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【インタビュー】ラックライフ、結成15周年を記念してベストアルバムリリース。彼らの軌跡を辿る傑作についてボーカル・PONに話を聞く。

ラックライフが15th Anniversary BEST ALBUM『LUCK LIFE』を7月5日(水)にリリースする。自身初となるベストアルバムには、彼らのこれまでの軌跡が詰め込まれ、ラックライフがどれほど多くの楽曲を生み出してきたのかを証明する内容に仕上がっている。今回はボーカル・PONとともにこのアルバムについて紐解いていこうと思う。

15年間、間違いは1つもなかった

PONが歌い、ikomaがギターを奏で、たくとLOVE大石がグルーヴを生み出す。ロックバンドとして着実に1歩ずつ歩んできた彼らが作り上げた、15th Anniversary BEST ALBUM『LUCK LIFE』。自身初となるベストアルバムにバンド名を堂々と冠するあたりが彼ららしいし、レーベルやタイアップの枠を超えた全26曲の曲たちは、確実にリスナーの心を突き刺さる。ソングライターとして、そしてボーカルとして、フロントマンとして15年を駆け抜けたPONは今、何を思うのか。さっそく話を聞いてみようと思う。


──結成15周年を記念したベストアルバムが完成しました。バンド初となるアルバムですが、率直にいまのお気持ちを教えてください。

PON:15年やってきたんだなと思いますね。正直、ベストアルバムってアーティストはやることはないんだけど(笑)。でもないなりに色々考えることもあって。自分たちのいままで曲を聴き返して、どの曲を収録して、どの曲を収録しないのか、曲順はどうするのかなど、改めて自分が作った曲と向き合ってみて感じたのは、この15年で間違いは1つもなかったということでした。そんなこと思える人ってなかなかおらへんのちゃうかな?もちろん音楽的アプローチについて思うことはあったけど「お前が言っていることは何も間違ってへんで」と自分に対して言えることってめちゃくちゃ幸せなんじゃないかなって。作り手として歌い手としていい人生を歩ませていただいたなと思う。

もちろん上手くいかないこともたくさんあったし、目標に達してないことも山程あるけど、それでも振り返ったときにちゃんと歩みが見える。俺がちゃんと15年間歩んできたというストーリーが確実に見える。自分に嘘をつかず、音楽をやってきてよかったなと思いましたね。


──本当に軌跡を辿る一枚ですよね。そういった思いの中で選ばれた全26曲ですが、セレクトのポイントはどこに置かれたんですか?


PON:タイトル曲になったものばかりではあるんですけど、タイトル曲って思い出がより一層詰まっているというか。一緒に歩んできて、ライブで演奏した回数もほかの楽曲とは違うし、色んな人の表情とか感情とか空気とか、そういうものがたくさん詰まって一緒に成長してきたやつらだなと思っています。だから収録されている、どの曲にも「あの場所で歌ったな」とか、「あのときあの人はあんな顔してたけどいまは元気にしてるかな?」とか思い出が1曲ずつに詰まっているんです。それが選曲の基準だったのかなって。


──なるほど。いちファンとしては『Link』(2011年)が収録されていることが嬉しかったです。

PON:あはは(笑)。これは、入れるかどうか話し合いましたけどね(笑)。けど、15年間の中でちゃんと『Link』という曲も生まれて、しかも東日本大震災のときに生まれた曲でいろんな思いが詰まっているものでもあるので、サプライズではないけどプレゼント的な感じで入れました。いまは音源もないですから、せっかくだから聴いてもらおうということで収録しましたね。


──15年を振り返ってみて、デビュー当時、PONさんが思い浮かべてたアーティスト像と比べると、今のラックライフはどうですか?

