「on eST」ライブ映像DVD&Blu-rayが発売決定!
2020年にジャニーズから華々しくデビューしたSixTONES(ストーンズ)。それから約1年後、グループ初となるアルバム『1ST』をリリースし、そのジャンルレスな楽曲の数々で音楽業界を沸かせました。
アルバムリリースと同時にアリーナツアー「on eST(オンエスト)」を開催しますが、新型コロナウイルスの影響で3月21日までの公演は中止に追い込まれます。
ツアー初日となった横浜アリーナ公演は、急遽無観客配信という措置をとり、3月の北海道公演から再び有観客のライブを開催しました。
10月20日にリリースが決定したDVD&Blu-rayの初回盤・通常盤共通のDISC1には、6月7日の横浜アリーナ公演が収録されています。
感染拡大を防ぐため、厳戒態勢の中で敢行されたコンサートでしたが、SixTONESはファンの存在のありがたさをかみ締めながら「est(最大限)」のパフォーマンスを披露しています。
今回はカップリング曲を中心に、一部抜粋しながら「on eST」の様子をお伝えしていきましょう。
【SixTONES検定】スト担必答!全問正解目指していっちゃお~!!
「Mad Love」
オープニングを飾ったのは『Mad Love』。メインステージは白幕で覆われ、投影された映像に『Mad Love』の歌詞が並びます。
さらにその向こう側に浮かび上がるのは、メンバーのシルエット。
すぐそこにいるのに、まだその姿を直視できない演出が、もどかしくも観客のテンションを上げていきます。
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We're making lo-lo-love
Come get you, Ready or not
The way you touch me, Kiss me got me going “RAM-PAM-PAM”
≪Mad Love 歌詞より抜粋≫
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男女の危うい関係を描いた楽曲の妖しさが、SixTONESらしさを絶妙に引き出しています。
この楽曲を作詞したのは、ONIGASHIMA。
彼は『Telephone』や『RAM-PAM-PAM』の作詞も手掛けており、田中のラップパートではセルフサンプリングした「RAM-PAM-PAM」が存在感を放っています。
「Dance All Night」
続く『Dance All Night』で、ついにSixTONESが奈落から登場します。この楽曲の特色は、EDMで構成されたエレクトロな雰囲気。
その近未来的な特色にぴったりなロボットダンスは、1度見ればクセになることでしょう。
徹底した世界観が魅力的なこの楽曲では、全面的にテクノボイスが取り入れられています。
その機械的な音質と、メンバーの厚みのある声とのギャップが、さらにこの楽曲の個性を生み出しています。
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Dance all night
Just take it to the floor, Keep on groovinʼ
Dance all night
You got to feel the vibe
You hear the melody
Everybody, Put them in the air
Let's stay up all night
And dance all night
≪Dance All Night 歌詞より抜粋≫
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驚くべきは、ダンスと歌のクオリティーの高さだけではありません。
こちらも全編英語詞の楽曲なのですが、発音への力の入れ方が尋常ではありません。
ここまで様々な点において遜色なく、ライブ感満載のパフォーマンスが出来るグループはきっと多くはないでしょう。
「Telephone 1ST ver.」
SixTONESの新たな一面を開花させた楽曲と言っても過言ではないのが『Telephone』です。今回は1ST ver.ということで、間奏のインストでは躍動的なダンスもたっぷりと披露しています。
京本と松村がそれぞれ繰り出す、サビ前のキメポーズは、セクシー過ぎてファンの方は発狂すること間違いありません。
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ただ Give me a call 今夜こそ Get it (Tell me how you feel)
受話器越しの声 Make me go crazy
お望みのまま Can be together, Can be together
はぐらかさないで Be my baby
もうありのままで Making love
≪Telephone 1ST ver. 歌詞より抜粋≫
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『Telephone』は楽曲の中に緩急がハッキリついていて、とにかく飽きさせません。
相手を誘う歌詞とリンクした「セクシーかつワイルドなパフォーマンス」は至高です。
「S.I.X」
『S.I.X』では、SixTONESらしい「治安の悪いカッコよさ」を存分に振りまいています。この楽曲は『1ST』を制作した際に、ファン参加型の楽曲を作りたいという想いから、クラップ音などを取り入れています。
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Clap your hands now 手をたたけ
Once again let me hear you clap your hands
ありのまま Just dance 飛び跳ねろ Jump
フロア中響かせろ Let's go!
