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Lenny code fiction・片桐航の映画音楽論<vol.1>「Guava island」

4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo.&Gt.)を務める片桐航の歌詞コラム連載【映画音楽論】がスタート!大の映画好きでも知られる彼の視点から、お気に入りの映画とその作品に使用されていた楽曲について言葉を綴っていきます。第1回目は、「Guava island」に使用されている「This is America」。

映画音楽論:「Guava island」

画像引用元 (Amazon)


Guava island

まずは2020年観た中で
今のところ一番好きやった映画から

主演は
ドナルドグローバーと
リアーナ

どちらも歌手として活動している2人

結論から言うと
全ての芸術家にみてほしい作品
何かを作る人何かで人を喜ばしたい人
その全員にみてほしい

この映画で伝わってくるのは
音楽とは何なのか
ということ

小さな町で
ある1日禁止された音楽。
町で唯一のミュージシャン
音楽を求める人々
それを阻止する権力者

その中で何を話して
何を伝えて
音楽にどの様に価値を与えるか

その姿をみているだけで
本当は何のために奏でるのか
本当は何の為に創作するのか
考えた後に
また新しい糧になる一作


作中
主人公ドナルドグローバー
(チルディッシュ ガンビーノとして音楽活動をしてる)が
歌い、ミュージカルの様になるシーンがある

そこで流れるのが
2018年世界を震撼させた
あの「This is America」という曲

アメリカはこうだ
わかるか?
陽気な主人公の頭に
少しだけ血が上った時
曲が始まる

”This is America
Don’t catch you slippin’ up
Don’t catch you slippin’ up
(油断すんじゃねぇ)
(油断すんじゃねぇ)”


この映画は
This is Americaの
第二のMVと言える。
見終わった後に平和な物語と取るか
これが現実。今起きてる世の中はこれが現状と取るか
人によって違う

自分は
これが現実
This is America
何が起きているか教える

という作者の奥の奥にある
意味を捉えた気がした

作中ゆっくり流れる時間
綺麗な光
青と赤の使い方が素晴らしくて
ずっと温かくて気持ちのいい
フィルム映像の奥の奥に

あなたは何をみるか

TEXT 片桐航




紹介された楽曲「This is America / Childish Gambino」




Lenny code fiction 新曲『the last words』歌詞公開中!



2020年新型コロナウイルスの影響により、ツアーや数多くのイベントが中止された今だから聞いてほしい曲です。

コロナウィルスの感染拡大による現状を生きていく中で、当たり前の日常が当たりまえではなくなってしまった。

当たり前のことなんで、実はないのかもしれない。

命がいつ終わるかなんて誰にも分からない。

今、隣にいてくれる人をどうか大切にして欲しい。 片桐航


片桐航


4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo/Gt.)を務める。1993年生まれ、滋賀県出身。

大の映画好きで、1日に3本以上の映画鑑賞を行い、年間200本以上の映画を鑑賞をしている。

映画や小説などを好んでおり、そこでインスパイアを受けた世界を自身の音楽活動に活かしている。

片桐 航を中心に滋賀で結成された4人組ロックバンド。 Vo.片桐が映画から影響を受け、「欲望」「反骨」「愛おしさ」のような誰しもが持つ感情にフォーカスを当てた歌詞とバンドアンサンブルを軸にした楽曲が魅力。それらを表現し観客と共有するようなライブを追求している。全国ツアーの開催や大型···

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