PON:いやあ、思い浮かべていたものとはぜんぜん違うものになってますよ。当初の予定では、23歳の頃にはミュージックステーションに出演しているはずだったし、25歳で紅白に出場しているはずだったし(笑)。そこから先は大きいドームツアーを回る予定だった。でもラックライフというバンドを組んでからは、こんなにも地道な道のりというかね。漠然と思い描いていたものとは全然異なるんだけど、15周年を振り返ってみるとめちゃくちゃいい15年間だったなと。だから、これからの未来が当初に思い描いていたものであってほしいと思います。

これからも人との出会いを繰り返して、何万通りもの1対1があって、出会いがあって、思い入れがあって。そういった人生を経てから立つ大舞台って絶対違うと思うし、紅白やMステで歌う歌も全然違うと思う。だから、早くしたいなと思います。


──やはり、PONさんとしてもラックライフとしても、この15年での収穫というと”人との出会い”が大きいですか?

PON:それ以外、何がある?って感じがしますね。どこを見ても結局ゴールは人と人なんやという答えにたどり着く。大好きな音楽を作っているのも人やし、ライブハウスを作ってくれているのも人、事務所もレーベルもアニメを作ってくれているのも人やし、こうやってインタビューをしてくれるライターさんも人なわけで、そう考えると手は抜かれへんなって思う。


”ほんま”がいちばん強い

──そのPONさんの思いは歌詞から伝わってきますよね。もちろん今回楽曲も聴きましたが、歌詞も読ませていただいて。やっぱり人の心に寄り添っているというか、ラックライフの根底にはやっぱり”人”の存在があるなと感じました。

PON:そうっすね。そこは変わらないですね。歌詞の書き方というか、俺が書いているというのが重要なのかも。これは分からないけど、PONじゃなかったら普通の歌詞なんやろなって思う。自分でも普通のことを書いてるなと思う瞬間があるし(笑)。でも誰もが使ってる言葉を使って俺が書くし、俺が歌うことに意味がある。嘘じゃなく、ほんまに思ってることやから書くし歌うんだよって。


──本当に思ってることを歌う強さというか。

PON:うん。ほんまがいちばん強い。ほんまに思ってることを何も疑わず信じている人が歌えば、それがいちばん強い。そこを曲げずに15年やってきたというのはありますよね。フックが効いてるとか、韻を踏むとか、すごい表現とかはない普通の歌詞やけど、事実を歌い続けてきたから。だから、「この曲のこのフレーズは誰のこと?」とか、「このフレーズはどの場所のこと?」って聞かれたら答えることができるし、何を伝えたくてこの歌詞を書いたかとか覚えている。それは、ほんまのことやからだと思う。


──ノンフィクションであり、ドキュメンタリーのような楽曲たちってことですね。

PON:ほんまにね。きっと年表順に並べたらPONという人間にどんな出来事が起きて、どんな風に考えながら生きてきたかが分かると思う。


──そういうアルバムがあっても面白そうですけどね。

PON:でも、アルバムってそうじゃないですか。音楽のアルバムと写真のアルバムと種類の違いはあれど。そう考えると、ほんまにベストアルバムって自分の心にドーンと何かがぶつかった出来事が15年分詰まってるってことなんやなって。

あ、いまめっちゃいいこと言ってる気がする(笑)。でも本当にそう思いますよ。15年間のハイライトがここには詰まってる。


伝えたい思いと宛先があれば……

──15年間の活動の中で、アニメと切っても切れない関係性を築いたのかなとも思います。近々のお話だと、今後リリースされる新曲が文豪ストレイドッグスの5期のエンディング主題歌に決定しましたね。

PON:そうですね。ベストが完成したときに、びっくりしたではないですけど、これだけアニメの主題歌を担当していたら、1曲くらい自分にはあまりない気持ちを作品に寄せてわざと書いたり、こんなもんでいいんでしょ?っていうラインの曲があるのが多分普通なんだと思う。なのに、ないんですよね~(笑)。まぁあっても言えないですけどね~(笑)。


──あはは(笑)。でも本当にないんですもんね。

PON:そう!ないんですよ。ちゃんとアニメと同じ気持ちを自分で探して、自分の心に何かをボーンとぶつけてそれを歌にしてきて、その都度自分の中で「これは大事やな」という曲が書けたっていうのは天才なんちゃうかなって(笑)。アニメという作品に気持ちを投影して、自分と同じ気持ちを探すのが上手なんやなと思いました。じゃないと、こんなにピッタリな曲たちをこんなに思い入れたっぷりに書けないと思う。


──それは、自己分析するとなぜだと思いますか?


