さだまさしの名曲をランキングで解説!泣ける名曲や歌詞が面白い曲も紹介

このサイトはプロモーションを含みます

さだまさし 名曲

さだまさしは日本で最も多くのソロコンサートを行っている、人気シンガーソングライター。

フォークデュオ「グレープ」時代からソロ活動現在までたくさんのヒット曲があり、感動的な泣ける曲やコミカルな曲など、たくさんの名曲があります。

UtaTen編集部
この記事は、さだまさしの人気曲や泣ける曲、歌詞が面白い曲など、名曲をまとめて紹介しています。

さだまさしのデビュー曲は「雪の朝」

さだまさしのデビュー曲は、吉田正美(現・政美)と結成したフォークデュオ「グレープ」として1973年に発表した『雪の朝』。

この曲は8000枚しか売れなかったのですが、次のシングル『精霊流し』が大ヒットしたおかげで「グレープ」は人気フォークデュオとなりました。

『雪の朝』は作詞作曲さだまさしで、雪の朝の光景が目に浮かぶような些細な日常を描いた歌詞が、しっとりしたメロディにのって美しく優しい曲です。

 

さだまさしの人気名曲ランキングTOP5

さだまさしの曲は語りかけるような曲調で、しみじみと心に染みる名曲ばかりです。

実際に映画化された曲もありますが、どの曲もドラマを観ているような鮮明な世界観があって、聴いた人が主人公になったような気持ちにしてくれます。

ドラマやCMでよく耳にするので、おなじみのフレーズも多いですよね。

そんな、さだまさしの名曲の中から人気曲ランキングTOP5を紹介します。

いい歌心に残るいい歌&感動できる曲!歌詞と魅力をジャンルごとに厳選紹介

 

【5位】風に立つライオン


風に立つライオン』は1987年に12インチシングルとしてリリースされた曲。

ケニアで医療従事している日本人医師の話をヒントに、主人公がアフリカから日本に住む恋人に宛てた手紙の形で歌詞が書かれています

後に、この楽曲に感銘を受けた大沢たかおの依頼により2013年に小説化、2015年には大沢たかお主演で映画も制作されたのです。

また同曲は、この映画の主題歌としても起用されました。

壮大なアフリカの光景と、風に向かって立つライオンのような立派な志を描き、聴く人に勇気と感動を与えてくれる名曲です。

 

【4位】主人公

主人公』は1978年にリリースされたアルバム『私花集』の収録曲で、さだまさしの500曲を超える楽曲の中から、デビュー40周年記念のファン投票で1位を獲得した人気曲

学生時代や昔の恋人のことを懐かしく思い出しながら、今は違う人生を歩んでいる自分を励ましている歌で、聴く人が自分の体験のように感じて元気づけられます。

「私の人生の中では私が主人公」などの力強い歌詞が、自分の人生の指針となったと言う人も多い名曲です。

 

【3位】道化師のソネット

道化師のソネット』は、さだまさしが1980年にリリースした曲で、映画「翔べイカロスの翼」の主題歌です。

また同映画でさだまさしが主演、音楽監督も務めました。

「翔べイカロスの翼」は、ピエロとして子供たちに夢を与えようとして、興行中に命を落とした青年の実話を描いたノンフィクション小説

「笑ってよ君のために」という印象的なフレーズは有名で、CMソングなどにもよく起用されており、さだまさしの代表曲の1つです。

 

【2位】関白宣言

関白宣言』は1979年リリースの曲で、さだまさしの最大ヒットシングルとなった曲

結婚する前に相手の女性に亭主関白を宣言する歌詞ですが、不器用な愛情表現や男性の本音をコミカルに描いた歌詞は大変話題になりヒットしました。

歌詞の内容について女性団体からクレームがつくなど話題性もあった曲で、いくつかのアンサーソングも作られています。

コンサートではこの曲の最後の部分をファンと一緒に歌うことが恒例となっている、さだまさしの人気曲です。

 

