TUBEメンバーの年齢や出身地を紹介
TUBEが結成されたのは、1985年のこと。それ以来メンバーチェンジをすることなく、今なおオリジナルメンバーでの活動を続けています。
まずはTUBEメンバーのプロフィールについて、詳しくチェックしていきましょう。
前田 亘輝

担当 | Vocal |
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誕生日 | 1965年4月23日 |
年齢 | 60歳 |
出身 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
「前田 亘輝(まえだ のぶてる)」は、TUBEのボーカルを務めるメンバー。
「前ちゃん」の愛称で親しまれる、パワフル&ソウルフルな歌声の持ち主です。
TUBEの楽曲では作詞を手掛けることが多く、作曲もできることから、音楽プロデューサーとして他アーティストへの楽曲提供も行っています。
映画をきっかけに競馬に興味を持ち、馬主を務めた経験も。
趣味はゴルフで、某番組では「ゴルフに集中できなくなるからギターを辞めた」と発言し、笑いを誘いました。
春畑 道哉

担当 | Guitar・Keyboard・Chorus |
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誕生日 | 1966年11月5日 |
年齢 | 58歳 |
出身 | 東京都 |
血液型 | A型 |
「春畑 道哉(はるはた みちや)」は、TUBEのギターを担当するメンバー。
TUBEの多くの楽曲で、作曲を務めるメンバーでもあります。
幼少期にピアノを習い始め、バンド活動をスタートさせたのは中学校1年生の時のこと。
当時から、すでに卓越した演奏スキルを持っており、複数のアマチュアバンドを掛け持ちしていました。
TUBE結成以降もソロアーティストとして活動し続け、アルバムを11枚ほどリリース。
日本人として初めて、アメリカの楽器メーカー・FENDER USA社と専属契約を結んだ経歴もある、実力者です。
角野 秀行

担当 | Bass・Chorus |
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誕生日 | 1965年7月6日 |
年齢 | 60歳 |
出身 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
「角野 秀行(かくの ひでゆき)」は、TUBEでベースを務めるメンバー。
音楽を始めた中学生当時はギター担当だったものの、友人もギター担当であったことから、以前から興味を持っていたベースへと転向。
これをきっかけに、ベーシストとしての音楽人生が始まりました。
TUBE結成後は、TUBEのサポートメンバーと「Riding」というバンドを結成し、活動の幅を広げたことも。
また、TUBEでは作詞・作曲に加え、メインボーカルを務めることもある、マルチに活躍するメンバーです。
松本 玲二

担当 | Drums・Chorus |
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誕生日 | 1966年5月30日 |
年齢 | 59歳 |
出身 | 神奈川県 |
血液型 | AB型 |
「松本玲二(まつもと りょうじ)」は、TUBEのドラム担当。
ドラムを始めたきっかけは、学生時代に結成したバンドにドラムがいなかったこと。
ドラムは完全なる独学であるものの、様々なジャンルに対応できる、高い実力の持ち主です。
また、松本玲二はレーシングドライバーとして活動する一面もあり、国内トッププロドライバーが参加する「スーパー耐久」という自動車レースで勝利を挙げるなど、実力の高さも注目を集めています。
TUBEのサポートメンバー|一部紹介
TUBEの楽曲といえば、管楽器の音色や厚みのあるコーラスが印象的。そのサウンドを生み出すために、サポートメンバーも活躍しています。
続いてはTUBEのサポートメンバーの一部をチェックしてみましょう。
伊藤一義
「伊藤一義(いとう かずよし)」は、TUBEの結成当初から2013年ごろまで、コーラスやギターとしてサポートを務めたメンバー。ライブでは、被り物をして登場することもあるなど愛されキャラで、TUBEファンからも人気を集める存在でした。
サポートメンバーを脱退した理由については、詳しくは明かされていないものの、脱退後もライブに登場するなど、TUBEとの交流は続いています。
また、現在はソロでの音楽活動に加え、ヴォイストレーナーとしても活動中です。
勝田一樹
「勝田 一樹(かつた かずき)」は、サックスとしてサポートを務めるメンバー。TUBEのサポートに入る前は、織田哲郎のツアーなどで活躍し、1990年ごろからは、TUBEのほぼ全てのツアーにサポートとして入っています。
またサックス奏者として、西城秀樹やZARDなど、数々の人気アーティストのレコーディングにも参加。
現在は「JAFROSAX(ジャフロサックス)」というソロプロジェクトを立ち上げ、精力的な活動を続けています。
Eliana
「Eliana(エリアーナ、エリアンナ)」は、コーラスとしてサポートを務めるメンバー。ブラジル人の父と日本人の母を持つハーフで「エリーちゃん」の愛称で親しまれています。
そんな彼女が人前で歌を歌い始めたのは、およそ7歳の時のこと。
ミュージシャンであった父のステージで歌声を披露し始め、15歳の時に正式にデビューが決まりました。
現在は音楽シーンのみならず、舞台などでも活躍しています。
栗林誠一郎
「栗林 誠一郎(くりばやし せいいちろう)」は、ベース・コーラスとしてサポートを務めたメンバー。1987年にリリースされたアルバム「SUMMER DREAM」でTUBEのサポートに入ると、その後はTUBEの楽曲の作曲なども担当。
1988年にベース・角野が活動を休止した際は、代役としてライブツアーに参加しました。
その後はバンドを結成したり、人気アーティストに楽曲提供をしたりと音楽活動を続けていましたが、1998年のライブを最後に、表立った活動を休止しています。
TUBEってどんなバンド?魅力を深掘り

