NiziU全員20代に「YOAKEは」女性の自立と成長がテーマ

『YOAKE』は、少女から大人の女性へと成長、自立していく姿がテーマです。
新しい夜明けとともに広い世界へと飛び出して行く女性の姿が描かれています。
では、なぜ今、少女から大人の女性へと変化する姿が、テーマとして取り上げられたのでしょうか?
それは、NiziUメンバー全員が20歳を迎えた、という事が関係しているかもしれません。
メンバー最年少のNINA(ニナ)が、2025年2月27日に20歳になりました。
これでメンバー全員が20代になり、少女から大人への女性へと成長し、よりステップアップしていくという決意表明なのではないかと思われます。
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Lalalala Light is dawning
Lalalala Shining on me
夢の向こうの夜明け
ひだまりのような温もり
もらうのに慣れてた
その腕の中からFly out
決めた瞬間
≪YOAKE 歌詞より抜粋≫
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与えられることに慣れていた、当たり前にあった温もりから飛び立っていく姿が描かれています。
このひだまりのような温もりは、家族や周囲の人たちであると言えるでしょう。
少女の頃、自分が慈しみ愛されていた優しい世界。
今、一人の女性としてあたたかな腕の中から飛び出し、自分の力で生きていこうとする女性の気持ちが感じられます。
「YOAKE」が全ての人へ与える勇気と希望

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時にはRain 時にはSunny days
借りものの羽根じゃない
自分の力で飛ぶことってSo hard
でも本能で感じるの
≪YOAKE 歌詞より抜粋≫
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自分の力で生きていくことはとてもHard。
楽しい事ばかりではなく辛いこともたくさんある。
時には雨、時には晴れ、その繰り返し。
そんな状況でも自分の羽で生きていこうとする主人公。
その姿は女性だけでなく、全ての人へ勇気と希望を与えるでしょう。
『YOAKE』は、女性の成長と自立をテーマとしていますが、全ての人へのエールが描かれた作品と言えます。
リリースは春。
春は多くの人にとって旅立ちの季節。
このタイミングでのリリースは、新しい世界へ飛び立とうとする人たちの背中を押し、支えとなってくれる、そんな楽曲ではないでしょうか。
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Dawn Dawn 変わってく
Light Light 息のむView
想像より広い世界
Break the dawn dawn
今を生きる自分
抱きしめたいと思った
≪YOAKE 歌詞より抜粋≫
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いざ飛び出してみるとなんて広い世界。
そこでがんばっている自分を抱きしめてあげたい。
自分を自分で愛そう。
「今」を生きている人たちへの最大のエールが送られています。
「YOAKE」の歌詞とリンクするNiziUの挑戦

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夢の向こうの夜明け
本当は少し怖かったし
君がくれた全て
自分にしてあげるのってSo hard
でもこうして飛べてるよ
≪YOAKE 歌詞より抜粋≫
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今いる世界から飛び出すことはとても不安なもの。
でも不安や怖さを感じながらも思いきって踏み出した姿が描かれています。
真っ暗な不安の中、飛び出した先にある夜明け。
自分自身で立つことはとても大変だけれど、それでも自分の力で立っていることを誇りに思う。
家族や周りの人が与えてくれた愛を、今度は自分で自分自身に。
誰しもが抱える不安を打ち消してくれるかのような、不安の先にある希望が描かれています。
『YOAKE』のMVでは、NiziUも「泣く演技」に挑戦。
表現力を増し、さらに羽ばたこうとしているNiziUの姿は歌詞とリンクしています。
『YOAKE』はリリース直後からファンの間でとても評価が高い楽曲となりました。
’90年代のJ-POPのようなどこかノスタルジーを感じさせる『YOAKE』は、全員が20代を迎えた新たなNiziUの第一歩かもしれません。
NiziUの「YOAKE」は一歩を踏み出すためのエール曲
NiziUの『YOAKE』で描かれている歌詞の世界は、少女が大人の女性へと成長し自立していく姿です。しかし、歌詞を見ると一人称は僕でも私でもなく、全ての人が自身を投影できる「自分」となっています。
多くの人が自分の歌ととらえられる歌詞の世界。
新しい世界の先にある夜明けを描いた『YOAKE』は、多くの人が一歩を踏み出すためのエール曲と言えるのではないでしょうか。