【1位】案山子

案山子』は1977年リリースのシングル曲で、雪の中にぽつんと佇む案山子を見て、都会で一人暮らしをする弟(または妹)を気遣う兄の気持ちを歌った名曲です。

人によっては親が子を思う歌詞とも取れる、深い愛情がこもった歌で、家族と別れて遠い地で一人暮らしをした人や家族と離れて暮らした人には、せつなく感じるでしょう。

ちょっとお節介にも感じられる「元気でいるか お金はあるか」などの質問は実家からの連絡あるあるで、改めて家族のありがたみを感じさせてくれる歌詞です。

 

さだまさしの泣ける名曲

さだまさしは音楽家としての活動のほか、作家としても活躍しており、読むだけで涙が出そうな高い文章力は歌詞を書く上でも存分に発揮されています。

悲しみだけでなく、人間に対する深い愛が感じられる歌は、日頃のユーモラスな雰囲気とは違って新たな魅力を感じるでしょう。

次は、さだまさしの有名曲の中から泣ける名曲を紹介します。

桑田佳祐桑田佳祐の人気曲ランキングTOP5!ユニクロのCM曲や泣けるバラード曲も紹介

償い

償い』は1982年リリースのアルバム「夢の轍」に収録されている曲で、交通事故死をテーマにした重い曲です。

この曲はさだまさしの知人で、夫を交通事故で亡くした妻と、彼女に送金を続ける加害者の男性のエピソードをもとに作られました。

罪の重さに苦しみ続けた加害者と、加害者の人生を思いやる被害者の家族を「みんなやさしい」と表現し、優しく見守っている歌詞が感動的です。

また、ある裁判で裁判官が『償い』の曲名を出して加害者に反省を促したエピソードは話題になりました。

 

療養所

療養所(サナトリウム)』は1979年リリースのアルバム「夢供養」に収録されている曲で、人生を療養所に例えて生と死を描いた名曲

さだまさし本人が体調を崩して大学を中退したりグレープを解散したりと、入院している期間があったので、その体験をもとに作られた曲と言われています。

病室に誰も見舞いに来ない老女を見て、老いや命についてシビア考える主人公ですが、その視線の先には人に対する愛や世間に対する希望が秘められている深い曲です。

 

親父の一番長い日

親父の一番長い日』は1979年発売のシングル曲で、ドラマ化もされた感動的な名曲です。

娘が誕生してから結婚に至るまで、彼女の成長に一喜一憂する父の姿を描いた大作で、12分30秒という異例の長い歌になりました。

この楽曲は指揮者の山本直純とさだまさしが軽井沢音楽祭のために制作し、12インチシングルは歌舞伎座でのライブ演奏が収録されています。

リアルな父と娘の情景は、さだまさしのお父さんと妹さんをモデルにして制作されたのですが、実際の妹さんは未婚だそうです。

 

精霊流し

さだまさしが演奏するバイオリンのイントロが美しい『精霊流し』は、1974年にグレープ名義で発売した曲で、後にソロでセルフカバーされました。

この楽曲は、さだまさしの自伝的小説として書きおろされ、ドラマ化及び映画化されています。

長崎で毎年8月に死者の魂を弔う行事として行われる、精霊流しをテーマとした曲で、亡くなった恋人の魂を送っている人の心情を歌う悲しい曲です。

去年まで一緒に過ごした人を突然失った人の、日々の喪失感が伝わり、せつなくなるような泣ける名曲です。

 

紫陽花の詩


『紫陽花の詩』はグレープ時代の隠れた名曲ですが、さだまさしのソロコンサートでも歌われている名曲です。

さだまさしの自伝的小説をドラマ化したNHKドラマ「ちゃんぽん食べたか」では、主演の菅田将暉がこの歌を歌うシーンが印象的でした。

『紫陽花の詩』は、さだまさしの故郷長崎の街をそぞろ歩きしている歌で、長崎の風景が目に浮かぶような叙情豊かな曲です。

さだまさしのファンなら、紫陽花の季節にこの曲に出てくる土地を順に巡ってみたくなるでしょう。

 