フロア中響かせろ
SixTONES gonna make your hands clap
≪S.I.X 歌詞より抜粋≫
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コロナ対策ということで、今回のアリーナツアーでは観客が声を出せない環境でした。
そんな中でも手拍子で参加できる『S.I.X』は、メンバーの希望を最高の形で実現させた楽曲ではないでしょうか。
「Call me」
切ない片思いを描いた『Call me』。全編英語詞とは思えないほどナチュラルに歌い上げています。
『S.I.X』や『Special Order』でワイルドさを全面に打ち出してきたところから一転、『Call me』では抜け感のある大人の爽やかさで勝負しています。
----------------『Call me』はぜひ日本語で歌詞の意味を把握しながら聴いていただきたい楽曲です。
Baby won't you call me, call me
Anytime you need somebody to love
Even if there ain't any room for me inside of your heart
Baby won't you call me, call me
I'll be there to wipe your tears
Gimme, gimme, gimme a chance to love you
Let me love you
≪Call me 歌詞より抜粋≫
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好きな女性に相手がいると知りながらも、彼女の幸せだけを願ってひたむきに思い続けるひたむきな男性心理が美しく描かれています。
「NEW WORLD」
デビューシングル『Imitation rain』のカップリングに収録されている『NEW WORLD』。この楽曲はデビュー前の険しい道のりと、SixTONESのこれからに向けた展望を描いた楽曲です。
ジェシーのソロを聴くと、デビューのもっと前からSixTONESは始まっていたんだと感じさせてくれます。
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あの日の偶然の出会いから
始まった 僕らのストーリー
きっと奇跡なんだ
≪NEW WORLD 歌詞より抜粋≫
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ライブではSixTONESの生歌の強さで裏打ちされたパフォーマンスで、楽曲の良さをさらに引き出しています。
後奏では静かにメンバーを1人ずつ数え、最後にファンもその仲間に入れてくれる優しさが感じられます。
「“Laugh” In the life」
SixTONESのライブで盛り上がるのには欠かせないのが『“Laugh” In the life』です。メンバーの明るい爽やかな美声は、この楽曲特有かもしれません。
高地と田中の煽りや、ボーカルラインのハモリなど、まさに「これが聴きたかった」が全て詰まった楽曲です。
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Everybody say Oh! "Yeah!!"
Come with us Oh! "Yeah!!"
楽しみ尽くす "今"逃さないように
Everybody say Oh Yeah!!
Come with us Oh Yeah!!
もうHappy-Glad-Lucky-Loveのフル
コース
≪“Laugh” In the LIFE 歌詞より抜粋≫
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デビュー前のオリジナル感と、今しかできないライブ感たっぷりのステージが融合しています。
まず自分達が楽しもうとするSixTONESの姿勢が溢れ出した楽曲です。
「Strawberry Breakfast」
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Strawberry Breakfast 世界が恋する
Heroine に最高の Kiss を Just for you
君が居れば僕の朝 名場面に変わって
I love the way you are, Oh yeah…
Strawberry Breakfast 今世紀最大の Hit
主演女優賞をあげる Just for you
何気ない日々の全てが 名作に生まれ変わる
I wear a black suit, Door を開け See you later
≪Strawberry Breakfast 歌詞より抜粋≫
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『Strawberry Breakfast』はYouTubeで公開されたMVが話題を呼び、ファン人気も高い楽曲です。
サビで花道を闊歩する姿が、まるでレッドカーペットを歩く俳優さながらで、楽曲の内容とマッチしています。
何気ない1日が、大切な人と一緒ならば最高の1日になる喜びをロマンチックに歌い上げています。
「Bella」
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(Ayy) Sexy señorita
(Ayy) Juicy booty señorita
(Ayy) Ma-ma-ma Mamacita
Yeah baby Yeah You Killa!
