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いきものがかり「SAKURA」歌詞の意味を解説!さくらと共に舞い散る切ない心情

今回は、いきものがかりのデビューシングル「SAKURA」の歌詞の意味を考察します。歌詞にどのような意味が込められているのか、早速ご覧ください。

衝撃的なデビューシングル

SAKURA』は、2006年3月15日に発売された、いきものがかりのデビューシングルです。

そのほかにも、NTT東日本エリアCMソングとして起用されました。

▲いきものがかり-SAKURA【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

2006年当時、驚異の視聴率を叩き出した「ワールド・ベースボール・クラシック」内でオンエアされ、そこから一気に「いきものがかり」の人気アーティストとしての知名度を上げた名曲です。

多くのファンに親しまれている『SAKURA』。

歌詞に込められている意味を、フレーズごとに紐解きましょう。

春の訪れを感じる美しさと儚さ


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さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱きしめた
≪SAKURA 歌詞より抜粋≫
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冒頭の「さくらひらひら舞い降りて」は、春の訪れを表しています。

「揺れる想いのたけを抱きしめて」では、おそらく春の卒業を意味しているのではないでしょうか。

揺れる想いは、主人公の切ない心情を表現しているのだと思います。

春は、出会いと別れを同時に体験する、貴重な季節

出会いは嬉しいですが、別れは寂しいですよね。

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電車から 見えたのは いつかのおもかげ ふたりで通った 春の大橋
卒業の ときが来て 君は故郷を出た 色づく川辺に あの日を探すの
それぞれの道を選び ふたりは春を終えた 咲き誇る明日は あたしを焦らせて
小田急線の窓に 今年もさくらが映る 君の声が この胸に 聞こえてくるよ
≪SAKURA 歌詞より抜粋≫
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歌詞に出てくる「大橋」は、相模川に架かっている相模大橋を表しています。

おそらく「ふたり」は神奈川県に住んでおり、県内の学校へ通学していたのでしょう。

「それぞれの道を選び ふたりは春を終えた」

それぞれの道=卒業後の進路を表しています。

進路が分かれてしまうと、その後は自然と疎遠になってしまうケースが多いですよね。

主人公の、相手への気持ちを忘れられない辛い状態が伝わってきます。

また、歌詞にも出てくる「小田急線」の、小田急小田原線富水駅東口はPVのロケ地として知られており、いきものがかりのゆかりの地として聖地巡礼をするファンが続出したそうです。

桜の花が語る季節の喜びと別れの哀しみ


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書きかけた 手紙には 「元気でいるよ」と 小さな嘘は 見透かされるね
めぐりゆく この街も 春を受け入れて 今年もあの花が つぼみをひらく
君がいない日々を超えて あたしも大人になっていく こうやって全て忘れていくのかな
「本当に好きだったんだ」 さくらに手を伸ばす この想いが 今春に つつまれていくよ
≪SAKURA 歌詞より抜粋≫
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主人公は思いを寄せている相手に「元気でいるよ」と、手紙に記しました。

しかし本心ではないため、最後まで書かずに終わってしまったのでしょう。

「好きだけれど言えない」と、心の中で葛藤する、もどかしい気持ちが伝わってきますね。

思わず胸がぎゅっと締めつけられます。

「こんなに好きだったんだ」という気持ちを抱えながら、相手がいない日々を過ごす主人公。

今は苦しい気持ちでいっぱいだけれど、この気持ちは時間が解決してくれるのかなと、期待しているように感じました。

失恋はとても辛いですが、その分成長できる要素でもあります。

主人公に、これから素敵な出会いがあると信じたいですね。

「SAKURA」を聴きながら、大切な想い出を振り返ってみよう!

SAKURA』は、切ない恋や懐かしい記憶がテーマの曲。

大人になるにつれて、学生時代の想い出は徐々に薄れていきますが、たまには振り返ってみるのもいいですね。

楽しい想い出もあれば、悲しい想い出もあるでしょう。

しかし、1つひとつの出会いや別れに意味があるはず

これからもさまざまな出会いと別れを経験するでしょう。

一期一会を大切にしながら、周りの人を大切にしてみてくださいね。

吉岡聖恵(Vo.) 水野良樹(Gt.) 山下穂尊(Gt./Harmonica) ⼩・中・⾼校と同じ学校に通っていた⽔野良樹と⼭下穂尊が、1999年2⽉1⽇に「いきものがかり」を結成。 ユニット名は、2⼈の共通点が⼩学校1年⽣の時に⼀緒に⾦⿂に餌をあげる「⽣き物係」をしていたことによる。 地元の厚⽊・海⽼···

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