さだまさしの歌詞が面白い名曲

さだまさしは、絶妙なトークでテレビ番組の出演やラジオパーソナリティーとしても人気で、歌詞にも抜群なユーモアのセンスを存分に発揮しています。

笑ってしまうような歌なのに、後からじわじわ来たり思わずホロリとしたりする歌は、作詞を作詩と表記するほど言葉にこだわる、さだまさしならではでしょう。

最後に、歌詞が面白いさだまさしの名曲を紹介します。

泣ける曲【感動】泣ける歌30曲!辛い時に聴くと涙が止まらない切ない歌や悲しい曲を紹介

雨やどり

雨やどり』は1977年発売のさだまさし2枚目のシングル曲。

雨やどりをきっかけに知り合った人との恋愛を、ギャグ漫画的に描いた面白い曲で、さだまさしの代表曲の1つです。

レコーディングはコンサートでのライブ会場だったため、観客の笑い声も録音されていて、思わず一緒に笑ってしまう曲

この曲も、さだまさしの妹さんをモデルに作られたと言われています。

 

もーひとつの恋愛症候群

もーひとつの恋愛症候群』は1985年リリースのさだまさしオリジナルアルバム「自分症候群」に収録されている曲。

恋愛している人の状態を、学術的に考察しているような文体でコミカルに歌っていて、聴いていると「なるほど」「あるある」と笑ってしまう歌です。

この歌はシングル曲『恋愛症候群 – その発病及び傾向と対策に関する一考察 -』の替え歌になっているので、両方を聴き比べてみるのも面白いでしょう。

 

関白失脚

関白失脚』はヒット曲『関白宣言』のアンサーソングとして作られた、悲しくも笑えるお父さんの曲です。

『関白宣言』が若い男性の理想なら、『関白失脚』は現実に直面している中年男性への応援歌で、コミカルなだけでなく、最後はじーんとする温かい曲

『関白失脚』は1994年のシングル曲『ヴァージン・ロード』と同年リリースのさだまさしオリジナルアルバム「おもひで泥棒」に収録されています。

 

パンプキン・パイとシナモン・ティー

パンプキン・パイとシナモン・ティー』は1979年リリースのさだまさしオリジナルアルバム「夢供養」に収録の曲。

コーヒー・ベーカリー「安眠(あみん)」の、恋愛に不器用なマスターの恋を応援するため、客の学生たちが手助けをするという、ストーリー性がある面白い内容です。

「ミス・パンプキン」「バラの形の砂糖」などキュートな言葉が並んで、恋の行方にワクワクするような楽しい歌になっています。

 

さだまさしの名曲には面白い曲も多い!人気の名曲ランキングや泣ける曲を聴いてカラオケで歌ってみよう

さだまさしの曲はドラマやCMでおなじみのフレーズもありますが、どの曲も独特な世界観があり、一冊の本を読んだような感動を覚える名曲ばかりです。

実際にドラマや小説化された曲もあり泣ける曲も多いですが、笑える歌詞で最後はじーんとする曲もたくさんあります

人気の名曲ランキングや泣ける曲を聴いたり、カラオケで歌ったりして、さだまさしの世界を楽しんでくださいね。

 

この記事のまとめ!

  • さだまさしのデビューはフォークデュオ「グレープ」で『精霊流し』でブレイクした
  • 代表的なヒット曲は『案山子』『関白宣言』『道化師のソネット』など、笑える曲も泣ける曲もある
  • 『療養所』『償い』など感慨深い曲も多数ある
  • アンサーソングや替え歌など歌詞が面白い曲は、笑って後からほっこりする
  • 泣ける曲も笑える曲もある、さだまさしの名曲をチェックしてみよう

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です