1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. バンド
  4. Set Free

「Set Free」人懐っこい歌声とポップな世界が織りなすサウンドに期待が高まる!

京都を中心に活動するポップバンドSet Free。甘く漂う歌声が織りなす世界観が特徴の彼らは2019年「TOKYO BIG UP!」のグランプリに輝き、注目を集めています。バンドシーンに新たな旋風を巻き起こすであろう彼らの魅力を紹介します。

バンドシーンをポップに染め上げる新星

画像引用元 (Amazon)

皆さんは京都を拠点に活動している5人組ロックバンドSet Freeをご存知でしょうか?

国内でも有名な「RO JACK」入賞、さらに無差別級オーディション「TOKYO BIG UP!」の2019年度グランプリに輝きました。

2020年3月にはグランプリ特典として初の全国流通盤ミニアルバム「トースター」をリリース。

今、バンドシーンで注目を集めている若手といえます。

2014年結成された当初は清田尚吾とワイニーの2人で活動しており、2017年に初の音源となる自主制作盤「Set Free」をリリース。

2018年にメンバーが加入した後、メンバーチェンジを経て現在の5人体制となりました。

彼らの武器はロックとポップが共存した、甘くもクールなバンドサウンド。

漂うような柔らかいボーカルとキラキラとしたアレンジが、独特の世界観を作り上げています。

ジャパニーズポップスを感じる明るい世界

画像引用元 (Amazon)

Set Free最大の魅力は、彼らの織りなすポップな世界観にあります。

90年代に活躍した日本ロックバンドのポップさを吸収し、再構築したようなサウンド。

親しみのある、どこか懐かしいメロディは希望に満ち溢れています。

これらのイメージの大部分を担うのは、ボーカルのふわふわとした柔らかい歌声でしょう。

優しく語りかけるような歌い方に最適な、心地良いメロディセンスが爆発しています。

また、頼りなくもつい聴きたくなってしまうボーカルとバンドサウンドの親和性には目を見張るものがあります。

基本に忠実で、気をてらうような事はしていないのに新しさを感じるのは、彼らがポップを知り尽くしているからでしょう。

アコースティックギターやシンセサイザー、ギターカッティングなど曲によってメインの楽器を使い分け、それでいて彼らの世界には統一感があります。

儚くも明るい彼らの世界は、時代感覚を超えたユニバーサルなポップスとして君臨しています。

Set Free珠玉のポップソングを紹介!

ここからはSet Freeのオススメ楽曲を紹介していきます。

共通してキラメキに溢れた彼らの楽曲は、それぞれが似ているわけではありません。

同じ世界線に並んだ上で、異なった魅力をしっかりと放っています。

彼らの素敵な楽曲群は、あなたの生活に彩りを加えてくれるはずです。

「ヘビィメタ」

▲Set Free - ヘヴィメタ

「僕の中学生マインドを刺激するヘヴィメタ」という歌い出しから始まるこの楽曲。

そのサウンドはヘビーメタルとは大きくかけ離れており、一つの接点も見つかりません。

歌詞中には「赤い血」「地獄」「幽霊」とヘビーメタルを想起させる単語が散りばめられていることから、ヘビーメタルを彼らの世界観で表現したものであることがわかります。

しかし彼らのポップ力は非常に高く、一聴しただけではヘビーメタル要素を微塵も感じることはないでしょう。

曲調はミドルテンポ、柔らかいシンセサイザーと金物やタンバリンの音が印象的。

サビの割合が多くを占めており、伸びやかに歌う落ち着いたAメロが程よい高低差を生んでいます。

彼らの楽曲の中でも安定したスタンダードナンバーと言えるでしょう。

MVもどことなく90年代を感じるクラシックでシンプルな作りになっています。

いい意味で飾りっ気のない映像を合わせて視聴することをオススメします。

「トースター」

▲Set Free -「トースター」

初の全国流通盤ミニアルバムの表題曲である『トースター』は、80年代の懐かしいテレビ番組のような音色が散りばめられたアップテンポなナンバー。

サウンドに遊びが施されており、始まりから終わりまで飽きの来ない構成となっています。

この楽曲の魅力はそれだけではありません。

曲全体を通して人懐っこいようなメロディが張り巡らされており、特にサビの優しさに溢れたメロディは秀逸。

Set Freeの確かなメロディセンスを感じることのできる楽曲となっています。

表題曲というだけあって、彼らの世界にグッと引き込まれる中毒性が非常に強いです。

ボーカルの甘さとバンドサウンドのクールさを同時に楽しむことができます。

こちらのMVも、シンプルにライブハウスで撮影された古典的なもの。

楽しそうに演奏する彼らの姿が幸福感を増してくれます。

「月に向かって」

▲月に向かって - Set Free (Official Lyric Video)


現時点での最新リリースとなる『月に向かって』。

この楽曲は彼らの中では珍しく、クールさが前面に押し出されたものとなっています。

怪しく誘う鍵盤の音色を基調とした、月夜に吸い込まれていくような雰囲気を持つサウンド。

スラップベースや細かく刻んだドラムのビートなど、他の楽曲では聴くことのできないバンドアレンジです。

優しいメロディは健在で、変わらない安心感を与えてくれますが、サウンドが変わることで違った印象に。

ラストサビにのみ登場するメロディは、何度でも聴きたくなる懐かしさを持っています。

MVはリリックビデオ形式となっているので、歌詞に触れながらSet Freeの世界を楽しんでみてください。

ポップサウンドが日本に鳴り響く日も近い

▲Set Free - ルイ13世(Official Remote Session)

京都を拠点に活動する5人組ポップバンドSet Free。

彼らが織りなす世界の魅力を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

コロナ渦中にあり、現在ライブ情報などは未定ですが彼らの活動は今後大きく広がっていくはずです。

ボーカル清田がツイキャスでライブ配信を行うなど、時代に合わせた活動も予想されます。

彼らの躍進を見逃さないように、情報をチェックしてみてください。


TEXT 富本A吉

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約