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【インタビュー】1stアルバム発売&5大都市ツアー開催迎えるラフ×ラフが“勝負の秋冬”への思い語る!活動休止迎えた吉村萌南へのメッセージも

テレビプロデューサー佐久間宣行がプロデュースする8人組アイドルグループ「ラフ×ラフ」の1stアルバムが12月17日に発売決定。それに加えて10月13日の福岡を皮切りに、5大都市を巡る初のライブハウスツアー「ポップ☆トラベル~あなたに会いに来ちゃいました~」を開催する話題たっぷりな彼女たちにインタビューを敢行した。2つの“初”を前に、重要なシーズンを迎える彼女たちの思いに注目。また、トークの中では10月1日で活動休止に入った吉村萌南への思いも。8人揃っての場はしばらく見納めとなるので、全員勢揃いの笑顔も要チェック!

1stアルバム発売&全国5大都市ツアー開催が決定

──1stアルバムの発売に5大都市ツアーと初の大きな出来事が2つ重なる今年の秋冬は、まさにラフ×ラフにとって“勝負の時”になりますが、皆さんの中ではどんなシーズンにしたいと思っていますか?


齋藤:アルバムのリリースは私たちも今月のお台場でのフリーライブで初めて知ったので、あれから一週間以上経つ今も驚いています。今までラフ×ラフがお届けしてきた曲がCDになるのは本当に嬉しいです。お台場のライブでは目標にしていた700人動員を達成することができたので、この勢いをアルバムとツアーにつなげて、夢である武道館コンサートまでの道を走っていきたいです。


──12月17日発売の1stアルバムは、ラフり隊(ラフ×ラフのファンネーム)の方々にとって最高のクリスマスプレゼントになりそうですね。現時点で明かせる範囲で、どんな内容か教えてください。


日比野:デビュー曲の『100億点』から最新曲の『夏の覚悟を今決めろ!』まで、今までデジタルシングルでリリースしてきた曲に新曲やライブバージョンをプラスした一枚になります。初回盤には未公開を含めた映像コンテンツも収録される予定です。私たちにとって初のパッケージ発売ですし、曲と映像がひとつの商品になってリリースされるのが今から楽しみです。


──これまでデジタルシングルが14作品と配信ではハイペースのリリースが続いてきたのに対して、CDは3年目で初のリリースとちょっと長い道のりになりましたね。

高梨:そうですね。今までフェスなどで他のグループにご挨拶した時に、お相手からサイン入りCDをいただくことがよくあったんですけど、私たちは色紙くらいしか渡せるものがなくて…。ずっと寂しい思いをしてきたので、これからは自分たちの顔が載ったCDを渡せるのが嬉しいです。

アルバムには佐々木楓菜作詞・作曲の新曲も収録

──一人一人から「嬉しい」「楽しみ」という言葉がたくさん出てきて、ラフ×ラフ全体から喜びがにじみ出ているのを感じます。ところで皆さんは子どもの頃からダウンロードやストリーミングで音楽を聴くのが当たり前の世代ですが、CDに対する思い出ってありますか?


永松:私は福岡出身で、中学校でもスマホを持っている子がまだ少ない環境で育ったので、音楽はいつもCDで聴いていました。予約する時もお店に行って、「どのグループの何の作品の何タイプ」って書いた用紙を店員さんに渡して、その写しをもらって帰って、販売日の一日前にフラゲしに行く感じでしたね。


──店舗予約もネットで済む今で考えるとアナログな体験ですね。初めて買ったCDのことも覚えていますか?

夏目:初めて買ったのは、ポケモン映画の主題歌にもなった、いきものがかりさんの『笑顔』です。中のブックレットもボロボロになるくらい読み込んで、今も実家の棚に飾ってある大好きな一枚です。デジタルが浸透した今の時代、もしかしたら私たちのアルバムが初めてのCDになる方がいるかもしれないですし、たくさんの方の記憶に残る作品になってほしいです。

日比野:私が初めて買ったのは、ももいろクローバーZさんの「バトル アンド ロマンス」というアルバムでした。私はももクロさんを『Z伝説~終わりなき革命~』から好きになったので、それ以前の曲も収録されていて「最初はこんな感じだったんだ」と知ることができた一枚でした。

アルバムって、好きなアーティストやアイドルのことを少し遡って知れるのもいいところだと思うので、3年間の活動が詰まった私たちのアルバムでもラフ×ラフのこれまでの歩みを知ってもらえたら嬉しいです。


──今から発売日が待ち遠しいですね。


齋藤:その日はHMVかタワレコあたりにみんなで開店前から並んで、誰が一枚目をゲットするか競争したいです。


──自分たちで争奪戦ですか(笑)。佐々木さんは3月にリリースされた『君ときゅんと♡』で作詞・作曲に挑戦されていて、今回のアルバムにも新曲が収録されるそうですね。歌詞を書く時は特にどんなことを意識していますか?

