1996年の結成以来、日本の国民的アーティストとして活躍している「ゆず」。
素晴らしい音楽を生み出し続けるメンバーに、どんなバックグラウンドがあるのでしょう。
今回の記事では、ゆずのメンバー北川悠仁さんと岩沢厚治さんについて紹介。
2人の名前や年齢、結婚事情、バンド名の由来まで詳しく解説します。
この記事のもくじ
ゆずってどんなバンド?
ゆずは1996年3月に結成された2人組フォークデュオです。
メンバーの名前は、北川悠仁(きたがわゆうじん)と岩沢厚治(いわさわこうじ)。
2人は同じ小学校・中学校に通っていた幼馴染です。
小学校時代は面識がなく、中学3年生の時に同じクラスになり意気投合したと言います。
その後、別々の高校に進学した頃、中学時代の仲間とともに4人組バンドを結成しました。
しかし、他のメンバーと方向性が合わず、2人で活動するに至った経緯があります。
「ゆず」の名前の由来
ユニット名の由来は、当時の食事会で北川が食べていた「ゆずシャーベット」です。
結成当初は2人が吸っていたタバコの銘柄「マイルドセブンライト」からとって「Light’s」という名前で活動していましたが、「自分たちらしくない」「ダサい」と思っていたそう。
そんな時に2人が働いていたアルバイト先の食事会で、北川がゆずシャーベット、岩沢がバニラアイスを食べ、そこからユニット名を変更する流れになりました。
当時のバンド名は英語や横文字が主流だったため、あえてひらがな2文字の「ゆず」にすることで他のバンドとの差別化を図ったと言われています。
路上ライブからメジャーデビューへ
北川と岩沢の音楽活動が始まり、2人はすぐにオリジナル曲を作りました。
最初はストリートミュージシャンとして路上ライブで楽曲を披露する日々を送ります。
ゆずが路上ライブを行っていたのは、神奈川県横浜市にある「横浜松坂屋」前です。
活動を始めて1年もするとリクエストをするお客さんが現れはじめ、1998年8月30日に開催した最後の路上ライブには台風直撃にもかかわらず約7,500人の観客が集まりました。
横浜松坂屋前はゆずのファン(通称ゆずっこ)にとって聖地とされています。
2003年にゆずがNHK紅白歌合戦に初出場した際には、この横浜松坂屋前から生中継されるなど、2人にとってもゆかりの地として親しまれ続けました。
ゆずのデビュー曲は「夏色」
ゆずは1998年に1stシングル「夏色」でメジャーデビューしました。
夏色は同年7月第1週にオリコンチャートでトップ30に入り、9月第3週には17位を記録。
発売から19年後の2017年には、ロッテ「爽」のCMソングに起用されました。
また、メンバーの出身地が近いことから神奈川県横浜市にある京急本線「上大岡駅」の駅メロとして、下りホームではAメロ、上りホームではサビのアレンジが流れています。
夏色はライブや音楽番組でも歌われ続け、日本を代表する夏ソングに成長しました。
ゆずメンバーの年齢や名前は?プロフィールを紹介
続いては、ゆずのメンバーである北川悠仁と岩沢厚治について、年齢や身長、血液型などのプロフィールをご紹介します。
2人は小学校時代からの同級生ですが、ゆずになる前は全く別の人生を歩んでいました。
それぞれのメンバーが音楽に興味を持ったきっかけや、学生時代の部活にも注目です。
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北川悠仁(きたがわゆうじん)
誕生日 | 1977年1月14日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
身長 | 173cm |
血液型 | A型 |
担当 | リーダー |
ゆずのリーダー北川悠仁は、1977年1月14日生まれの47歳です。
北川には姉が3人と兄が1人おり、北川家の次男(末っ子)として誕生しました。
17歳差の兄が持っていたドラムセットを叩いたのが音楽に興味を持ったきっかけです。
X JAPANのYOSHIKIに憧れ、中学の同級生と組んだ4人組バンドではドラムを担当。
好きな食べ物はバナナとあずきバーで、ファッションやお風呂も大好きだと言います。
中学までは太っていたらしく、高校でバスケットボール部に入部したことで痩せたそう。
ミュージシャンになる前から俳優として活動し、2008年には月9ドラマ『イノセント・ラブ』にレギュラー出演し、主演の堀北真希が想いを寄せる長崎殉也を好演しています。
岩沢厚治(いわさわこうじ)
誕生日 | 1976年10月14日 |