PON:好きな作品と出会えたというのが要因にはあると思っていて、作品の中でも人と人の気持ちがうごめいていて、それは感情をちゃんと描写してくれている作品ばかりに出会えたから、全然苦しみはなかったなって。もちろん生みの苦しみもあるんですけど、その作業が全然嫌じゃなかった。文豪ストレイドッグスなんて6曲も書かせていただいているんですよ。6曲書いてて、「もう文豪ストレイドッグスでは書けないって!」とか思わんかったな~って(笑)。いつでもいちばん最初に観た気持ちを大事に出来ていたし、自分の人生にきちんと落とし込んで形にしてこれたというのはすごいですよね。自分が向いていたと言ったらアレなんですけど、得意だったのかなって思いますよね。


──感情を乗せるのが得意だった?

PON:うーん、見つけるのが得意だったのかもしれないですね。このキャラクターの気持ちと俺のあのときの気持ちが一緒って。自分の人生のハイライトシーンを思い出すのが得意だったというのが大きいかも。漫画を読みながら、「あの時、あの人にあんな言葉を言ってもらったな」と思い出す言葉をこれまでの人生でたくさんもらってきたからこそ書けた歌がたくさんあるので。だから結論、いい人生を歩んでいるんだと思います。出会いに恵まれてきたからこういう作品を見た時に思い出す人がたくさんいた。アニメの曲だけでなく、他の曲を書く時にも思い浮かぶ顔が数えきれない程あって、それってきっと人生の歩み方じゃないですか?僕は恵まれて、大好きな人たちがたくさんいる人生を歩んでいる。それは誇らしいです。


──なるほど。でも、アニメの曲もこれだけ書いて、その他にも100曲以上これまで作られているわけですけど、アイデアが枯渇することはなかったんですか?

PON:ありますよ!音楽的アイデアのこともあるし、誰に曲を書こうかなという宛先を探す作業とか、そういうことで苦労したことは都度ありますね。でも、宛先と伝えたいことが決まればあとは手紙を書くだけということなので。


──宛先が毎回あるのがすごいですよね。本来、この辺のマスを狙えばいいかなと思って間口を広く設定して曲を作ることだってあると思うけど、PONさんが書く曲には必ず宛先があるから。

PON:そうですね。でも、誰に歌ってるか分からなかったら自分で歌えないじゃないですか(笑)。いや歌えるんですけどね、この層を狙ってこういうメッセージにすればきっと受け入れられるだろうなって、いままでも考えたし、トライもしてみたけど、途中でおもしろくなくなって止めちゃうんですよ。それを歌ってて誰がおもろいん?って。

俺は歌うことがいちばん好きなんですよ。書くことではなく歌うこと。曲を書くことはあまり得意じゃないし、上手じゃないって思っているけど、好きなことランキング1位の歌うことを楽しくするために曲を書いてるんですよね。1位を確固たる1位にするために、「何を歌ったら面白い?」「どういう歌詞やったら歌うのがおもろなる?」って考えたときに”ほんま”がいちばん必要なんです。ほんまじゃないと歌ってておもろないし、自分で書いてて唯一、快感を得られるポイントなんですよね、多分。自分の言葉でほんまのことを歌うということがランキング1位をダントツの1位にする方法。だって人の曲を歌ってもあんなにおもろいのに、それに宛先がついて、ほんまの言葉が乗って自分の好きなメロディで好きな人たちと一緒にライブハウスでその宛先をめがけて歌えたら、もうこれは最高な掛け算じゃないですか!


