映画1作目「オンリーユー」のテーマソングであり、TV版のEDにもなった。2頭身のキャラクターがかわいく更新してくる様は、ややマニアックなアニメとしての評判が付いてきた作品を"アニメは子供向けでもあるのですよ"と比喩しているのではとさえ思える。歌っている小林泉美は、うる星やつらの曲を自身が歌うのはこれが初めてだが、「ラムのラブソング」の作詞作曲、「宇宙は大ヘンだ!」の作曲を担当している。
2作目の映画「ビューティフルドリーマー」のテーマソング。
派手なドラムとリズミカルなメロディは、映画全てを走馬燈のようにかっさらう。
テーマソングなのに、OPでは一切流れず、タイトルと共に曲が流れてエンドクレジットになるという、斬新な演出が素晴らしい。
うる星やつら二代目のOPテーマ。アニメのオープニングって変わるんだ!変わっていいんだ!ということを世に知らしめた歌。しかしここからOPは比較的短いスパンで変わっていく。原作・アニメの世界観を踏襲しながら、Popな曲に仕上げ、そこにテクノ要素もいれているとても野心的な楽曲。
うる星やつらの音楽は、SFとコメディをまとった少年漫画を高橋留美子が送り出したものを、押井守ほかのスタッフが自由奔放に作り上げたアニメーションで開花した。長く続いたアニメだけに時代や作品毎に違った世界観をもっているが、特に映画版の音楽には映画の世界をしっかりと表現した名曲がまだまだある。いつの日か、これらの曲を聴きながら、昔をおもいだすおじさんに贈りたい・・・