続いては、TUBEについて詳しく知らない人に向けて、TUBEの魅力やグループ名の由来を解説します。
夏を代表するバンド・サザンオールスターズとの関係についても必見です!
夏を盛り上げる稀代の夏バンド
TUBEが夏バンドとして歩み始めたのは、なんとデビュー当初から。正式にデビューが決まるまでは「パイプライン」というアマチュアバンドで活動していましたが、1985年6月に「ベストセラー・サマー」という夏ソングでデビューを果たします。
同曲はオリコン週間ランキング13位を獲得するなど、なかなかのヒットを記録。
そして1986年、今も夏歌として親しまれ続ける「シーズン・イン・ザ・サン」が大ヒットし「TUBE=夏」のイメージが徐々に定着し始めました。
その後は5thシングル「SUMMER DREAM」、7thシングル「Beach Time」、11thシングル「あー夏休み」と、毎年夏が近づくタイミングで夏ソングをリリースし、いずれも大ヒット。
今では夏に欠かせない稀代の夏バンドとして、幅広い層から愛され続けています。
グループ名の由来
「TUBE」というグループは、波に乗ることを意味するサーフィンの用語「チューブ・ランディング」に由来しています。アマチュアバンド時代のグループ名が「パイプライン」というサーフィンに関連する言葉であったことから、デビュー後の名前もサーフィンに由来して名付けられました。
ちなみに、デビュー当時のグループ名は「THE TUBE」。
語呂が悪いという理由から、1986年に「TUBE」に改名しました。
夏バンド「サザンオールスターズ」との関係は?
夏といえば「サザンオールスターズ」を思い浮かべる人も少なくないはず。TUBEとサザンは、同じ夏バンドとして比べられることが多いものの、両者の関係はいたって良好と言われています。
TUBE・前田は「サザンがいなかったらバンドをやっていなかった」と公言しており、サザン・桑田も自身のラジオで「シーズン・イン・ザ・サン」のカバーを披露したことがありました。
また、TUBE・春畑は、サザンのドラム・松田弘を迎えてソロツアーを行ったこともあります。
ちなみに、サザンオールスターズのデビューは1975年と、TUBEよりも約10年先輩です。
TUBEは2025年にデビュー40周年を迎える!
TUBEは2025年、デビュー40周年を迎えます。様々なテレビ番組で特集が組まれている他、7月からはアニバーサリーツアー「TUBE LIVE AROUND 2025-2026 Keep On Sailin'」がスタート。
また、自身初となるAll Singlesベストアルバム「All Singles TUBEst」や、40周年記念コラボレーション・アルバム 「TUBE×」の発売も決定。
コラボレーション・アルバムでは、GACKTやTHE ALFEEなどの大物から、FRUITS ZIPPERや梅田サイファーなど、ジャンル・世代を超えたアーティストが集まっており、TUBEの新たな一面が見られそうです。
TUBEの人気曲3選
最後に、TUBEの楽曲の中でも、夏を代表する人気曲を3曲紹介します。ぜひプレイリストに加えて、今年の夏もヘビロテしてくださいね!
シーズン・イン・ザ・サン
「シーズン・イン・ザ・サン」は、1986年4月にリリースされた3rdシングル。
オリコン週間ランキングで6位を記録した、TUBEの出世作です。
そんな同曲で歌われているのは、キラキラとした夏の恋。
両思いの二人を描いた甘いラブソングではなく、どちらかといえば、一夏の恋のような軽めの恋心が描かれており、それがより一層夏のワクワク感を掻き立てます。
真夏のドライブやビーチで聴きたくなるような、清涼感あふれる爽やかなサウンドも魅力的な一曲です。
夏を抱きしめて
「夏を抱きしめて」は、1994年5月にリリースされた18thシングル。
オリコン週間ランキングでは1位を獲得、累計売上数は94万枚を記録するなど、シングルとしては、TUBE最大のヒットとの呼び声が高い一曲です。
そんな「夏を抱きしめて」は「君」を愛する気持ちがまっすぐに歌われた、熱いラブソング。
夏に芽生えた恋なのか、それとも夏に気持ちが固まったのかは分かりませんが、とにかくストレートに愛が歌われています。
ややメロウで温かみのあるメロディも心地よく、恋をしていなくても、夏になると聴きたくなります。
あー夏休み
「あー夏休み」は、1990年5月にリリースされた11thシングル。
オリコン週間ランキングでは最高記録が10位と、他の楽曲に比べるとやや劣るように感じるものの、2000年代に入ってからもCMソングとして起用されたり、様々なアーティストからカバーされたりと、長く愛され続けています。
同曲は、サビの「あー夏休み」というフレーズ、そして前田のロングトーンが注目されがちですが、歌詞全体は文学的なのが魅力的なポイント。
描かれているのは、一目惚れから始まった一夏の恋で、誰もが恋をしたくなる夏にはピッタリな曲です。
どこかラテン音楽を感じさせる、ノリの良いサウンドも夏気分を盛り上げてくれます。
TUBEメンバーは夏の主役!聴けば真夏に変わる最強バンドの曲で盛り上がろう
「夏といえばTUBE!」というイメージは、デビューから40年経った現在も健在です。
おしゃれなサマーチューンで涼むのも良いですが、暑い日こそ、TUBEで思い切り夏を楽しんでみてはいかがですか?
また、どんよりとした曇りの日もゲリラ豪雨にも舞われた日も、TUBEを聴けば、心の中は青空が広がる真夏へと変わるはず!
ぜひ2025年の夏もTUBEの夏ソングを聴いて、盛り上がってくださいね。