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【インタビュー】「目指すは武道館!」"生"の音を届けるリアルサウンドグループ・almaの魅力に迫る!

"生"の音を届けるリアルサウンドグループとしてスキルフルなパフォーマンスを魅せるalma。新体制として新たに動き出した彼女たちはなぜアイドルになり、なぜalmaとして存在しているのか、他のアイドルグループとは一線を画す存在としてこれから更なる飛躍を遂げようとする、彼女たちにalmaの魅力、そして掲げる展望についてたっぷりと話を聞く。6人の等身大の言葉に注目してほしい。

私はこうしてアイドルになった


──まずは、皆さんがアイドルを志した理由から教えてください。

小田切るる(以下、小田切):私は一度アイドルを辞めて、almaに加入しているんですけど、元々、almaのプロデューサーだった子が私の友達で、そこから誘われて。戻ろうか悩んでいる時に、親友に「るるはいるだけでみんなのアイドル。
いちばんアイドルが向いているよ」と言ってくれて、背中を押してもらったことをキッカケにもう一度アイドルに戻ることを決めました。


──その親友の言葉がなかったからアイドルに戻ってないかもしれない?

小田切:そうですね! 戻ってないと思います。大好きな友達です!


──素敵ですね。北出さんはいかがですか?

北出彩羽(以下、北出):北海道に元々住んでいたんですけど、街中でスカウトされたことがキッカケでアイドルを目指そうと思いました。
アイドルを始めてから、アイドルってすごい文化なんだなと知ったというか、自分が足を踏み入れなかったら理解出来ないことばかりだったなと思うんです。
ぶっちゃけると、私が抱いていたイメージはTVでは口パクでふわふわしているだけで楽なんだろうなというイメージ。
でも実際にやってみると、すごく大変だったし、可愛い子たちとの競争もあって、それがすごくやりがいになっていた。一度、アイドルは辞めてしまったんですけど、ずっと仲良くしてもらっていた、犬神ユウちゃんに6年越しに誘ってもらって、もう一度ステージに立ちたいと思って、almaに入りました。


──一度辞めてからは何をしていたんですか?

北出:高3から22歳まで前のグループでアイドルをやっていたんですけど、青春とかしたいなと思って……(笑)。一旦、離れてという…。


──その期間で青春はできましたか?

北出:結局、自分でお店を始めたりして。そっちはそっちですごく楽しかったんですけど、大変ではあって。
普通かと言われたら、全然普通ではなかった(笑)。ある意味、青春出来たとは思います!


──それはいい期間でしたね! 犬神さんはいかがですか?

犬神ユウ(以下、犬神):私は、完全にノリです。すごく仲が良かった友達が先にアイドルになって活動している姿を見て、「いいなあ」と思ったし、どこか悔しかったんですよね。
「この子より、上手に出来る気がする」と思って親に相談したら、オーディションを進めてもらって、当時の勢いでアイドルになりました。


──では、ご両親も背中を押してくれたんですね?

犬神:背中は押してくれたんですけど、進学校に通っていたので、大学には行ってほしかったみたいで。
私は、大学に行かずアイドルに専念したので、そのときは少し悲しがっていましたね。でも、今はすごく喜んでくれています!


──なるほど。SHIERAさんはいかがですか?

SHIERA:幼い頃から、歌とダンスのレッスンをずっと受けていて、アーティストになりたかったんです。
だからアイドルになりたくてレッスンを受けていたわけではないし、自分の中でのアイドルのイメージがふわふわしていて、キラキラしていて可愛いというイメージだったので、私はアイドルじゃないなと思っていたんですけど、最近カッコいいアイドルがいることを知って。
実際、almaもカッコいいアイドルだと思うし、私でもalmaならやりたいことが出来ると思いました。


──実際にアイドルをやってみての体感はいかがですか?

SHIERA:いいものですね(笑)! キラキラした世界って自分は違うと思っていたんですけど、毎日が楽しくて、全然似合わないことないじゃん、自分〜って感じです!


──意外と居心地がいい世界だったんですね。音寧さん、沫涙さんはいかがですか?

音寧あむ(以下、音寧):私は6歳くらいから劇団に入っていて、毎年舞台やミュージカルのステージに立って日々を過ごしてきたんですけど、高校で卒団する劇団だったので、流れるように辞めてしまって。
ただ、その後も個人的にライブをしたり舞台に立つことを続けたいたんですけど、なんとなく就職して。元々、犬神ユウとは小学校からの同じで、アイドルを始めたことを小耳に挟んだんです。
アイドルといえば、AKB 48のようなイメージがあったので、どんなもんじゃいと思っていたんですけど、ライブを観に行くようになって、めちゃくちゃ惹かれたんですよね。アイドルってすごいなって。
自分の中で諦めきれない部分が本当はあったんだとアイドルを観て感じて、今に至ります。


──アイドルってすごいと思ったのはどの部分からそう感じたんですか?

音寧:やっぱり輝いてるし、みんながやりたいことに自信をもってステージの上に立っている。
自分が好きだと思うことを周りからも「いいな」と思ってもらえるところに惹かれました。自分が好きなことで輝ける人って素敵だなと思います。


──なるほど。沫涙さんはいかがですか?