佐々木:詞を書く時はストーリー性を大切にしています。たとえば1曲目の『君ときゅんと♡』はアイドルとファンの方々の関係性を思って書いた曲で、7月にリリースした『夏の覚悟を今決めろ!』にカップリングとして収録された2曲目の『カラフルタイム』は、ラフ×ラフのことを分かってもらえるような、私たちのテーマソングになったらいいなと思いながら書きました。

3曲目は失恋ソングに取り組んでいるんですけど、自分自身に失恋の経験がないのでストーリーを考えるのが難しくて…。でも、聴いてくださる皆さんに共感してもらえる曲になるようにがんばります!

初の5大都市ツアーは、各地のアイドルと大喜利バトル!

──一方で10月13日からは全国5大都市を巡るライブハウスツアーが待っています。こちらは各都市2部制での開催ですが、それぞれどんな内容を予定していますか?


夏目:福岡、名古屋、札幌、大阪の1部は、各都市に拠点を置くアイドルグループと共演する対バン形式のライブです。アイドルの対バンというと、各グループがそれぞれのブロックでパフォーマンスをする形が普通ですけど、ラフ×ラフといえばやっぱり大喜利なので、今回のツアーではご一緒するアイドルさんにも大喜利をやってもらえたらいいなと思っています。

曲中で大喜利をする『考える時間をください』という曲があって、いつもライブでものすごく盛り上がる一曲なので、一緒にコラボできたらいいなと思っています。2部はラフ×ラフの単独公演で、私たちの歌とダンスをじっくり見せる構成になっているので、私たちのライブを初めて見る方たちの心もしっかり掴めるようにがんばりたいです。


──永松さんは地元・福岡のライブも楽しみですね。

永松:今までイベントなどの遠征で福岡に行くことはあったんですけど、自分たち主催のライブは初めてですし、私のアイドル姿を生で見たことがないと友だちも「行くよ!」と言ってくれているので、めちゃくちゃ嬉しい反面、緊張もあります。あと、LinQさんは地元にいる頃から大好きで、小学生の頃にダンスの練習で曲を踊っていたグループなので、今回対バンという形で一緒にステージに立てるのが本当に嬉しいです。


──きっと福岡の客席はエメラルドグリーンの一団で染まるんでしょうね。1部のライブでは福岡のLinQのほか、名古屋のOS☆U、札幌のタイトル未定、大阪のKRD8の皆さんと各地で共演されます。今までそれぞれのグループと交流などはありますか?

親友、ライバル、そして恐怖? 共演アイドルとの関係値


佐々木:OS☆Uの水沢桃々ちゃんは、ラフ×ラフを受ける前に受けていたオーディションの最終審査で同じチームだった仲で、私がラフ×ラフに入った時もメッセージをくれたり、フェスで一緒になった時は毎回どんなに時間がなくてもDMで連絡をとるお友達なんです。

だからツアーで他のグループをゲストに呼ぶって聞いた時から、ずっと名古屋はOS☆Uさんがいいなって思っていました。一緒にステージに立つのは、そのオーディションの時以来なので、歌ったり大喜利をするのが今から楽しみです。


──アイドル候補生だった二人が、立派なアイドルになって別々のグループで同じステージに立ち、大喜利で戦う…。きっと見ている方たちも笑いと感動が入り混じるライブになりそうですね。


夏目:私は今年の六本木アイドルフェスティバルのカラオケコラボ企画で「メンバーカラーが水色の子を集めてカラオケしたい」と提案したら、それが叶ってLinQの有村南海ちゃんと共演しました。それから別の機会で一緒になった時もいろいろお話をしましたし、まだ17歳で本当にかわいいんです。今回のライブを通じて、もっともっと仲良くなりたいです。

永松:タイトル未定さんとは、去年のTOKYO IDOL FESTIVALでFNS歌謡祭出演枠を競い合った関係です。結果は私たちが負けてしまったんですけど、歌謡祭当日は応援する気持ちでステージを見ました。

ラフり隊の方からも「歌謡祭見ました!」という声をいただいたので、ラフ×ラフのファンにも印象が強いグループだと思います。あの時は“ライバル関係”っていう感じでしたが、ずっと「一緒に何かしたいね」ってお話していたので、今回ご一緒できるのが嬉しいです。


──それを聞いて「昨日の敵は今日の友」って言葉を思い出しました。あと、KRD8さんと共演する大阪は、言うまでもなく“お笑いの聖地”ということで、大喜利アイドルとしてはアウェーの舞台に飛び込むような気分ですね。

日比野:KRD8さんは、ツアーが決まってご挨拶させてもらった時に喋りも返しもめちゃくちゃ面白くて。数分話しただけでちゃんとオチまで持っていくところに、ちょっとした“恐怖”を感じました(笑)。大喜利で戦ったらどうなるのだろうかと少し緊張しています。

みんなで出かけたい齋藤と自由行動派の藤崎

──それは「アイドル天下一大喜利武道会」現役王者の負けられない戦いが見られそうですね。そのほか、各都市でやってみたいことはありますか?


