TRACK15とは?メンバーは高槻出身?

大阪府高槻市出身のロックバンド、TRACK15(トラックフィフティーン)。
2020年10月に結成され、エモーショナルでまっすぐな歌声と、バンド全体の力強いアンサンブルで注目を集めています。
ボーカルの蓮さんが、SNSで配信していた弾き語り動画をきっかけに結成されたという、少し珍しい経緯も話題に。
地元・高槻で出会い、今もなお仲間として音を鳴らし続ける彼らの絆と音楽性は、まさに青春そのもので、新しい世代のギターロックを体現する存在です。
高槻出身の4ピースロックバンド
TRACK15は、ボーカル・ギターの蓮、ギターの寺田航起、ベース・コーラスの高橋凜、ドラム・コーラスの前田夕日の4人からなるロックバンドです。メンバーのほとんどが大阪府高槻市出身で、地元に根ざした強い絆と共通のルーツが彼らの音楽にも色濃く表れています。
蓮は小学校から高校までサッカーに打ち込んでいたスポーツ少年で、ボランチというポジションで「全体を見渡す」視点を持っていたことが、バンドの中でも自然とリーダー的な役割につながっているそうです。
他の3人は同じ専門学校で出会い、ボーカル不在のバンド活動中にSNSで蓮さんを見つけ、メッセージを送ったのがバンドの始まりでした。
バンド名の由来
「TRACK15」というバンド名は、蓮の加入時にメンバー全員で相談しながら決められました。なかなかアイデアが出ない中、ドラムの前田が集合場所へ向かう電車内で天王寺駅の「15番ホーム」の案内板を目にし、ふと「15」という数字をバンド名にしようとひらめいたそうです。
その場で「TRACK15」と提案されたものの、他の3人は最初あまり乗り気ではありませんでした。
しかし、どうしても譲らない前田さんの強い押しによって「ジャンケンで決めよう」と勝負に。
結果、前田さんが見事勝利し、そのまま「TRACK15」に決定したという、ちょっとユニークでメンバーらしいエピソードが詰まったバンド名です。
TRACK15メンバーの年齢や誕生日は?
大阪高槻出身の4人組ロックバンドTRACK15は、平均年齢22.5歳の若さと勢いにあふれた注目のバンドです。それぞれの誕生日や正確な年齢は公表されていませんが、ライブパフォーマンスや楽曲からは等身大の感性と、成熟した音楽性が感じられます。
ここでは、そんなTRACK15の個性豊かなメンバーたちについて、音楽との出会いや人柄が垣間見えるプロフィールを紹介します。
蓮(れん)

担当 | ボーカル・ギター |
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誕生日 | 9月1日 |
出身地 | 大阪府・高槻市 |
高校3年生までサッカー部に所属し、音楽とは無縁だったという蓮。
転機となったのは、部活を引退した時にクラスの友人から、アコースティックギターを譲り受けたことでした。
手持ち無沙汰な日々の中で、自然と音楽に触れるようになり、弾き語りを始めたのがすべての始まりです。
もともとカラオケで褒められることも多かったという蓮さんですが、初めて観たback numberの京セラドーム公演で「歌声が人を動かす力」を肌で感じた経験が、音楽への本格的な情熱へと火をつけました。
今では唯一無二の歌声とメロディセンスで、TRACK15の核を担っています。
寺田 航起(てらだ こうき)

担当 | ギター |
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誕生日 | 7月17日 |
出身地 | 大阪府・高槻市 |
ギター担当の寺田航起が初めて楽器に触れたのは、高校時代の軽音楽部での活動でした。
プロ志向というよりも、当時は友達と楽しく演奏することが中心で、気負わず音楽を楽しんでいたそうです。
小学校高学年の頃から両親の影響で音楽に親しんでいましたが、音楽の世界に深く惹かれるきっかけになったのは、中学2年生のときに観た野外ライブです。
flumpoolのステージを間近に体感し、観客とアーティストの一体感に衝撃を受けたと言います。
その感動が原体験となっているからこそ、彼のギターサウンドにもライブ感が息づいているのでしょう。
高橋 凜(たかはし りん)

