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Lenny code fiction・片桐航の映画音楽論<vol.11>「街の灯」

4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo.&Gt.)を務める片桐航の歌詞コラム連載【映画音楽論】の第11回目。今回は、「街の灯」からインスパイアを受けて制作したLenny code fictionの「オリオン」について片桐航が綴ります。

映画音楽論:「街の灯」

無声映画という映画を見たことがありますか?


オレはなかなか手が出せなかった
遥か昔の歴史上の作品やと思ってたから


今から90年ほど前
「街の灯」

という名作映画が生まれた。


主人公は
皆さんが一度は見たことあるであろう
チャールズチャップリン
世界の喜劇王


無声映画とは
音楽が流れる中
セリフを話さず
時々入る文字のあらすじやセリフで
楽しむ映画の事で

現代映画ではほとんどない


おすすめはこの時代の背景を考えてみる事
PCなんかあるはずもなく
全てがフィルム
ならどうやって編集していた?
それは、フィルムの切り貼り

写真みたいな長い長いフィルムを
切ったり貼ったりで
そのストーリーを作る
気が遠くなるような作業


それを知った上でみると
こんなにも精巧に作られている事にかなりの驚きと感動!


ストーリー

主人公は街角で盲目の花売り娘と出会い一目惚れしてしまう。
自分の身分を偽って彼女に近付く内にお互いの気持ちが徐々に変化していくというもの


なかなかネタバレせず
説明するのは難しいけれど
セリフが無いからこその感動が最後に待ってる
凄く心が温かくなる

表情が
物語るストーリーラストは
一生忘れることは出来ず
みてよかったーーと思える1作


4.5年ほど前に
この映画をみて
一曲かきあげた

その時は歌詞はなかったけど
この温かい気持ちを自分なりに音にしてみた


Lenny code fiction
オリオン

という曲
メロディと空気感はすぐに浮かんできた
凄く印象に残る映画をみたあとは
いつもそうやってイメージが湧き上がる


思い出すだけで
全体的に
心が温かくなる

「オリオン/Lenny code fiction」

TEXT 片桐航


紹介された楽曲「オリオン/Lenny code fiction」



Lenny code fiction 新曲『the last words』歌詞公開中!



2020年新型コロナウイルスの影響により、ツアーや数多くのイベントが中止された今だから聞いてほしい曲です。

コロナウィルスの感染拡大による現状を生きていく中で、当たり前の日常が当たりまえではなくなってしまった。

当たり前のことなんで、実はないのかもしれない。

命がいつ終わるかなんて誰にも分からない。

今、隣にいてくれる人をどうか大切にして欲しい。 片桐航

片桐航


4人組ロックバンド・Lenny code fictionの(Vo/Gt.)を務める。1993年生まれ、滋賀県出身。

大の映画好きで、1日に3本以上の映画鑑賞を行い、年間200本以上の映画を鑑賞をしている。

映画や小説などを好んでおり、そこでインスパイアを受けた世界を自身の音楽活動に活かしている。

片桐 航を中心に滋賀で結成された4人組ロックバンド。 Vo.片桐が映画から影響を受け、「欲望」「反骨」「愛おしさ」のような誰しもが持つ感情にフォーカスを当てた歌詞とバンドアンサンブルを軸にした楽曲が魅力。それらを表現し観客と共有するようなライブを追求している。全国ツアーの開催や大型···

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