さまざまな顔を持つアーティスト!
幾田りらはいろいろな顔を持ち、様々な音楽ジャンルの上で活動しているアーティストです。
アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとしての顔。
創作小説をもとに音楽を発信する、話題のユニット「YOASOBI」のボーカリストikuraとしての顔。
そして、19歳のシンガーソングライターとしての顔。
幾田りらはどんなアーティストで、どのような曲を歌っているのでしょうか。
その魅力を今からじっくり紹介します!
幾田りらとは?
幾田りらは、東京都出身の2000年9月25日生まれ。
2020年6月現在、19歳(大学2年生)のシンガーソングライターです。
家族の影響で幼い頃から音楽に触れ、次第にシンガーソングライターへの道を志した彼女は、小学6年生の頃に初めて作詞作曲をし、中学3年生から本格的に音楽活動をスタート。
16才の時に、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」に加入しました。
「ぷらそにか」とは、個々で活動しているシンガー・ソングライターたちによるアコースティックセッションユニットのこと。
2016年8月よりYouTubeにカバー動画をアップし始め、現在のチャンネル登録者数は13万人まであとわずかという、人気ユニットです。
メンバー全員がシンガー兼、多様な楽器を用いて演奏を行っており、カバー曲を中心とした動画を毎週金曜日に公開。ライブ活動も行っています。
ちなみに幾田りらは、ボーカル、ギター、トランペット、キーボードなどを受け持っています。なんとも多彩ですね。
2019年には、シンガーソングライター・ikuraとして、ボカロP・Ayaseと2人組音楽ユニット「YOASOBI」を結成。
「YOASOBI」では、小説投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽化し、人気が爆発。大きな話題となっています。
また、シンガーソングライター・幾田りらとして、2020年3月11日に2nd mini album『Jukebox』をリリースしました。
さまざまな顔を持ち、広く人々を魅了する幾田りらから目が離せませんね。
おすすめの曲を、3曲ご紹介!
幾田りらの歌声は伸びやかな声質が力強く、キラキラしたピュアな可愛らしさもあり、癒されますね。時に切なさに包まれ、胸を突かれてしまうこともあります。
彼女の透き通った美しい歌声は、一度聴いたら耳を離れませんよ。
それでは、幾田りらの特におすすめの曲を3曲、紹介しましょう。
「ロマンスの約束」は日常にあふれている
『ロマンスの約束』は2nd mini album『Jukebox』の収録曲で、作詞作曲は幾田りらです。
「口紅を溶かすようなキス」といった、とてもロマンチックな歌詞があふれており、優しさと、10代とは思えない大人の色気の感じられる歌声が素敵です。
この楽曲の配信日は、3月11日。
このMVを作るにあたって、福島県の会津若松で暮らす20代、40代、60代、といったさまざまな年代の夫婦を、実際に訪ねたのだとか。
幾田りらは「ありのままの日常の中で自然に溢れる笑顔が、ロマンスの在り処を教えてくれたように思います」とコメントを寄せています。
日常にあふれるロマンスを描きとり、ストレートな愛にあふれた1曲。
聴いていると、なぜだか涙が浮かんでくるような、心がとても温かくなる歌です。
優しいバラード「通り雨」
『通り雨』も、2nd mini album『Jukebox』の収録曲。作詞作曲は幾田りらです。
ギターと歌声が奏でる、優しい音色が素敵な楽曲。
「怖かった 切なくて痛い 縫われることのない 待ち針でいるのは」「あの時強がって泣けなかった 熱い雫が頰を伝う」など、印象的な歌詞が切なく胸に迫ります。
心に沁みるメロディと胸を突く歌詞。
そして、力強さと儚さを合わせ持った包み込むような歌声。
これでまだ10代とは、空恐ろしい可能性を感じさせますね。
これは外せない!「夜に駆ける」
「ikura」名義の幾田りらとボカロP・Ayaseからなるユニット「YOASOBI」。
2019年11月16日に公開したデビュー曲『夜に駆ける』は、小説「タナトスの誘惑」を元に作られています。
Spotifyの国内バイラルチャートやLINE MUSICの月間ランキングで1位を獲得した人気曲で、TikTokでも大きな話題となりました。
YoutubeにアップされたMVは、2020年6月現在、2800万PVを達成。押しも押されぬYOASOBIの代表曲です。
やはり、幾田りらの名前を一気に全国区にしたこの曲は外せませんね。
『夜に駆ける』は、アップテンポなメロディが印象的なナンバーの中毒曲。
これだけ聞いてももちろん素敵なのですが、原作小説を読んでから聴くと、全く違って感じられるのが、この楽曲のすごいところです。
「夜空に向かって駆け出した」などの歌詞も、MVの映像も、原作小説を読めば全て納得がいく面白い仕掛けになっていますよ。
ファンの力で、ライブから全国へ!
2020年3月11日、幾田りらの2nd mini album『Jukebox』がリリースされました。
『Jukebox』は、もともとは2019年11月に行ったワンマンライブのライブ会場限定でリリースされたものでした。
しかし、ライブ会場以外での発売を求める全国のファンの声を受け、全国のタワーレコードを皮切りに、各CDショップでの取り扱いがスタート。
ギターの弾き語りの印象の強い幾田りらにとって、初めてのバンドアレンジ音源となっています。
いつもとは違った幾田りらに魅せられますね。
もちろん、弾き語りライブのとても美しい歌声も、おすすめですよ!
ぜひ体感してみてください。
人気急上昇中の幾田りらの今後の活動に、ぜひ注目してくださいね。
TEXT 有紀
2000年9月25日生まれ、東京都出身。 “小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活躍し、シンガーソングライターとしても活動する幾田りら。 Google PixelのCMで『(THEY LONG TO BE) Close to you』や『Winter Wonderland』のカバーを歌唱するなどその歌声に注目が集まっており···