大人気アニメ「ヒロアカ」×ブルエン
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「僕のヒーローアカデミア」(以下、ヒロアカ)は、日本だけでなく世界でも愛されています。
2018年には「東京アニメアワード」のみんなが選ぶアニメの100選にもランクインし、劇場版は数多くのアニメ作品がある中、6位にランキングするほど大人気アニメです。
そんなヒロアカは落ちこぼれの主人公緑谷出久(通称 デグ)がヒーローを目指し奮闘するストーリーですあり、ヒロアカの世界観BLUE ENCOUNT(以下ブルエン)、が描く『ポラリス』の相性が抜群。
ヒロアカと『ポラリス』の2つの視点から歌詞に込められているメッセージを読み解いていきましょう。
守りたいものがあるからこそ強くなれる。
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あの日「守る」と決めた
約束はこの胸に
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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ヒーローにぴったりの「守る」という言葉。
主人公は誰かを守ることを自分の胸に約束を誓ったのでしょう。
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全てを失うことで
今 救える命があるのなら
喜んで全部をあげよう
この気持ちが初めての生きがいだ
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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たとえ自分のすべてを失っても、救える命があるのならば、喜んで自分の身を差し出そうとしている。
自分の命をかけることは、それなりの覚悟がないとできることではありません。
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傷跡はかくさないで
絶望も武器にして
生きると決めたんだよ
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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強さは今までの苦しい経験や悲しい出来事を乗り越えた先にあるものであり、生まれつき強さが備わっている人はいないということが、この歌詞からは読み取れます。
また、傷跡を隠さないところも、ひとつの強さになるのでしょう。
ヒロアカの主人公デグもブルエンも何度も傷付いたり、絶望を経験したからこそ、『ポラリス』の歌詞が多くの人に響くのかもしれませんね。
守ることが自分の使命
前半の部分では、自分に救える命があるのなら命を懸けてまで守ると約束した様子が描かれていました。
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誰かの懸けた命に
今 生かされながら戦ってる
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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誰かの命が自分にかかっている、または自分に命をかけてくれているのだとしたら、自分の命は誰かに生かされているのでしょう。
生かされながら戦っているのであれば、それは「使命」を意味するのはないでしょうか。
守るために戦う。これが共通する主人公とブルエンの使命なのかもしれませんね。
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今 生かされながら戦ってる
負けることはもう怖くない
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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何度も負けることよりも、自分が勝つことを諦める方が嫌だというのは、ヒーローだからこそ思うことなのでしょう。
また、負けることが怖くないのもこれまたひとつの強さですよね。
インタビュー記事によると『ポラリス』がリリースされた2019年は、ブルエンにとってバンドの活動の意味を模索していたようで、バンドの存続の危機もあったそうです。
だからこそ、このフレーズはブルエンだからこそ描ける歌詞であり、より力強いメッセージになったのでしょう。
本当の強さと真のヒーローとは?
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"強さ"は何かの上に立つため
在るんじゃない
大切なものを抱きしめるそのために
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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このフレーズには、本当の強さの答えが描かれています。
強さというと権力のような力を意味することもあり、時にはその強さで悲しいことが起こることもあります。
しかし、ここで描かれているように、本来強さというのは大切なものを守るためにあるのではないでしょうか?
そして、強い力があるのがヒーローなのではなく、誰かを守る強さがある人こそが真のヒーローなのかもしれません。
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精一杯この涙かきわけて
君に全てをあげるから
お願いどうか消えないでくれ
あの日「守る」と決めた
約束はこの胸に
消えそうな希望だとしても行け
≪ポラリス 歌詞より抜粋≫
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どんなにつらいことや悲しいことが起きたとしても、自分の命をかけてまで誰かを守ると約束すること。
その約束は負けそうな時、くじけそうな時に自分の胸の中で希望(ひかり)に変わり、自分を奮い立たせてくれるのかもしれませんね。
そんな強さと誰かを守ろうとするヒーローの姿がヒロアカの主人公であり、ブルエン自身でもあるのではないでしょうか。
また『ポラリス』は、「THE HOME TAKE」という動画で、ボーカル田邊俊一が一発撮りに挑戦しています。
より力強い歌声が一層胸に響き渡り、この曲がさらに好きになること間違いなしです。ぜひこちらの動画もPVとともにチェックしてみてはいかがでしょうか?
TEXT 萌依
《メンバー》 Vo. Gt. 田邊駿一 Gt. 江口雄也 Ba. 辻村勇太 Dr. 高村佳秀 熊本発、都内在住4人組。熱く激しくオーディエンスと一体になり、ダイレクトに感情をぶつける熱血なパフォーマンスが話題のエモーショナルロックバンド。 2014年9月にEP『TIMELESS ROOKIE』でメジャーデビュー。20···