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Lenny code fiction・片桐航の映画音楽論<vol.7>「WE ARE LITTLE ZOMBIES」

4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo.&Gt.)を務める片桐航の歌詞コラム連載【映画音楽論】の第7回目。今回は、「WE ARE LITTLE ZOMBIES」に使用されているLITTLE ZOMBIESの「WE ARE LITTLE ZOMBIES」について片桐航が綴ります。

映画音楽論:「WE ARE LITTLE ZOMBIES」

画像引用元 (Amazon)


WE ARE LITTLE ZOMBIES

映画を観ていて
こんな発想どうやったら生まれてくるんやろ
と思うことがある

撮り方であったり
編集であったり
もちろんストーリーであったり


WE ARE LITTLE ZOMBIES


この映画は
アイデアの宝庫
始まりから終わりまで
1人の人間が考えうるアイデアのボリュームを
超えて来るほどの映画愛と編集愛

とにかく新しい発見と衝撃がある
目まぐるしいアイデアに溺れるもよし
アイデアは置いといて
物語に包み込まれるもよし



ストーリーは
感情の薄い、ちょっと大人ぶった4人が
バンドを組む話なんですけど


そのバンド
「LITTLE ZOMBIES」が出す
WE ARE LITTLE ZOMBIESという曲

----------------
ママも パパも ボクも キミも
ルビーの靴の似合う あの子もいない
テレビ ラジオ スマホ 空の青さ
そもそも見たい ものがない
≪WE ARE LITTLE ZOMBIES 歌詞より抜粋≫
----------------

この冒頭の歌詞

この作品を見れば見るほどにいい歌詞に感じる
気力のない中に
発想の玩具箱

この発想の曲作りも
今までの生き方じゃ出来そうにない


考え抜かれた演出の中に
少年少女の「真っ直ぐなひねくれ」が光る
WE ARE LITTLE ZOMBIES


何もない日の昼間から夕方
1人きりの深夜
寂しさと同居した瞬間に
心の隙に入り込まれたら
一生貼り付いてとれない


そんな映画



「LITTLE ZOMBIES/WE ARE LITTLE ZOMBIES」


TEXT 片桐航

紹介された楽曲「LITTLE ZOMBIES/WE ARE LITTLE ZOMBIES」



Lenny code fiction 新曲『the last words』歌詞公開中!



2020年新型コロナウイルスの影響により、ツアーや数多くのイベントが中止された今だから聞いてほしい曲です。

コロナウィルスの感染拡大による現状を生きていく中で、当たり前の日常が当たりまえではなくなってしまった。

当たり前のことなんで、実はないのかもしれない。

命がいつ終わるかなんて誰にも分からない。

今、隣にいてくれる人をどうか大切にして欲しい。 片桐航

片桐航


4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo/Gt.)を務める。1993年生まれ、滋賀県出身。

大の映画好きで、1日に3本以上の映画鑑賞を行い、年間200本以上の映画を鑑賞をしている。

映画や小説などを好んでおり、そこでインスパイアを受けた世界を自身の音楽活動に活かしている。

片桐 航を中心に滋賀で結成された4人組ロックバンド。 Vo.片桐が映画から影響を受け、「欲望」「反骨」「愛おしさ」のような誰しもが持つ感情にフォーカスを当てた歌詞とバンドアンサンブルを軸にした楽曲が魅力。それらを表現し観客と共有するようなライブを追求している。全国ツアーの開催や大型···

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