NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」主題歌「アイラブユー」
これまで数々のドラマや映画に楽曲を提供してきた人気アーティスト『back number』。『クリスマスソング』『ハッピーエンド』などいずれも名曲として、多くの人の心を打ちました。
そんな彼らが今回、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のために『アイラブユー』を書き下ろしました。
タイトルから考察するとラヴソングのようですが、一体何が歌われているのでしょうか?
YouTubeで公開されている公式MVには「いなくなってほしくない人のまわりに浮かんだもので作りました。」とコメントされています。
それでは、さっそく冒頭の歌詞をチェックしてみましょう。
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公園の落ち葉が舞って
飛び方を教えてくれている
親切にどうも
僕もそんなふうに
軽やかでいられたら
横切った猫に
不安を打ち明けながら
ああ 君に会いたくなる
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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まず描かれているのは、公園で一人物思いに耽る主人公の様子。
どうやら気になる人がいるようですね。
しかし、うまくアプローチできていないのか、ひらりと舞い落ちる落ち葉の軽やかさに憧れを感じています。
もっと積極的になりたいけど、なかなか思いを伝えられない…そんなところでしょうか。
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どんな言葉が 願いが景色が
君を笑顔に幸せにするだろう
地図なんかないけど歩いて探して
君に渡せたらいい
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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主人公はやや奥手な人物であると解釈できますが、「君」に対しての想いはひときわ強いようです。
まるでプロポーズのような言葉に、思わずドキッとしてしまいますね。
「君がくれたアメ」の意味とは?
主人公が「君」を想う気持ちは、1番のサビ以降も続きます。
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偶然と運命の違いは
君の顔に書いてあって
人生の意味はいつか君がくれた
アメの中に入ってた
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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ここで気になるのが「君がくれたアメ」という歌詞。
「ドラマの内容とリンクするの?」と思った方もいるかもしれませんが、今の所そうではないようです。
そのため答えはありませんが、まずは「アメ」を「飴」と仮定しましょう。
一般的に、飴といえば甘いもの。
そしてお礼やご褒美、ちょっとした休憩にもらうなど、もらうと嬉しいものの一つですよね。
となると「君がくれたアメ」は「君がくれた甘い喜び」。
つまり「思い出」なのではないでしょうか?
主人公は自分の人生の意味を、「君」と過ごす時間の中で見つけたのかもしれません。
----------------この部分からは主人公の飾らない性格がうかがえます。
君のまわりに
浮かんだものに触れて
ああ 何を作れるだろう
どれも些細で頼りない決意で
僕の世界の模様は出来てる
お洒落ではないけど唯一のダサさで
君が笑えたらいい
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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人と被らず個性を光らせるのが「お洒落」ですが、主人公には「ダサさ」という個性があり、そんな個性で「君」が笑ってくれたらいいと思っているようです。
グイグイ引っ張ってくれる人も素敵ですが、等身大の愛を伝えてくれる同曲の主人公もまた素敵ですね。
最後のフレーズにキュン
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僕の中の君
君の中の僕
きっと同じじゃないけど
駅前のパン屋と
踏切の閉まる音
ああ 君に会いたくなる
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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いくら相手のことを愛していても、もともとは他人なので理解しきれないこともあるでしょう。
しかし、主人公にはそのすれ違いさえ受け入れる覚悟があるようです。
後半の描写は冒頭で紹介した「いなくなってほしくない人のまわりに浮かんだもの」かもしれませんね。
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どんな言葉が 願いが景色が
君を笑顔に幸せにするだろう
地図なんかないけど歩いて探して
君に渡せたらいい
道のりと時間を花束に変えて
君に渡せたらいい
≪アイラブユー 歌詞より抜粋≫
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一緒に過ごす時間は、いつも幸せとは限りません。
時には喧嘩したり、二人で大きな困難に遭遇したりすることもあるでしょう。
それでもそんな道のりも時間も、いつかは花束にして君に渡したい。
とても素晴らしい歌詞ですね。
主人公は決して器用な人物ではなさそうですが、「君」に対して深くて大きな愛を抱いていることが強く伝わってきます。
本当にプロポーズのような曲ですね。
ドラマもMVも要チェック!
今回はback number『アイラブユー』の歌詞の意味を解説しました。タイトルどおり恋愛ソングでしたが、プロポーズにも勝るような深い愛が込められているようです。
好きな人を思いながら聴いたり、結婚式のBGMに使ったりするといいかもしれませんね。
また、同曲が主題歌として使われているドラマ「舞いあがれ!」や同曲のMVも必見。
映像を見ながら歌詞を聴くと、また違った世界が開けるかもしれません。
ぜひチェックしてみてくださいね。
Vocal & Guitar : 清水依与吏(シミズイヨリ) Bass : 小島和也(コジマカズヤ) Drums : 栗原寿(クリハラヒサシ) 2004年、群馬にて清水依与吏を中心に結成。 幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年現在のメンバーとなる。 デビュー直前にiTunesが選ぶ2011年最もブレイクが期待でき···