年齢 | 48歳 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
身長 | 165cm |
血液型 | O型 |
担当 | サブリーダー |
ゆずのサブリーダー岩沢厚治は、1976年10月14日生まれの48歳。
岩沢厚治として活動していますが、本名の漢字は「岩澤」だそうです。
父親は接骨院を営むかたわら道場を運営しており、岩沢も柔道や空手を習いました。
昔から家族に「歌が上手い」と言われており、13歳の誕生日プレゼントで父からもらったギターに熱中したのが音楽を始めたきっかけです。
高校時代はラグビー部に所属しスポーツに打ち込む一方、ギターや音楽の腕も磨きました。
ゆず結成前は4人組でのバンド活動の傍ら、一人で弾き語りライブをしていたそうです。
ジーンズが似合うことでも有名で、ベストジーニストTOP10に計15回ランクインしています。
ゆずメンバーは結婚している?
ゆずのメンバーは2人とも2011年に結婚を発表しています。
北川悠仁は、アヤパンの愛称で親しまれているフリーアナウンサー高島彩と結婚。
当時、北川は34歳で妻の高島は32歳でした。
2005年にゆずが「めざましどようび」のテーマソングを手がけたことが、当時アナウンサーとして番組に出演していたアヤパンとの出会いのきっかけになったそうです。
2006年から約6年の交際を経てゴールイン、2014年・2016年に女の子を出産しています。
一方、岩沢は10代の頃から交際していた一般女性と12年の交際を経て結婚。
お相手は下積み時代から路上ライブを見に来てくれていた観客だといいます。
無名だった岩沢を側で支え続けた女性と、長い純愛の末に結婚しました。
忙しくなってからも月数回は仲間と食事会を開き、妻との関係を育んでいったそう。
結婚相手が一般女性ということもあり、子供の有無は公開されていません。
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ゆずはなぜ人気?愛される理由を解説
ゆずはデビュー以来、日本の国民的音楽グループとして愛され続けています。
シングル・アルバムともに、新曲は常にオリコンチャートで上位にランクイン。
人気アーティストが集うNHK紅白歌合戦では、2023年が通算14度目の出場です。
ここでは、ゆずが人気である秘密やファンに愛される理由をご紹介します!
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2人が奏でるハーモニー
ゆずの魅力としてファンから多くの声が上がるのは、ズバリ2人が奏でるハーモニーです。
ゆずの歌唱曲にはハモリが多く、主に北川さんが低音、岩沢さんが高音を担当。
声質の違う2人が奏でるハーモニーは絶妙で、楽曲に味と深みを持たせています。
岩沢さんの伸びやかなハイトーンボイスは、キャッチーなサビを強く印象付けるとともに、観客に情景をまっすぐ届けるような歌声です。
北川さんのハスキーな低音は、サポートのハモリではなく主役級のハーモニー。
唯一無二の2人が奏でるハーモニーは、ゆず最大の魅力と言えるでしょう。
観客と盛り上がるライブ
ゆずのライブは、訪れた人をまっすぐ「歌」で虜にすると言われています。
自分たちの音楽を届けたいという2人の想いは、路上ライブ時代から変わっていません。
数々のヒットソングを生み出した今、大きな会場でライブを開催しても、ゆずとファンの距離感は昔と変わらず、まるで一人ひとりに語りかけるようです。
また、ゆずのライブは全員でラジオ体操をして始めることが恒例に。
その後、観客を巻き込んでタオルを振り回す、静寂の中で2人の歌声に酔いしれる、会場全体で大合唱する…とにかく全てのファンとの一体感を大事にしています。
心に刺さるような歌詞
ゆずの楽曲には、北川が作詞した曲と岩沢が作詞した曲があります。
北川のストレートな歌詞は観客の心にまっすぐ刺さり、丁寧に言葉を紡いだ岩沢の歌詞は聴くたびに音楽に深みを与えるでしょう。
どちらも毎日を一生懸命に生きる人に勇気を与え、隣で寄り添ってくれるような歌詞です。
学生時代によく聞いていた曲が、大人になってみるとまた違う解釈ができたりと、人生のどんなステージにいても共感できる等身大の歌詞がゆずの魅力と言えるでしょう。
ゆずメンバーの魅力が伝わる曲3選
ここでは、ゆずの魅力溢れる楽曲の中でも特におすすめの3曲をご紹介します。
ゆずの曲をあまり知らない人でも、これを聴けば2人の魅力にどっぷりハマるはず!
