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【楽勝】ベース指弾きのコツは?おすすめの練習曲と指が痛いときの対処法 2024年11月

2021年1月29日 #PR

ベース 指 弾き

ベースの指弾きをはじめてみたけれど

  • 「思うように弾けない」
  • 「痛くて練習に集中できない」

と悩む人も多いのではないでしょうか。

演奏をはじめたばかりの時期は悩みも多いですが、コツ対処法を知っておくと練習がはかどりますよ、

Live編集部
この記事では、ベースの指弾きのコツや痛みが出たときの対処法、おすすめの練習曲を紹介します。

ベースの指弾きとは

ベースの指弾きとは指を使って弦を弾く奏法ですが、実は色々なバリエーションがあります。

基本の弾き方からリズムを重視したスタイル、スピードや特定のフレーズに特化させた弾き方など、それぞれに個性やメリットがありますよ。

はじめに、ベースの指弾きのスタイルを4つ紹介するので、気になる弾き方があったら挑戦してみてくださいね。

 

ワンフィンガー奏法

ワンフィンガー奏法は、人差し指1本だけを使って弦を弾く奏法です。

動きがシンプルなので

  • 「太い音を出しやすい」
  • 「シンプルなリズムを弾くときの安定性が高い」

というメリットがあります。

主に、4分音符を基準としたリズムの4ビートを弾くときや、ロックやR&Bでリズムを強調したいときに使われることが多いです。

使用頻度はあまり高くありませんが、指弾きのバリエーションの1つとして覚えておくと、ベース演奏の幅が広がりますよ。

 

ツーフィンガー奏法

ツーフィンガー奏法は、ベースの指弾きでもっとも使用頻度が高く、色々なテクニックの基本となる奏法です。

親指をピックガードや4弦、指を置くためのパーツのフィンガーレストに置き、人差し指と中指を交互に動かして演奏します。

  • 弦を弾いた指を上部の弦に当てて止めるアポヤンド
  • 弾いた後の指を空中で止めるアルアイレ

という2種類の弾き方がありますよ。

ロックでよく使われる8ビートを安定して演奏できる、音量や音質を揃えやすいというメリットがあります。

ベースで指弾きをしたい人は、まずツーフィンガー奏法に挑戦するのがおすすめです。

 

スリーフィンガー奏法

速いフレーズや、ギターのアルペジオのようなフレーズへの対応力を高めた弾き方がスリーフィンガー奏法です。

  • ツーフィンガー奏法に薬指を加えたスピード重視の弾き方
  • 親指を足して複数の弦を弾くときの演奏性とスピードを向上させた弾き方

の2種類があります。

薬指を加えたスタイルはロックやメタル系に多く、親指を足したスタイルはソロベースを演奏するジャズやフュージョンのベーシストに多いですよ。

演奏の幅が広がるというメリットはありますが、使う指が3本になるためリズムキープが難しくなるというデメリットもあります。

 

フォーフィンガー奏法

フォーフィンガー奏法は、使う指を4本に増やしたスリーフィンガー奏法の発展形です。

こちらも、

  • 薬指を使うスリーフィンガーに小指を足すスタイル
  • 親指を使うスリーフィンガーに薬指を足すスタイル

の2種類があります。

小指を足すスタイルは、MR.BIGでの活動や有名ギタリストとの共演などで知られるビリー・シーンが使用していることで有名。

親指から薬指までを使うスタイルは、フュージョン系ベーシストのマシュー・ギャリソンが使っています。

スリーフィンガーよりも難易度が高い弾き方なので、ツーフィンガーの基本をマスターしてから挑戦しましょう。

 

ベース指弾きのコツ

ベース 指弾き コツ

ベースの音色や弾きやすさを高めるためには、指弾きのコツを覚えて練習に生かしていくのがおすすめです。

特に初心者のころは演奏に集中しすぎてしまい、フォームや力加減まで意識できないため、手に負担をかけてしまうことも少なくありません。

演奏スタイルの次は指弾きのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてベースの練習に役立てましょう。

 

2本の指の音量・音質を揃える

ベースの指弾きでは、2本の指の音量や音質を揃えることが重要です。

音量や音質を均一にできると演奏にメリハリが出るだけでなく、音を強調してノリを生み出すアクセント全体の音量を曲にあわせて上下させる奏法もやりやすくなりますよ。

やり方はシンプルで、右手の指先をブリッジ側に移動させ、人差し指と中指が当たる深さを揃えてあげるだけです。

手首を軽くひねるようにするのがコツで、指を伸ばした状態でも人差し指と中指の同じ位置に弦が当たるようにしましょう。

このフォームが完成したらベースアンプを使い、音量や音質を揃える練習をしてみてくださいね。

 