≪Bella 歌詞より抜粋≫
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女性を大胆に誘惑する『Bella』は、田中の煽りから完全にラテンの世界へと誘われていきます。
この田中の声の使い方が楽曲のテイストにとてもマッチしていますよね。
照明の使い方も斬新で、白光を一カ所に集中させることでメンバーの姿を隠し、ソロのメンバーを際立たせる演出も取り入れられています。
振付もしなやかで、女性的なセクシーさも表現しています。
「Lifetime」
『Lifetime』は壮大なスケールで描かれたバラードです。歌のみで魅せる楽曲なので、それぞれのソロも楽しむことが出来ます。
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君と超えてく Hard times
We're gonna make it last forever
Let's promise we'll look out for each other
今も 忘れない 変わらない Memory
君と生きてく Lifetime
My lifetime
≪Lifetime 歌詞より抜粋≫
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歌詞にはSixTONESのこれからに対する想いや、ファンへの熱いメッセージが込められています。
特にメンバーの声の重ね方がとても丁寧な『Lifetime』。
6人の声が合わさることで、歌詞に更なる説得力とエネルギーが生まれました。
「うやむや」
アンコール1曲目に披露されたのが『うやむや』です。ボカロ風ということもあり、とにかく言葉数が多いこの楽曲。
その難易度に果敢に立ち向かうSixTONESのパフォーマンスは、流石のクオリティーでした。
頑張って歌おうとする田中の周りに、森本とジェシーが集まる微笑ましい場面も。
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点は繋がれて海超え
山超え蔓延る人波乗り超えて
いじける間もなくここから始まる
嬉し涙なぞまだ早い
≪うやむや 歌詞より抜粋≫
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ステージを見ていると図らずも「点は繋がれて」が、SixTONESとファンの繋がり、そして「海超え山超え」の部分は、このコンサートのために様々な方面から集まった人々の状況に重なります。
そして「嬉し涙なぞまだ早い」という歌詞には、残念ながら今回のツアーで回りきれなかった会場へ、また必ず戻るという気概を感じられます。
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真っ暗に光るは太陽
はつまりアイツは最高
なんてことじゃないのさ相棒
されどお近くへ
≪うやむや 歌詞より抜粋≫
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この楽曲のキーワードでもある「お近くへ」で、ファンの近くに回ってきてくれるのも嬉しいポイントですね。
バックスクリーンにはMVのアニメーションが映し出され、会場のテンションも最高潮に盛り上がります。
疾走感と清涼感が凝縮された魅力的なステージとなりました。
SixTONESの“高いライブ力”
いかがだったでしょうか?この「on eST」ではSixTONESの“ハイクオリティーなライブ力”を存分に味わうことが出来ます。
残念ながら全曲に触れることは出来ませんでしたが、ご紹介した以外にも表題曲やユニット曲など魅力たっぷりな楽曲が収録されています。
その全貌は、ぜひDVDやBlu-rayを手にとってチェックしてみてください。
また、初回盤・通常盤にはそれぞれ異なる特典が収録されています。
初回盤にはメンバーがライブ映像を鑑賞しながら語る裏話や思い出話を収めた「ビジュアルコメンタリー」、そしてYouTubeで公開されている『うやむや』『Lifetime』『Strawberry Breakfast』のMV、さらに『Strawberry Breakfast』の完全メイキングも収録されています。
そして通常盤には、ライブの舞台裏がドキュメンタリーとして収録されています。
どちらもファンにとっては見逃せない映像特典なので、気になっている方は公式HPで詳細をチェックしてくださいね。