沫涙テイ(以下、沫涙):SHIERAに似ているんですけど、私もアイドルになりたかったというわけではなく。幼少期から歌や踊り、ステージに立つ機会がすごく身近にあって。
逆に言うとやめるタイミングがなかったというか、ずっと歌やダンスをやっているから、それ以外にやりたいことや出来ることが見つからなかった(笑)。
ここまで来たら続けることが親孝行かなという思いもあって、歌って踊ることは私の天職だなと思ってアイドルもやっています。


almaは人生を賭けているグループ

──それでは、ここからグループについてお聞きします。almaってどんなグループですか?

犬神:いい意味で、これってアイドルなの?と疑問を持たれるグループだと思っていて。今は実力派のアイドルも多いと思うんですけど、可愛いをメインにしたグループがたくさんいるじゃないですか、almaはそれとは反対というか。
パフォーマンスと歌唱力と自分の夢をファンの方と共有して上を目指していくという、人生を賭けているグループだと思います。


──スキル重視のグループだと。

犬神:はい、そこには自信があります!


──SHIERAさんが考えるalmaの魅力は?

SHIERA:魅力はやっぱり歌声です。完全に私たちは生歌で、ハモリも全部生で届けていて。サウンドも厚いのでライブがいちばん魅力的だと思います。
ライブに来ると熱量を感じていただける、お客さんとの一体感がすごいと思います。


──北出さんはいかがですか?

北出:almaちゃんの魅力は、SHIERAはちょっと年下ですけど割とみんなお姉さんで、その圧倒的お姉さん力でライブを魅せているなと思います。
アイドルアイドルしすぎてない、カッコいい、別のアイドル異なる独自の道を進んでいるのが、almaちゃんが唯一無二である理由かなと思うし、皆さんの印象に残れるグループなのかなと思います。


コロナ禍を経験し、強くなったalma


──almaの結成は2020年。結成から今までを振り返ると小田切さんはどんな時間だと感じていますか?

小田切:コロナがいちばん蔓延していた時期にデビューだったので、最初は無観客でオンラインのライブをやって、お客さんがいない中での活動だったんですけど、5年という日々を経て、ライブの一体感やファンの人の声や一緒に踊ってくれる姿を直に感じられる世の中に戻ったのがすごく嬉しくて。
今の体制のalmaは前回のalmaより雰囲気がまた変わって、カッコいいalmaに戻ったので、またライブの一体感を感じられるグループになったと思っています。


──あの未曾有の事態を直に体感したわけですね。徐々にやれることが増えていった。

小田切:そうです! 最初はマスクとフェイスカバーもしなくちゃいけなかった状態から、徐々に緩和されていって、ようやくファンの方と顔を合わせられるようになるまで2〜3年掛かったので。


犬神:るるが言った通り、対面でファンの方のお顔見た時とコールでファンの方の声を聴いた時は本当に嬉しかったですね。結構泣きました。
当たり前じゃないんだなと改めて実感する期間ではありました。


──それを最初に経験できるってすごく強いと思います。沫涙さんは新メンバーとして約3ヶ月経ちましたけど、振り返るといかがですか?

沫涙:札幌から上京したんですけど、一瞬演者を辞めてブランクがある中で戻ってきて。毎日、自分のこと、almaのことを考えるのが最高ですね(笑)。
以前は、教える側の仕事をやっていたりもしていて、自分じゃない誰かのためにやってきた毎日だったので、それを全部おしまいにして、almaじゃなかったら出来ないかもと思って上京してきたから、これが仕事になるなら最高だなって思います。
だから、3ヶ月を振り返ると、自分のために生きてます!って感じです。最高です!


──音寧さんはどうですか?

音寧:元々、この事務所の前あったグループに在籍していたんですよ。当時は、正直自分が一生懸命頑張らないといけなかったというか、振り付けもレッスンも自分が担当していて、大変だった。自分も頑張るけどその上でたくさんのことを考えないといけなかったんです。
もちろん楽しかったけどとにかくがむしゃらに過ごす日々、でもalmaに入って感じるのは、メンバーそれぞれがスキルの面でも気持ちの面でも意識が高いし、尊敬できる部分もある、自分も負けないように頑張りたいと思えるんです。
それがすごく楽しいと思える3ヶ月間ですね。


アイドルになったからこその成長

──先ほど、SHIERAさんは「アイドルっていいものですね!」と答えてくれたけど、アイドルになったことで感じる成長や楽しいと思う瞬間はありますか?

SHIERA:今までは自分がステージに立ちたいとか、自分が楽しいから歌って踊っていたいという気持ちだったんですけど、実際にalmaとしてステージに立つようになってから、自分が楽しむことはもちろんだけどお客さんファーストの考えに変わりました。
自分のために来てくれたお客さん、almaのために来てくれたお客さんに向けて良いものを届けようという思いでステージに立つと、自然と自分たちも楽しいしお客さんも楽しんでくれる。どんどんいいライブになっていくことを実感できているので、パフォーマンス面でも成長したと思うし、心が少し大人になりました。


──いいですね! 北出さんはどうですか?