脱力した状態を常に意識

指弾きの動きに不慣れな状態だと、ムダな力や動きが多くなってしまい手に負担がかかってしまいます。

また、ムダの多いフォームがクセになってしまうとリズムや音色も悪くなってしまうので、ベースの指弾きでは脱力した状態を常に意識しておきましょう。

薬指と小指は最小限の力で浮かせたり折り曲げたりしておき、親指はピックアップや低音弦に添えるイメージで置きます。

人差し指と薬指は弦を強くはじくのではなく、親指に向かって軽くつまむような動作で動かすのがポイントです。

弦を弾く2本の指に関しては、必要最小限の力で効率良く弦を振動させるイメージを持つと伸びのある音が出せるので試してみてくださいね。

 

指を弦に当てる場所が重要

ベースの指弾きの経験が浅い人は、なるべく指の先端を当てるようにして練習するのがおすすめです。

先端を使って演奏すると狙ったタイミングで音を出しやすく、リズムに合わせて音を出す感覚が掴みやすくなります。

ベースは音だけでなくリズムも重要な楽器なので、基本的な弾き方と一緒にリズムの感覚を覚えると上達のスピードも上がりますよ

また、指先での音は硬いサウンド、腹部分を使った音は柔らかいサウンドになるので、リズム通りに音を出す感覚を覚えたら色々と試してみてくださいね。

 

ベースで指が痛い時の対処法

エレキベースを弾くときに、弦を押さえる指やピッキングする指に痛みを感じる人も多いのではないでしょうか。

演奏に慣れるまでは痛みを感じてしまうものですが、無理をしてしまうとモチベーションの低下やケガの原因になってしまいます

ベースで指が痛いときの対処法を8つ紹介するので、痛みに悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。

 

アクションの調整

ベースの演奏において、主に左手の指先に痛みを感じる場合にはアクション(弦高)を見直すのがおすすめです。

アクションは弦と指板に打ち込まれたフレットの間隔を表すもので、広すぎると弦を押さえるために強い力が必要になります。

4弦の12フレットの間隔が2~3mm、1弦12フレットが2mm前後にするのが基本です。

ネックやブリッジなどの調整が必要になるので、やり方が分からない人は詳しい人やベースを購入した楽器店に相談すると良いですよ。

 

弦を変える

ベースの弦を弾いたり、押さえたりするときの痛みを減らしたい人には、細い弦柔らかい素材の弦がおすすめです。

基本的に販売されているベースには、50~105の標準的な太さ(ミディアムゲージ)の金属弦が張られています。

このミディアムゲージよりも細い、45~100のライトゲージに張り替えると弾きやすくなりますよ。

また、樹脂素材と金属を組み合わせたナイロン弦は柔らかく、指が痛くなりにくいので気になる人は試してみてくださいね。

 

弦を強く押さえすぎない

弦の種類やセッティングに関わらず、弦を強く押さえすぎていると痛みが出やすいです。

ベースの演奏で痛みを感じる人は、力を入れ過ぎている可能性が高いので、必要最低限の力を意識しましょう。

弦を押さえる力は、弦とフレットが当たって音が出る状態より少し強めの力加減で、正しい音程と伸びの良い音が出せるくらいがベストです。

 

指を鍛える

弦を押さえる動作や握力に不安がある人には、指を鍛えるエクササイズがおすすめです。

指の力が増すと安定したフォームで弦を押さえられるようになり、痛みを減らすことができます。

  • 水中で手を開いたり閉じたりするエクササイズ
  • テニスボールやラバーボールを握るエクササイズ

などを毎日少しずつ続けていくと簡単に指を鍛えられますよ。

 

指が痛くならないテープを利用する

指の痛みが気になるけど、ベースの練習をしたいという人には指を保護するテープがおすすめです。

弦楽器用としてストリングガードというテープがあり、シリコン素材のテープを指先に巻くことで痛みを軽減してくれます。

「押さえる感覚が違う」「難しい奏法がある」などのデメリットはありますが、痛みを感じたときの応急処置にはピッタリですよ。

 

小まめに休憩を取る

ケガの防止や練習の継続のためには、小まめに休憩を取るのがおすすめです。

ベースの経験が浅いと力んでしまうことが多く、筋肉も発達していないので、長時間の練習では関節を痛めてしまう場合があります。

また、痛みを我慢して練習を続けてしまうと、モチベーションが下がるという事態にもなりかねません。

ベース演奏は楽しいものですが、休憩をはさみながら無理のない範囲で練習しましょう

 

マニキュアで爪や指先を補強

指先の痛みを軽くしたい、弦によく爪が当たるので割れないか心配という人にはマニキュアでの補強がおすすめです。

主にトップコートを使うことが多く、ギタリスト用の「グラスネイル」という補強グッズを使う人もいますよ。

指先に関してはマニキュアだけでなく、アロンアルファを使う人もいますが、皮膚への使用は本来の使い方ではないので、異常が出た場合は使用を止めて医師に相談しましょう。

 

