sloppy dim(スロッピーディム)ってどんなユニット?
sloppy dimは1999年生まれの男性2人組で構成されたラップユニットです。
主な活動拠点は兵庫県で、2019年頃に「minority」という楽曲で爆発的に知名度をアップさせました。
sloppy dimが設立されたきっかけは、2人が学生時代の頃。
さまざま音楽ジャンルを好んで聴いていた2人は意気投合し「一緒に音楽をしよう」とバンド結成を果たします。
ラップと聞くとHIPHOPがルーツだと思われがちですが、多彩なジャンルからの影響を受けているため、深みを感じる独特な音楽が生み出されているのです。
ちなみに、独特な綴りのバンド名は「スロッピーディム」と呼びます。
sloppy dimのメンバープロフィール
sloppy dimは、ove(オペ)とsyun(シュン)という2人のラッパーによって結成されています。学生時代に出会い、お互いの音楽性で意気投合した2人は、さまざまな音楽に触れることでバンドの個性的な楽曲を生み出してきました。
そんな2人はどんな人物なのでしょうか。
ここでは、メンバーのプロフィールや経歴を紹介します。
ove(オペ)
本名 | 不明 |
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生年月日 | 不明 |
出身地 | 不明 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/o.v.e_sloppy/ |
Ove(オペ)は滋賀県出身のラッパーで、高めな声とメロディアスなフロウが特徴的です。
また、現役美容師としても活躍しており、ファッションセンスが高くおしゃれ。
音楽だけでなく映像作品にもこだわりが感じられるのは、美を意識する職業についているからなのでしょう。
Oveがよく身に着けているのは「X-LARGE」や「VANS」などのブランドです。
比較的ラフでストリート寄りのコーデが良く似合っていますね。
BLOOM BASEでも活動
Oveは「BLOOM BASE」という別のラップユニットでも活動中です。チル系楽曲が多い「sloppy dim」に比べると明るく、聴いた人が盛り上がって楽しめるような曲を多数リリースしています。
そんな「BLOOM BASE」のメンバーは、Oveの地元の友人であるJiROMANとRURU。
旧知の仲だからこそのテンポが良いマイクリレーがユニットの魅力です。
SYUN(シュン)
本名 | 不明 |
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生年月日 | 不明 |
出身地 | 不明 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
公式Twitter | https://twitter.com/syun_sloppy |
公式Instagram | https://www.instagram.com/syun_sloppy/ |
SYUN(シュン)もOveと同じく、滋賀県出身のラッパーで、京都の病院で美容師としても働いています。
芯のある歌声と遊び心が溢れるユーモア抜群のリリックが印象的で、Oveとはまた違ったラップを楽しませてくれます。
丸眼鏡と古着系のファッションが個性的で、程よく抜け感があるカジュアルな見た目が癒されますね。
sloppy dimメンバーの魅力
sloppy dimの人気の理由は、メンバーが生み出す他にはない個性的な楽曲の数々。チル系ラップと呼ばれるメロウテイストは癒し効果も高く、完成度の高い歌詞も相まってsloppy dimにしか生み出せない世界観を作っています。
そんな彼らが生み出す音楽のどこが愛されているのかを見ていきましょう。
チルい音楽
sloppy dimメンバーが生み出す音楽の魅力はやはりしっとりと落ち着いたチルい雰囲気です。日常に彩りを添えるようなおしゃれで洗練されたトラックとメロディアスなオートチューンは、聴いているだけで癒されますね。
いわゆるメロウスタイルと呼ばれるジャンルですが、2人の掛け合いやユニークなリリックがアクセントになってずっと聞いていられる中毒性の高さを生み出しています。
おしゃれな歌詞
sloppy dimの楽曲はおしゃれな歌詞も魅力の一つです。心に刺さる深い歌詞やまるで純文学を思わせる語り口調は、ラップという言葉では表し切れない芸術性を感じさせます。
ただ美しいだけの歌詞ではなく、面白さやちょっとした小ネタも注目です。
例えば代表曲の「Minority」では「恋のダイヤル回す6700」という歌詞があるのですが、これは70年代に流行したフィンガー5の名曲をオマージュしたものとなっています。
このように一度聴いたら耳に残るフレーズも多いため、きっとお気に入りの歌詞が見つかるでしょう。
sloppy dimのメンバーが歌う人気おすすめ曲
sloppy dimはさまざまな楽曲をリリースしていますが、その中でも特にユニットらしさを味わえる楽曲がいくつかあります。初めてsloppy dimの音楽に触れるという人は、まずこちらのおすすめ曲から彼らの魅力を体感してください。
どの曲もチルテイストと秀逸な歌詞が楽しめる名曲です。
カタコト
「カタコト」は、SNSやスマホをトピックにしたリリックが印象的な楽曲です。
電波越しではなく、身近にいる人に想いを伝えてほしいそんなメッセージが込められているのですが「むかしむかし」や「魔法使いの少年」などどこかファンタジーチックな世界観で表現されています。
スマホ文化へのアンチテーゼだと思いながら聞くと、また違った表情を楽しめるでしょう。
Minority
「Minority」はsloopy dimの知名度を一気に高めた代表的な人気曲です。
ブレイクのきっかけはtiktokで女性を中心に踊ってみた動画が投稿されたことでした。
「今日から始まる第1章」というフレーズから始まるリリックは、軽やかに踊るようなメロディラインで進んでいきます。
レトロな質感がおしゃれなMVも人気で、700万回以上再生されています。
KIMAGURE
「KIMAGURE」はサイケなメロディと、とらえようのない相手への想いを綴ったリリックが特徴的な楽曲です。
sloppy dimの楽曲の中では、比較的テンポが早めなので日本語ラップ感を楽しみたいという人にもおすすめ。
描かれているのは、気まぐれな優しさを魅せる女性に翻弄され、大人の秘密の恋に苦しむ主人公の想い。
「分からないことだらけで」と悩む主人公の切なさが胸に響きます。
おとぎばなし
こちらは「魔法のじゅうたん」や「いたずら好きな悪魔たち」など、ファンタジーな歌詞がタイトル通り「おとぎばなし」の雰囲気を楽しめる楽曲。
異世界に一緒に旅に行っている気分になれるメロウなチューンが心に響きます。
小説を読んでいるかのような安定感のあるリリックも必見。
ランデブー
タイトルの「ランデブー」は「時間と場所を決めておいて会う」という意味です。その名前の通り、この楽曲はとてもロマンチックな展開で進んでいく歌詞が魅力的。
疲れた休みの夜、好きな人に会いに行く様子がチルいメロディでドラマチックに描かれています。
散りばめられた日常的なワードがリアリティを高めて「こんなことあったな」なんて親近感に浸れそうですね。
sloppy dimのメンバーoveとSYUNは個性的!話題のユニットの人気曲を聴いてみよう
音楽性やファッションセンスなどが個性的で、カリスマ性を感じるoveとSYUNは、sloppy dimというユニットによってこれからもたくさんのチル系ラップを生み出してくれるでしょう。tiktokで利用されたことがきっかけで大ブレイクした代表作を始め、魅力的な曲がたくさんあるので、ぜひお気に入りを探してみてください。