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チャラン・ポ・ランタン『テイラーになれないよ』のテイラーって誰だ?

チャラン・ポ・ランタンは独自の世界観を作り上げる姉妹ユニット。姉の小春が作詞作曲とコーラス・アコーディオンを担当し、妹のももがボーカルとして力強く歌います。昭和の旅芸人のような雰囲気を持ちながら、カラフルな衣装と観客を巻き込むパフォーマンスで徐々に知名度を上げているチャラン・ポ・ランタン。







チャラン・ポ・ランタンは独自の世界観を作り上げる姉妹ユニット。姉の小春が作詞作曲とコーラス・アコーディオンを担当し、妹のももがボーカルとして力強く歌います。昭和の旅芸人のような雰囲気を持ちながら、カラフルな衣装と観客を巻き込むパフォーマンスで徐々に知名度を上げているチャラン・ポ・ランタン。

そんなチャランポが、2015年11月に発表した『テイラーになれないよ』。昭和歌謡風の曲が多いこのユニットですが、この曲はかなりPOPによせてきています。この曲のタイトルにあるテイラーとは誰でしょう?


“ブロンドなびかせ 赤いリップしてショートパンツから長い脚
スウィートハートな歌声 テイラーになりたいよ”

テイラーは、ブロンドで赤いリップ、ショートパンツから長い脚を見せ、スウィートハートな歌声を持つ人物。歌詞の主人公は、そんなテイラーに憧れます。

“ブロンドに毛を染めても サングラスかけても 高いヒールはいても
ギターに持ち替えても テイラーになれないよ”

テイラーに憧れた主人公は、髪の毛をブロンドに染め、サングラスをかけ高いヒールをはいて、さらにギターに持ち替え、ちょっとでもテイラーに近付こうとします。しかし、憧れのテイラーにはなれません。

テイラーとはテイラー・スイフトを指します。テイラー・スイフトは、アメリカの人気女性歌手。美人で背が高く、スタイルが良いことでも有名です。この『テイラーになれないよ』は、そんなテイラー・スイフトの世界的ヒット曲『Shake It Off』を意識して作られている曲。『テイラーになれないよ』の冒頭のアレンジは『Shake It Off』に似せていることが、聴き比べるとよく分かります。

この『Shake It Off』は、日本でも家庭教師のトライのCMに使われていたので聴いたことがある人も多いはず。ノリの良いリズムで、耳に残る曲。この曲の再生回数は14億回以上。世界最高レベルでヒットを飛ばしている人は桁が違うんですね。憧れても、なかなかそんな人にはなれません。

ちなみに「Shake It Off」は、気にするな、ドンマイ!の意味。このテイラーが歌う曲は、あまりの人気で誹謗中傷も多いテイラー自身が、(嫌なことを言われても自分は)「気にしない!」という内容の歌。

“でもでも多分きっと テイラーにないもの 私持ってるんだ
テイラーにないもの 私持ってるんだ”

『テイラーになれないよ』は、後半で様子が変わってきます。テイラーにないものを自分は持っている。テイラーは、私にはなれない。そう歌って、少しずつ自分を肯定していく展開になります。

“ちょっとずつ 私になるんだ ちょっとずつ 好きになるんだ
今はテイラーになりたいんだけど”

今はテイラーになりたいんだけれど、それでも「ちょっとずつ私になるんだ」という自己肯定をして曲は終わります。『Shake It Off』が、何を言われても自分は気にしない!という自己肯定の歌だったのと同様に、『テイラーになれないよ』は憧れの人になれなくても自分は自分!という自己肯定のメッセージが込められているんですね。チャラン・ポ・ランタンは、路上演奏や寄席の舞台、海外の貴族の誕生パーティーでの演奏など、独自の道を歩んできたユニット。だから、自分は自分!というメッセージに説得力があるのです。

TEXT:改訂木魚(じゃぶけん東京本部)

もも(唄/ 平成生まれの妹)と小春(アコーディオン/ 昭和生まれの姉)による姉妹ユニット。 2009年に結成、2014年にエイベックスよりメジャーデビュー。 バルカン音楽、シャンソンなどをベースに、あらゆるジャンルの音楽を取り入れた無国籍のサウンドや、サーカス風の独特な世界観で日本のみな···

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