水ぶくれが痛いときはベース用グローブ

指弾きの練習で水ぶくれができ、痛みが気になって練習に集中できない場合にはベース用グローブがおすすめです。

グローブを付けたままでも指弾きができるのが特徴で、ネックを握る手に使っても問題なく押弦できますよ。

また、弦を叩いたり、ひっかけたりするスラップ奏法にも対応しているので、痛みが気になる人は使ってみてくださいね。

 

指弾き初心者にもおすすめの練習曲

指弾きのコツや痛みへの対処法をマスターしたら、色々な曲を弾いてベース演奏のレベルを高めていきましょう

曲が弾けるようになるとモチベーションが上がるだけでなく、ノリやリズムも一緒に覚えることができますよ。

指弾き初心者向けの弾きやすい楽曲演奏のコツ、曲調などを交えて紹介するので、気になる楽曲があった人はぜひ練習してみてくださいね。

 

GIVE ME FIVE ! / AKB48

AKB48の「GIVE ME FIVE !」は、メンバー自身がバンド楽器に挑戦したことで話題となったポップロックチューンです。

ベースはピック弾きで演奏されていますが、フレーズ自体がシンプルなので指弾きの練習としてもおすすめですよ。

基本的にルート音(コードを支える音)が中心。

サビでは少し動きのあるフレーズが使われているので、難しいと感じた人はルート弾きをマスターしてから挑戦してみてくださいね。

流れるようなリズムな曲なので、ノリを重視して楽しく演奏するのがおすすめです。

 

Wherever You Are / ONE OK ROCK

「Wherever You Are」は2020年5月には1億回再生を達成した、ONE OK ROCKの人気バラード曲です。

ベースは2コーラス目から入り、フレーズもルート音を中心としたシンプルなものなので初心者でも弾きやすい楽曲となっています。

ゆったりとした曲なので、音を切りすぎないように演奏すると雰囲気を出しやすくなりますよ。

2回目のサビの直後は楽器全てが音を止めるブレイクが入っているので、この個所は左手で全ての弦に軽く触れるミュートをして音をしっかりと切るのがコツです。

 

Crow Song / LiSA

「Crow Song」は、アニメ「Angel Beats!」に登場する学生バンドのGirls Dead Monster名義で発表された楽曲です。

アルバム「Keep The Beats!」に収録されている、登場人物のユイが歌うバージョンをLiSAが歌唱を担当しています。

シンプルなフレーズ、ロックの定番のリズムで構成されているので指弾きの練習曲におすすめです。

イントロのドラムがハイハットを8分のウラ(偶数)で鳴らすウラ打ちで叩いているので、音を切る部分や細かなリズムを意識するのがコツ。

サビの前半はスネアドラムをパンパンと4分音符で鳴らす頭打ちなので、スネアの音を意識して少し強めに弾くとカッコいいですよ。

 

マリーゴールド / あいみょん

ミドルテンポの16ビートの雰囲気が学べる、あいみょんの人気曲が「マリーゴールド」です。

16ビートとは16分音符を基準にしたタカタカという細かなリズムで、近年人気のバンドもよく使っていますよ。

ベースのフレーズは、比較的シンプルで弾きやすいのが特徴です。

ドラムがハイハットやバスドラムなどで細かな音をたくさん出しているので、聴くときに意識しておくとノリをイメージしやすくなります。

また、音が硬くなりすぎないように弾き方やセッティングを工夫すると、歌を引き立てるカッコいい音色にできるので試してみてくださいね。

 

ベース指弾きの基本はツーフィンガーをマスターすること!指が痛くなる前に対処法で回避しよう

ベースの指弾きには色々なスタイルがありますが、まずは全ての弾き方の基本となるツーフィンガーをマスターするのがおすすめです。

ツーフィンガーができると多くの音楽が演奏でき、発展的なテクニックのコツも掴みやすくなりますよ。

ぜひ今回紹介したコツ痛みへの対処法を参考にして、演奏をもっと楽しく、快適にしていきましょう。

 

この記事のまとめ!

  • ベースの指弾きには、ツーフィンガー奏法やスリーフィンガー奏法などいくつかの種類がある
  • 音量や音質を揃える弾き方や脱力、指を当てる位置を意識するとベース演奏の幅が広がる
  • ベースを弾いていて痛みを感じたときは、ベース本体の調整や指を保護するグッズを使うのがおすすめ
  • 人気の楽曲にもシンプルな演奏の曲がたくさんあるので、コツや対処法をマスターしたら挑戦してみよう

 

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ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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