追いかけながら
僕も一緒に連れ出していく
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
----------------

「飛び立った鳥」はきっと選ばなかった世界を指しているのでしょう。

その手を完全に離れて姿が見えなくなっても、もう主人公に焦りはありません。

今まで辿ってきた道をこれからも歩みつづけることで、この「鳥」とまたどこかで会えるかもしれない、そんな期待を胸に生きていくのでしょう。

2番の最後は「僕も一緒に連れ出していく」という魅力的なフレーズで締めくくられています。

失った物に焦点を当てていた過去の僕が、考え方の変化によってその「しがらみ」から解き放たれ、自分の生き方を肯定できるようになったのではないでしょうか。

過去を見送り、これからを生きていく


----------------
どこまで行けば僕は満たされるだろう
問いかけながら 答えはないと知っている

ただ かすかな光の気配が
歌声のように あの鳥のように
僕を捉えて離さないんだ

飛んでいけ
≪光の気配 歌詞より抜粋≫
----------------

「問いかけながら 答えはないと知っている」という部分に主人公の心の成長を見ることが出来ます。

それは妥協でもなんでもなく、何かを掴んでおくことだけが人生ではないと気づき、辿り着いた答えなのでしょう。

遠く離れていったとしても、常に魅了され続けるものがあるのはとても素敵なことではないでしょうか。

曲の最後の「飛んでいけ」というフレーズは、まるで心のつぶやきが漏れ出たかのようです。

過去の全ての感情を送り出すと同時に「これからの人生がより豊かなものになりますように」という祈りや願いの気持ちが込められているのではないでしょうか。

『光の気配』はFNS歌謡祭をはじめ、様々な音楽番組で歌われています。

中でも、2019年12月25日に放送された「堂本兄弟2019 ハッピークリスマスSP」では、坂本真綾本人がコーラスとして参加し、素晴らしいコラボレーションを披露していました。

この曲は、歌詞や曲調が穏やかな雰囲気で、心に沁みるような不思議な魅力を持っています。

20年以上にわたり活動を続けるKinKi Kidsが今歌うことで生まれた「説得力」も、この曲が人々の胸を打つ理由の1つかもしれません。


TEXT kawer

KinKi Kids(キンキ・キッズ)は、ジャニーズ事務所に所属する日本の男性アイドルデュオである。 メンバーは、堂本光一、堂本剛の二人であり、同姓であるが血縁関係はない。 SMAPなどのバックダンサーとして活動をしたのち、1995年に赤坂の豊川稲荷神社でデビュー報告会見を行い、デビューが決···

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