ムカつきながら書いた、最高のファンファーレ

──今回のリード曲の『ファンファーレ』はその宛先が広いというか。聴く人全員に向けたラックライフの新たなアンセムなのかなって。

PON:聴く人全員ってめっちゃ広いと思うじゃないですか?でも実はめっちゃ狭いんですよ!だって1人ずつ手を掴んで歌っているようなものだから。ということは宛先は1つでいいんですよ。


──そっか!でもそれがPONさんの根本にある考え方ですもんね。

PON:そう!マンツーマンで歌える歌がいい。例えば、電車で隣に座っている人の肩を掴んで、「あんたにこれから歌うわ!」って言える歌がいいなって思う。ライブをしていてもどこか他人事で聴いてる人がめっちゃ多いんと思うんですよ。ライブハウスに好きなアーティストを観に行って、「うわ、いま自分に歌ってくれてる」って思う瞬間って実際少ないじゃないですか。めっちゃ人がおるし、その中の1/1000とか1/10000の自分に歌っているって普通は感じないんです。

でも、ステージから立ってる側からすると「ちゃうねん!」と。「君なんだよ!」とすごく思っていて。そうやって感じてもらえてないことは、いまの時代Twitterとかで分かるじゃないですか。例えば、「あんな風に歌われた人は明日も頑張れるんやろうな」とかちょっと他人事っぽい感想というか自分が逸れたような意見を見かけたりすると、僕はムカついてしまうんですよ。「ちゃうねん」って!でも歌には宛先があるから、頑張ってる人へ「頑張れ!」とか、落ち込んでいる人へ「一緒に頑張ろう」とか限定的になってくる。だからそれがあかんのかなと思って、今回は何もない人にも受け取ってもらえるようにしようと考えて、その答えが「生きてるだけでOKやわ」ということにたどり着いたんです。これならみんな言い逃れできまい!嫌でもこの歌を受け取ってもらうから覚悟しろよって。俺はあんたに歌ってるってことを認めさせたいという気持ちで作りました。ポップな曲やけどすごいムカついて書いた曲ですね(笑)。


──あれだけ多幸感溢れる仕上がりなのに(笑)。MVもとてもよかったですね。

PON:そうなんですよね。ラックライフを応援してくれてるみんなに集まってもらってMVを撮ることは初めての経験だったけど、その練習風景を見ていたら泣きそうになっちゃって。いまもちょっと泣きそうなんだけど、本当に受け取ってもらえることは嬉しいし、俺も意地でも受け取ってもらおうと思って書いたし。頭の中に思い浮かべた人たちがそこに集結してMVを撮ってるという光景にすごく感動したんです。本番で歌えるか心配になるくらい(笑)。でも本番では涙を流す暇もないくらい楽しくて、本当に幸せでした。報われた気持ちになったというか、「そうそう!これこれ!」みたいな空間がぎゅっと詰まっているMVができたから、すごく嬉しかった。

▲ラックライフ / ファンファーレ [Music Video]

──ライブを彩る曲になるでしょうしね。これは恒例の質問になりますけど、『ファンファーレ』でお気に入りのフレーズはありますか?

PON:最後の最後かな~。<転びそうな日も、挫けそうな日も どんな時も君だけに向けるファンファーレ 何もない日でも、何かある日でもどんな時も君だけに向けるファンファーレ>。「何もない日でも」というところで逃げ場所をなくしているんですよ(笑)。何かあろうとなかろうとどうでもいいんですよ。そこで聴いてくれていたら僕らは、ファンファーレをあなたへみたいなことを思いますね。


──ちなみにファンファーレという言葉は、PONさんの頭に最初からあった言葉?それとも歌詞を書きながら思いついた言葉?

