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Lenny code fiction・片桐航の映画音楽論<vol.4>「さよならの朝に約束の花を飾ろう」

4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo.&Gt.)を務める片桐航の歌詞コラム連載【映画音楽論】の第4回目。今回は、「さよならの朝に約束の花を飾ろう」に使用されているrionos「ウィアートル」について片桐航が綴ります。

映画音楽論:「さよならの朝に約束の花を飾ろう」

画像引用元 (Amazon)


さよならの朝に約束の花を飾ろう

エンディングを聴くだけで
この映画を観終わった後に
その曲を聴くだけで

映画の全てを思い出して
その愛に感銘して
泣くことの出来る曲と映画を教えたい

「さよならの朝に約束の花を飾ろう」

体験したことのない愛を知ることが出来る映画の一つ


愛と言っても、恋愛の愛ではなく
家族ともまた少し違う
人間と人間の深い深い愛


ある場所に歳をとらない一族がいました
その一族の掟は
自分達の一族と出会って愛してはいけない
その理由は必ず「別れ」が来るから


そんな一族の少女が普通の人間の赤ちゃんを
育てる話


わからないこと
だけど強くならないといけないこと
どうしようもない事に悩まされて
それでも乗り越えて


全部全部愛のため
全部全部大切な何かのため


人よりゆっくり進む時間の中で
ゆっくりゆっくり成長していって

その姿を観てるだけで
その頑張りをみてるだけで
心の底から愛を感じて
気付けば泣いている


どうしようもない事を背負ってる人に
もしかすると何か与えてくれるかもしれない


この映画を
自分は何度も何度もみた
どこか足りない愛を探したかったから


考えず
身を任せて
このストーリーに寄り添えばいい
それでいい

そうすると
エンディングが流れてくる


ゆったりとしたピアノに
透き通る声


静かに静かに
始まるその曲の中で

自分の小さな泣き声も聞こえて


その涙が
心をこれ以上にないほど
温める


「ウィアートル/rionos」


TEXT 片桐航


紹介された楽曲「ウィアートル/rionos」



Lenny code fiction 新曲『the last words』歌詞公開中!



2020年新型コロナウイルスの影響により、ツアーや数多くのイベントが中止された今だから聞いてほしい曲です。

コロナウィルスの感染拡大による現状を生きていく中で、当たり前の日常が当たりまえではなくなってしまった。

当たり前のことなんで、実はないのかもしれない。

命がいつ終わるかなんて誰にも分からない。

今、隣にいてくれる人をどうか大切にして欲しい。 片桐航

片桐航


4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo/Gt.)を務める。1993年生まれ、滋賀県出身。

大の映画好きで、1日に3本以上の映画鑑賞を行い、年間200本以上の映画を鑑賞をしている。

映画や小説などを好んでおり、そこでインスパイアを受けた世界を自身の音楽活動に活かしている。

片桐 航を中心に滋賀で結成された4人組ロックバンド。 Vo.片桐が映画から影響を受け、「欲望」「反骨」「愛おしさ」のような誰しもが持つ感情にフォーカスを当てた歌詞とバンドアンサンブルを軸にした楽曲が魅力。それらを表現し観客と共有するようなライブを追求している。全国ツアーの開催や大型···

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