音楽番組でも何度も歌われている代表曲から、今聴いてほしい勇気がもらえる曲まで、老若男女問わず心に響く名曲をみていきましょう。
栄光の架け橋
2004年7月にリリースされた『栄光の架け橋』は、言わずと知れたゆずの代表曲です。
NHKのアテネオリンピック中継の公式テーマソングとして生まれました。
このオリンピックで、体操男子団体は28年ぶりに金メダルを獲得。
当時、栄光の架橋になぞらえた実況の「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」という言葉は流行語大賞にノミネートされました。
金メダルを目指し努力を続けた選手たちへの歌詞は、今なお世代を超えて頑張る人々の背中を押す国民的応援ソングとなっています。
虹
2009年9月に発売された『虹』は、日本生命のCMタイアップソングです。
フィギュアスケートの浅田真央選手が出演するCMでこの虹が流れ、頑張る人の背中を押すような応援ソングとして日本中に浸透しました。
サビの「越えて 越えて 越えて 流した涙はいつしか 一筋の光に変わる」という歌詞は、スポーツだけでなく困難や逆境に立ち向かう人々に希望を与えています。
ゆずの伸び伸びとしたハーモニーを楽しめる楽曲でもあるので、聴いていて気持ちよくなるような歌をお探しの人にもおすすめです。
友 ~旅立ちの時~
元々は『友』という曲で、東日本大震災(2011.3.11)の後にメンバーを縮小して回ることになったツアースタッフのために書き下ろした楽曲です。
その後、NHK全国学校音楽コンクールに楽曲提供する際に、この曲をもっと多くの人に聞いてほしいという想いから改めて『友 ~旅立ちの時~』として発表しました。
今では卒業ソングとして、多くの学校で卒業式に歌われています。
長い人生の中で別々の道を行く友に「今までありがとう、これからもずっと」という想いをのせて送るメッセージソングです。
ゆずメンバーはみんな結婚している!人気の理由を知ったらあなたもハマること間違いなし
1996年の結成以来、たくさんのヒットソングを生み出しているゆずの2人。
メンバーはどちらも2011年に結婚を発表し、プライベートも充実しているようです。
長年音楽と真摯に向き合っている2人だからこそ、いい曲が次々に生まれるのでしょう。
唯一無二のハーモニーや心に刺さる歌詞、メンバーそれぞれのキャラクターなど、ゆずには老若男女がハマるたくさんの魅力があります。
ゆずの楽曲はApple Musicなどの音楽配信サービスで聴けます。
ぜひ、この機会にゆずの音楽をダウンロードして楽しんでくださいね。
この記事のまとめ!
- ゆずは1996年に結成された2人組フォークデュオ
- メンバーは北川悠仁(きたがわゆうじん)と岩沢厚治(いわさわこうじ)
- 北川さんはアヤパンこと高島彩アナウンサーと、岩沢さんは一般女性と結婚
- ゆずの魅力はハーモニー・ライブ・歌詞
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