PON:これはね、いろんなことを考えてこの言葉を選びました。タイトルになりやすい言葉がほしいなと思ったのと、掲げるという意味でもね。そして「ファンファーレ」は使いたいと思っていた言葉なんです。キャッチーな語呂だし、サビの頭にもってこいのワードやなという印象もあって、15周年にファンファーレってラックライフっぽいなとも思ったし(笑)。ハッピーな塊でラックライフはあり続けたいなと思って、この言葉を選びましたね。


──15周年でこの曲が書けるって幸せ以外の何ものでもないですね。

PON:ナイス人生ですよね、マジで。書かせてくれてありがとうっていろんな人に思いました。こうやって書き続けられるのは聴いてくれる人がいるからやし、その人達がいるからまた書くことができるし。みんなに会うためには?ということを考えながら走ってきたバンドだと思うから。原動力は待ってくれる人ですね。



思い出の曲『夕焼け小道』

──今回は2枚組、全26曲が収録されていますが、特に思い出深い曲はありますか。とても難しい質問だと思いますけど……。

PON:うわあ、なんやろ?ほんま、4時間半SPくらい長くなりそうやけど大丈夫?


──個人的にはぜんぜん聞けますけど、お時間もあるので……(笑)。

PON:『夕焼け小道』が入っているのはほんま面白いと思いますね。ラックライフの1曲目で、ラックライフという名前に改名しますよのときに出したデモCDの楽曲。聴き比べたらめっちゃおもろいですからね(笑)。10周年のときぐらいに地元の子たちにも聴いてもらいました、笑ってほしくて(笑)。これ、ボーナストラックで入れようかな?15周年Ver(笑)。


──え?今から間に合いますか?


PON:間に合わないか~(笑)。でもめっちゃ声が可愛いんですよ。18歳でレコーディングしてるから可愛くて!本当に誰が歌ってるん?って感じ。そこからいろんなことを経て人の声ってこんなに変わるんだって思いました。思い入れのある曲やし、いちばんラックライフがラックライフとして認知されるのを手伝ってくれた曲が『夕焼け小道』なんです。だから、ボーナストラックは20周年のときにとっておこうかな(笑)。あとはね~…ほら止めないと、喋り続けるで(笑)!


──あはは(笑)。まだ聞いていたいですけど、締めの質問にしましょうか!

PON:はい!


──ベストアルバムを引っ提げた、ツアーもスタートしますね。

PON:そうですね。15周年のアルバムのタイトルが『LUCK LIFE』でそのツアーのタイトルが『LIVE』。ラックライフというバンドを15年間やってきて、その先にあるのはライブというシンプルな原点回帰じゃないですけど、結局ライブなんですよね。いちばん心が救われたり、なにか気持ちが生まれる瞬間は。お世話になったライブハウスがズラーッと並んでいますけど、ここに行けば誰に会えるとか、待っててくれるというのを思いながら回るツアーになると思うので、同じ曲をやろうとその日の歌になると思うし。数年ぶりに訪れるライブハウスもあるのでめっちゃ楽しみです!


──きっとツアー最終日までにラックライフはさらなる進化を遂げているんでしょうね。

PON:Spotify O-Crestから始まってZepp DiverCityで終わるってカッコいいですよね。なんかまだまだおもろなるんやろうなという気がしてて。もう死ぬまでやめられへんのかな?みたいなことを考えてますからね。でもまぁ、15周年やわ~と走り切ったら、来年は16周年や~と走っていると思うので、きっと。毎年同じ熱量で祝っていこうかなと思います(笑)。

今回のツアーは、みんなに会える機会が作れてとてもハッピーなので、面と向かって話ができたらなと思っています。



TEXT 笹谷淳介
PHOTO 井野友樹

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高校の同級生PON(Vo&Gt)、ikoma(Gt&Cho)、たく(Ba)、LOVE大石(Dr)の4人からなる大阪・高槻出身のギターロックバンド。 人と人との繋がり、ライブハウスとオーディエンスへの思いを真っ直ぐに歌い続け 「100万枚売りたいのではない。100万人の心に届けたい。」をスローガンに東京大阪···

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