担当 | ベース・コーラス |
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誕生日 | 5月17日 |
出身地 | 大阪府・高槻市 |
TRACK15のベースとコーラスを担当する高橋凜は、音楽好きの父親の影響で、幼い頃から洋楽に親しんで育ちました。
小学校のクリスマスに、アコースティックギターを手にしたものの、当時は難しく感じて挫折。
しかし、中学3年生のときにRADWIMPSを聴いたことがきっかけで、音楽にのめり込むようになります。
高校では軽音楽部に入り、ベースと出会いました。
当時はSiMやSHANK、HEY-SMITHといった激しめのバンドを好み、夏フェスにもよく足を運んでいたそうです。
今では繊細なベースラインと、安定感のあるコーラスで、TRACK15の音楽をしっかりと支えています。
前田夕日
担当 | ドラム・コーラス |
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誕生日 | 8月8日 |
出身地 | 和歌山県・岩出市 |
ドラムの前田夕日は、小学校から中学3年生まで剣道に打ち込んでいたものの、YouTubeで東京事変・刃田綴色の演奏を見たことがきっかけで、音楽の道へと進みました。
「ドラム、めっちゃかっこいい」という直感に突き動かされ、剣道を辞めて音楽に専念するという決断は、彼の行動力と熱意を物語っています。
音楽の衝撃的な原体験として語るのは、和歌山のライブハウスで観たOKAMOTO’Sのライブ。
距離の近い空間だからこそ味わえた熱気と一体感に、強く心を動かされたそうです。
今では、バンドの結成を呼びかけたキーマンとして、芯のあるドラミングでTRACK15の土台を支えています。
TRACK15のおすすめ人気曲3選
TRACK15の魅力は、独特の歌声とエモーショナルなサウンド。ここでは、彼らの魅力が詰まったおすすめの人気曲を3曲ピックアップしました。
爽やかなポップナンバーから心に響くバラードまで、幅広い楽曲をぜひチェックしてみてください。
ハルハル
初の流通版となる、1stシングル「Three」に収録された「ハルハル」は、TRACK15の新たな魅力が詰まった一曲です。
サビのフレーズが繰り返されるシンプルな構成ながらも、言葉一つ一つに深い意味が込められており、その端的さがむしろ聴き手の想像力を刺激します。
疾走感のあるバンドサウンドと、蓮の透明感と温度を両立させた歌声が、春の朝に差し込む光のように心に響きます。
凛とした強さを感じさせる、新しい一日を迎えに行く朝のような雰囲気が印象的ですね。
ライブのホームともいえるOSAKA MUSEで撮影されたMVも、どこかエモーショナルで開放的。
ライブハウスという空間に収まらない表現力の広がりを感じさせます。
ジャムセッションやライブでも、ファンから絶大な支持を集めており「もっと大きなステージで聴きたい」という声も多数。
静かで確かな熱を宿した、TRACK15の今を象徴する一曲です。
私的幸福論
1stシングル「Three」に収録されている「私的幸福論」は、軽快なポップロックサウンドと、蓮の優しい歌声が、若者世代の何気ない日常の感性にそっと寄り添う一曲です。
楽曲制作の過程では、他の楽曲制作で行き詰まった際に、遊び心で弾いたメロディーがわずか15分で完成したそうで、自然な形でTRACK15らしさと新しい一面が表現されました。
ミュージックビデオは、ミワカナコ監督が手掛け、楽曲の世界観に合った多幸感あふれる映像となっています。
リズミカルな曲調にマッチしたカメラワークや、歌詞の世界を体現するキャストの豊かな表情にもぜひ注目してください。
ファンからは「同棲直前の不思議な気持ちが蘇る」「詩的な歌詞のセンスが光る」と高い評価を受けており、等身大の魅力を持つ楽曲です。
千年計画
2024年11月6日にリリースされたTRACK15の新曲「千年計画」は、日々の何気ない幸せを積み重ねながら、深い愛情を込めて長く共に歩み続けることの喜びを描いたラブソングです。
蓮の透き通るような歌声が、冬の暖かな部屋で大切な誰かと聴きたくなる心地よさを演出しています。
歌詞には「シワの数だけの幸せ」や「馬鹿げた大きな話とそばにある小さな話」といった繊細で温かな表現がちりばめられており、聴く人の心をじんわりと温めます。
特に最後のフレーズの余韻が途切れず続いていくような響きも、この曲ならではの魅力です。
多くのリスナーから「有線で聴いてビビッときた」「もっと多くの人に知ってほしい」と高い評価を得ている「千年計画」をぜひ味わってみてください。
高槻出身のTRACK15!唯一無二の音楽性を楽しもう
TRACK15は、大阪高槻出身の4人組ロックバンドで、それぞれが持つ個性豊かな音楽性と技術で、唯一無二のサウンドを作り出しています。蓮の透明感あふれる歌声を軸に、メンバー全員がバンドの世界観を形作るために力を合わせており、その一体感が楽曲に深みと魅力を与えています。
地元高槻から全国へと羽ばたく彼らの音楽は、疾走感あふれるポップナンバーから、心に寄り添うバラードまでさまざま。
今後の活躍にも大きな期待が寄せられているTRACK15の魅力を、ぜひじっくり味わってくださいね。