夏目:私は札幌に行ったらシマエナガを探してみたいです。前からずっとずっと北海道で仕事がしたいと言っていて、今年の2月に行く機会があったんですけど、その時は見られなくて。

高梨:北海道の札幌に住んでいたことがあるんですけど、私も一度も見たことないです。


──なるほど、「雪の妖精」探しですね。でも、シマエナガって北海道に住んでいても見ることが珍しいみたいですから、どこに行ったら見られるのか、今のうちにファンの方々から情報を集めておきたいところですね。

夏目:そうですね(笑)。

齋藤:私は名古屋のレゴランドに行って、メンバーに似ているレゴを集めてラフ×ラフのレゴを作ったり写真を撮ったりしたいです。

日比野:あ、それ、いいね。


──それは一人で探しに行って、後でみんなに配るみたいな?

齋藤:いや、みんなで一緒に行きたいです。

藤崎:えー、いやだー、私はひつまぶしを食べに行きたい!

齋藤:みんなで行きたい!

活動休止の吉村に届けたい歌詞は?

──まるで長女と末っ子の掛け合いを見ているようで面白いです(笑)。さて、10月1日で吉村さんが学業専念のためグループの活動から一旦離れることもこの秋のラフ×ラフの大きな変化ですよね。5大都市ツアーを含めてしばらくは7人での活動になりますが、リーダーの齋藤さんはどんな風に吉村さんを送り出したいですか?


齋藤:先日、ファンの方たちと壮行会的なイベントをして、吉村中心のフォーメーションだったり、吉村に歌ってほしいフレーズを歌ってもらったり、吉村メインのパフォーマンスを披露させてもらいました。ファンの方々もオレンジ色のペンライトで照らして涙して、吉村本人もしんみりとした表情になる場面がありましたが、最後は笑顔で終わる形になったので良かったです。

私自身も吉村とすごく仲がいいので、休止が決まってからはできるだけ一緒にいようと思って、ライブ終わりに遊園地に行って恐竜のアトラクションやメリーゴーランドに乗ってきました。(取材当時より)10月1日が来るまであと少しですが、やっぱり最後まで笑顔で送り出したいです。


──みんな明るいラフ×ラフだから、やっぱりこういう時も“笑顔”ですね。でも、しっかり者の吉村さんが不在となると、グループ内に何かしら困ることも起こるのでは。

永松:いろいろ困ることはあると思うのですが、見た目的にはオレンジ担当の吉村がいないとメンバーカラーが寒色ばかりになってしまうことが大きな問題ですね。夏の間は涼しげで爽やかな感じですけど、特に冬は冷たい感じに見えてしまうので、できるだけ早く戻ってきてほしいです。


──解決策は考えられているんですか?


永松:どうしよう、みんなで日焼けして少し夏っぽさを出そうか?

藤崎:嫌だ~!(笑)


──なるほど。そうするとしばらくはファンの方々に自分の推しメンカラー+オレンジ色のアイテムを身に付けてきてもらって、吉村さん不在の暖色不足を補ってもらうことにしましょうか。

日比野:それ、いいかもしれません。


──そろそろ締めに入っていきますが、UtaTenが歌詞検索サイトであることにちなみまして、ご自身たちの楽曲の中から「メンバーから今の吉村さんに送りたい歌詞」と「吉村さんがメンバーに送りたい歌詞」をそれぞれ教えてください。

佐々木:私たちからは『AKO~明るく可愛く面白く~』の歌詞の中から、<キミの選択を愛せばいい 私は必ず味方だよ>という言葉を贈りたいです。

吉村:私からは『ワタシイロ光る』の中から<どんなに遠く離れていたって きっと君なら見つけ出せるさ 夢中で瞬き続けてる 「私の色」>という言葉を贈ります。


──ありがとうございます。きっとファンにとっても胸が熱くなるメッセージ交換になりました。それでは最後に3年間の活動の結晶でもある1stアルバムへの思いを含め、吉村さんからファンの皆さんにメッセージをお願いします。


吉村:さっき日比野が言ってくれた通り、12月発売の1stアルバムは私たちの初期から最新のところまでがギュッと詰まっていて、今までラフ×ラフをずっと見てくださっている方にも新しいファンの方にも絶対楽しんでいただける作品になるはずです。

発売される時に私は活動休止中にはなるのですが、少し離れたところからみんなの活躍を応援したいと思います。しばらく別の場所でかんばって、その間もラフ×ラフへの思いを忘れることなく、復帰の際にはグループの起爆剤になれるように成長して戻ってきます。



これから迎える重大シーズンへの思いを存分に語ってくれたラフ×ラフ。初のCDリリースと全国ライブハウスツアーを通じ、この秋冬は大喜利アイドルという個性とともに音楽でも大きく注目を集めそうだ。活動休止に入る吉村萌南の思いとともに夢の武道館に向けて邁進する彼女たちの姿を応援したい。


TEXT 鈴木 翔
PHOTO 井野友樹

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さまざまな人気番組を世に送り出しているテレビプロデューサー佐久間宣行が総合プロデュースを手掛ける、アイドルグループ。 デビュー曲「100億点」では佐久間氏自ら作詞を手掛け、そのミュージックビデオではさらにダンスも披露。 このダンスが話題となり、ファンからはイベントでのダンス披···

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