北出:アイドルになってから成長させてもらえた部分は、昔は引きこもり隠キャみたいな、人と関わることがすごく苦手だったんです。
でも、アイドルとしてファンの方やスタッフさん、いろんな方に応援していただけることによって、人が好きになれたというか。
こんな自分を応援してくれる人の声や会いに来てくれる姿を見て、「この人たちのために頑張らないと!」というモチベーションがファンの方たちとの出会いで生まれたので、人間として人が好きになれた、そこがいちばんの成長だと思います。


──引きこもりだったんですね。

北出:インターネットから出て来られないみたいな…(笑)。人と対峙するのがすごく苦手で、Skypeで話すのは好きだったんですけど…(笑)。でも、アイドルになってからは学校でも「北出、頑張れよ」って言われたり、それも嬉しかったんですよね。


──Skypeって懐かしい響きだ(笑)。

北出:あはは(笑)。本当に周りの環境が良かったから私はここまでのしあがって来れたんですよね。アイドルになってなかったから、ユウにも出会ってないし、almaにも出会えてない。アイドルをやってなかった未来を全く想像できないです。


武道館は夢じゃない、このメンバーなら叶えられる

──almaは新体制になってまた新たにスタートラインに立ったわけですが、これからグループとして、個人として、どんなところを伸ばしていきたいですか?

小田切:今の体制からライブを動画撮影可にしたんですよ。今はTikTokなどでファンの方がアップした動画がバズって人気になるアイドルさんが多いなと思うし、写真ではライブの良さって伝わらないので、まずは動画で観てもらってalmaに興味を持ってもらえたらいいなと思っています。


──現状の手応えはどうですか?

小田切:伸びたりする動画もあるので、嬉しいですね。コメントを見るのも嬉しいし、ファンの方が動画撮ってアップして、そこにいいねがたくさん付いたらファンの人も嬉しいと思うんですよ。自己肯定感が上がるじゃないですか! 
WIN-WINの関係性だなと思うので、今後も続けていきたいと思います。


──犬神さんはいかがですか?

犬神:夢は武道館です。そして個人の夢は、木村拓哉さんに会うことです。


──(笑)。木村拓哉さんが好きなんですね。

犬神:好き、愛してる! 幼少期から拓哉さんが大好きなんです。

北出:怖い…!


──じゃあ、木村拓哉さんに会うためには何を頑張ればいいと思います?

犬神:せっかく東京に来たので、いつ遭遇していいように可愛くいようと思います。


──(笑)。それこそalmaが武道館に立つアイドルなったら、番組に呼ばれる可能性も高まるし、会える可能性は広がるしね。

犬神:その話をするだけで脈が速くなってきました! 頑張ります!


──頑張ろう! 音寧さんはどうですか?

音寧:私はalmaに入りたくてアイドルを目指したんですけど、当時のalmaのメンバーの皆さんの夢を聞いたことがあって、「武道館」とおっしゃっていたので印象的で。それって結構すごいことじゃないですか。
でも、夢じゃないなと思うんです。今のメンバーとなら叶えることができる。私は、almaをたくさんの人に見ていただきたいんです、ずっと記憶に残るグループになりたいと思っています。


almaってカッコいいって言わせたい

──それではここで恒例の質問をさせてください。almaがこれまでリリースした楽曲の中で、推し曲とその推し曲の好きなフレーズを教えてください!

犬神:私は「ニューワールド」ですね。〈1人じゃないよ 大丈夫、大丈夫だから〉という歌詞が好きです。
個人的な話になっちゃうんですけど、「ニューワールド」がalmaに届いた時に人生で初めて鬱になってしまっていて。その時に支えてくれたメンバーがレコーディングの際に「ユウを思って歌ったよ」と言ってくれて。この曲は今も大切な曲。
こうやって今も新メンバーが大切に歌ってくれているのも嬉しいです。

沫涙:私は、「フォルティッシモ」。好きなフレーズがありすぎて悩むんですけど、1度アイドルを辞めてまた始めたメンバーが多いので、最後全員で歌う〈もう1回! 走りだすことが 間違いじゃない 正解さ〉というフレーズはグッとくるというか。
みんなそれぞれお姉さんなので、全員にそれぞれのストーリーがあって今こうやってalmaとして生きてる、そんな6人で歌うこのフレーズが結構熱いです! 若い子にはこのフレーズは歌えない、私たちが歌うことで味があると思います。


──ありがとうございます! 最後に、今後の目標と展望を教えてください。

沫涙:アイドル以外のミュージシャンの方にも褒められたいです。ダンサーにもミュージシャンにも、アイドル以外の音楽ジャンルの人にも「almaがカッコいい」と言われたいです!

音寧:生バンドでライブがしたいです。それが出来るくらいalmaの音をもっとスキルアップして、大きな会場で生バンドで音を楽しんでもらえるようになりたいです。

北出:ふたりが言ったことを叶えるためにももっともっとファンの方を増やしたいですね。そうすることでもっとalmaが楽しくなるなと思います! フェスにも出たい!

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