シンガーソングライター瑛人の魅力とは
瑛人の楽曲『香水』は、10代~20代の若い世代を中心に利用されている短編動画アプリTikTokでヒットしました。その楽曲を聴いたファンのコメントによると若い世代だけでなく、フォークソングや歌謡曲を好む広い世代をも魅了してしまう、メロディや歌詞の抜群な才能がうかがえるようです。
瑛人のプロフィール
シンガーソングライター瑛人(えいと)は、1998年生まれで神奈川県横浜市出身。
幼い頃から歌うことが大好きだったようで、特技にカラオケ・ダンスを挙げています。
音楽のジャンルは関係なく、よい曲と思えば何でも聴いてたそうです。
その中で彼に大きな影響を与えたアーティストが、シンガーソングライターの清水翔太や平井大でした。
中学生のころは野球、高校生のころにはダンスに打ち込んでおり、本格的に音楽を始めたのは高校を卒業してからだったそうです。
1年間音楽学校に通い、ライブなどの音楽活動をスタートさせました。
TikTokで話題になり大ヒット
瑛人がヒットしたのは『香水』という、彼のオリジナルソングがTikTokでバズったのがきっかけでした。
瑛人がTikTokに『香水』を投稿したのは2019年4月でしたが、当時は特に話題になることもなかったそうです。
『香水』を投稿して1年経った2020年4月、この曲をカバーした動画をSNSやYouTubeに投稿するファンが徐々に増えていきました。
TikTokでバズり、同月のビルボード・ジャパンでのチャートで堂々の第1位を獲得。
瑛人自身も、予想もしなかった展開に驚いたと語っています。
ビルボードのチャートだけではなく『香水』は、人気音楽ストリーミングサービスのApple Music・LINE Music・Spotifyでも1位を取り、YouTubeに投稿していたMVも再生回数2300万回を超えました。
著名アーティストが瑛人の「香水」をカバー
TikTokで『香水』が話題になり、著名アーティストらも『香水』のカバー動画をインターネット上に投稿しはじめました。
その中でも話題になったのがFANTASTICS from EXILE TRIBEの中島颯太による、アコースティックギターと歌のみの弾き語り動画です。
絶対的影響力を持つアーティスト、中島颯太のカバーによって『香水』は更なるヒットを遂げることになりました。
『香水』はとてもシンプルなコードで弾きやすく、カバーしやすいのも人気となっ理由の一つともいえるでしょう。
瑛人の楽曲でおすすめ3選
瑛人の楽曲はYouTubeでも人気で、オリジナル曲はもちろん、カバー曲も話題になっています。瑛人の歌声が広い世代のファンを魅了している楽曲からおすすめ3曲を厳選してまとめました。
「香水」
楽曲も歌詞もともに瑛人が手掛けた、彼がヒットするきっかけとなった楽曲です。
2019年4月21日に音楽配信サービス各所にて配信限定でリリースされ、瑛人の代表曲となりました。
TBSの音楽チャートを扱ったテレビ番組CDTVや、各所でランキング上位を獲得しています。
ギターは小野寺淳之介が担当しておりMVには瑛人と小野寺、さらにダンサーのakari kamayachiが出演しています。
アコースティックギターとボーカルのみの素朴な楽曲と、シンプルなMVが瑛人の切ない歌声と歌詞をより魅力的にみせ、YouTubeにも「好きになった人の香り」に対して共感したというコメントが、相次いで寄せられているようです。
「おあいこ」
人気音楽ユニットハナレグミの名曲『おあいこ』を、瑛人とシンガーソングライターの松本千夏がカバーしているYouTubeの動画。
瑛人のオリジナル曲『香水』を知った後に、このカバー動画を見て瑛人にハマったファンも多いといわれています。
「えいととちなつ」として、男女のデュエット曲のようにアレンジされています。
松本千夏の艶のあるハイトーンボイスが、柔らかい瑛人の声に絡んで心地のよい1曲です。
ボーカルとアコースティックギターのみというシンプルな編成の中、楽曲の歌詞とメロディ。
何のごまかしもなく浮き彫りにされた生々しいサウンドが、多くのファンをとりこにしました。
もともと極上の失恋ソングとして『おあいこ』は人気でしたが、この音源からはさらにストーリー性を感じられます。
「HIPHOPは歌えない」
『HIPHOPは歌えない』は2019年4月21日にリリースされた、瑛人自身が作詞作曲したオリジナル曲です。
アコースティックギターと瑛人のボーカルのみのシンプルな音源で、ギターは小野寺淳之介が担当しました。
2020年5月4日に公開されたMVには瑛人の甥っ子と姪っ子が登場しています。
キャッチ―な歌詞とメロディで、一度聴いたら思わず口ずさみたくなるような1曲になっています。
そして、この楽曲もSNSやYouTubeでカバー動画を投稿するファンが続出しました。
ラフなリズムに飾りのない雰囲気のMVが心地よく、音源も最低限の加工のみの音で生々しさも感じられます。
いわゆる歌唱の実力が顕著になる環境化で録音されたことがうかがえ、彼が音楽家として「ホンモノ」であることが分かる音源です。
瑛人の今後の活躍から目が離せない!
SNSを中心に一般層の共感や注目を得た実力派シンガーソングライター瑛人は絶対的な才能を持っていたからこそヒットしたと言えるのではないでしょうか?
YouTubeにはライブ映像も投稿されており、インターネット上だけでなく彼の歌声を生で聴くこともできます。
ライブ情報や新たな楽曲のリリース情報など、瑛人の今後の活動に注目です。
TEXT imahashimiwa