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【歌詞コラム】孤独と絶望に寄り添う、奥田美和子の「青空の果て」

「こんなに暗い歌があるの!?」と思わせたと同時に、多くの人の心に入り込んできた奥田美和子さんの「青空の果て」。

公開日:2016年2月16日 更新日:2016年6月30日




「こんなに暗い歌があるの!?」と思わせたと同時に、多くの人の心に入り込んできた奥田美和子さんの「青空の果て」
2003年11月に彼女の3枚目のシングルとして発売され、原作がベストセラーであり実話でもあるTBS系ドラマ「ヤンキー母校に帰る」の主題歌にも起用されました。
歌詞は、「ヤンキー母校に帰る」の主人公が受持つ生徒と同世代の16歳の高校生が抱く絶望と希望をテーマに書かれていて、初めて聴く人に衝撃を与えました。
またPVは歌の世界観を重視し、顔を黒く塗る・前髪で顔を隠す・モノクロ加工する等、ビジュアル面の露出を避けるように撮影されています

そんな奥田美和子さんの「青空の果て」の歌詞はコチラ

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ほんとうは屋上(ここ)から飛び降りたかった
わたしの居場所 どこにもなかったから
あなたに あなたに出逢うまでは

青空の果てまで 手を離さないで
いっしょに屋上に のぼってくれますか?
あの空の下に 置き去りにしてる
制服のわたし

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今ある命よりも「死」を受け入れたいと願ってしまうほどに、現実に心を打ち砕かれてしまった彼女。私の知人が丁度同じ年頃の時に、「死にたいと1度も思ったことのない人なんて、この世にいるのかな?」と言っていたことを思い出します。もしかしたら少女が持つ悲しみは、この年頃を生きた人なら誰もが経験しているものなのかも知れないですね。

少し怪訝に思ってしまうのは、やっと心を許せる相手にであったのに、その相手と屋上に登りたいという部分。多分、大多数の人は、こんな精神状態の時に心を許せる相手が出来たら自殺を思い留まるのだろうけれど、彼女はその相手と心中したいと思ってしまったのか、「一緒に屋上に登ってくれますか?」と言っているのです。

ですが、最後にはちゃんと希望も描かれています。「あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし」の部分。ここで、「制服を着ていたのは過去のこと」とし、「今は無事に大人になったけど、あの頃はとても辛かった」と、そんな様子が窺えます。

ちなみに、この曲の別バージョンである楽曲「絶望の果て」という曲も制作されていて、アルバム「二人」に両方とも収録されています。「絶望の果て」は「青空の果て」に比べ、意外にも暗い表現が控えられていますが、それ以外は歌詞はほとんど同じです。

この曲は全体的に暗くて、絶望感に溢れている曲ですが、それがちゃんと過去のことになることも教えてくれています。今絶望感に苛まれている人はこの曲に寄り添ってもらい、過去にこんな気持ちを経験したことがある人は、この曲を聴きながらその頃の自分に寄り添ってあげて下さいね。

TEXT:rie-tong

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