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【歌詞コラム】ダメなことを「ダメだ」と教えてあげられますか、外人に英語で?

Why Japanese people? 日本人が気づかない日本語の変なところを指摘するネタでお笑い芸人の厚切りジェイソンが人気だ。芸能活動の傍ら、IT企業にも勤める彼は、日本語の勉強のためにとお笑い番組を見ているうちに自分も芸人になりたいと思ったそうだ。

公開日:2016年4月30日 更新日:2016年6月30日




Why Japanese people? 日本人が気づかない日本語の変なところを指摘するネタでお笑い芸人の厚切りジェイソンが人気だ。芸能活動の傍ら、IT企業にも勤める彼は、日本語の勉強のためにとお笑い番組を見ているうちに自分も芸人になりたいと思ったそうだ。

日本の芸能界もインターナショナルになってきた。韓流ブームで日本でも知名度を上げたアーティストの多くは日本語を習得している韓国人だ。その他にもローラやウェンツ瑛士などのハーフタレント、ディーン・フジオカみたいな逆輸入系など、雨後の筍の勢いだ。

芸能界に限らず、国際言語"英語"の習得はこれからの社会で要になる。世界に出て行って自己主張・自己表現ができないのでは話にならない。そんな英語の必要性を面白く伝えたのがThe Studentsの『ハトマメ~Say Hello To The World.~』だ。


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いろんな国から来た人で 浅草寺は今日もにぎやか
仲見世通り抜ければ 晴れ空と香炉の煙
いつもの様に鳩豆を 買う僕の目に飛び込んできた
鳩豆を自分で食べてる The tourist from somewhere
それは鳩の食べるもの そう教えてあげたいのに
何も言えなかったあの日 僕は英語を習うと決めた
Those are peas for the birds! But I couldn't say the words!!
身振り手振りでがんばる僕を Those are peas for the birds!
But I couldn't say the words!! 楽しそうに見ながらまだ食べていた

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外国人観光客の珍行動を目の当たりにした日本人の葛藤を描く歌詞がスタート。舞台は浅草。修学旅行生やら海外からの観光客やらでごった返す仲見世通りを抜けて、浅草寺の境内に入ると香炉の煙と真っ青な空が飛び込んできた。

主人公は地元の少年だろう、いつものように鳩豆を買って鳩に餌付けをしようとしている。穏やかで清々しい。少年の何気ない日常が始まるかと思いきや、彼の目の前に現れた一人の外国人観光客が鳩豆を美味しそうに食べているではないか。えっ。少年の引きつる顔が目に浮かぶ。「それは鳩の食べるものだよ」と教えてあげたいのに言葉が出てこない。目の前で鳩豆を美味しそうに食べている外人の凄みに気圧されたわけではない。彼は英語を喋ることができないのだ。

ボディーランゲージでどうにか伝えようとするも、外人は僕を見ながら嘲り、まだまだ美味しそうに鳩豆を貪る。悔しかった。少年はその日から英語を習うことを決めたのである。

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うちにホームステイしてる 学生が残した置き手紙
「今日は奈良に友達と 遊びに行ってきます」
おみやげですと照れながら くれた小さな紙の袋は
確かにうまそうに見える まるい鹿せんべい
嬉しいけど食べたくない ひょっとして食べちゃったの?
鹿の絵を描く手を止めて 僕は英語を習うと決めた
Those are crackers for the deer! But I ate them with a tear.
だけど優しさがうれしくて Those are crackers for the deer!
But I ate them with a tear. 食べたその味は人情の味がした

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続く歌詞で登場するのはホームステイに来た学生だ。奈良に遊びに行ってきた彼が差し出してきたお土産はあろうことか鹿せんべい。「ツマラナイモノデスケド…」と覚えたての日本語で言われた日には食べざるをえない。

でも、食べたくない。だって鹿の餌だもの。だけど、僕は英語をしゃべれない。「気持ちはありがたいんだけど、これは鹿の餌なんだ」なんて英語で言えたら、なんて思っても後の祭り。嬉し涙を流しながら食べたその味はまさに人情の味だ。

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ごめんねと言いたい時 ありがとうと言いたい時
何も言えなかったあの日 僕は英語を習うと決めた Yeaeee

Those are peas for the birds! Now I can say the words!
違う言葉で挨拶したら Say hello to the world!
I can say it the world! 世界中の想いが聞こえてきた

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最後のところでは、主人公も成長を見せる。「can’t」だったところが、「can」になって、英語を話せるようになった。英語を喋れるようになるのはただ言葉を交わせるようになるだけではない。相手の文化を理解して、気持ちを通わすことができるようになるのだ。

「さんまのSUPERからくりTV」の企画で作られ、セイン・カミュやボビー・オロゴンなどが歌うこの曲は、槇原敬之が作詞・作曲を務めた。シニカルな中にも温かみのある世界観はさすがの槇原作品。アナタもこの曲を聴いて笑っている場合ではない。やばいなと思ったらアナタも英語を勉強しよう!!



TEXT:田中利知 https://twitter.com/toshichika8855

槇原敬之(まきはらのりゆき)は日本のシンガーソングライター。 高校在学中の16歳の時、坂本龍一のラジオに送ったデモテープが絶賛され異例のフルコーラスで放送された。 1990年、AXIA MUSIC AUDITION‘89でグランプリを獲得。 同年10月にシングル「NG」とアルバム「君が笑うとき君の胸が痛ま···

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