軽音楽部でバンドを組むことになった時に、ドラムを担当してみたいという人も多いでしょう。
しかし、実際に触ったことがなく、自分が向いているかどうかが分からなくて悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
また、楽器を使わない練習方法が知りたい人もいるでしょう。
この記事のもくじ
軽音でドラムがやりたい!初心者でも大丈夫?
バンドの中でも一際存在感のあるドラム。
「挑戦してみたいけど、初心者なので、自分にできるかどうか分からなくて不安」という悩みを抱えている人はでしょう。
高校生の場合、吹奏楽部でドラムをやったことがあるという人が少しいる程度で、ドラム経験者は少なく、初心者が多いです。
最初のうちは、学校や音楽スタジオに備え付けのドラムセットを使えば十分なので、まずはスティックを購入しましょう。
叩けばすぐに音が鳴るため、すぐに曲を練習したくなりますが、最初のうちはスティックコントロールをしっかり身に付けるのがおすすめです。
スティックをある程度操れるようになったら、基本の8ビートを習得しましょう。
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軽音楽部でドラムに向いている人の特徴
楽器初心者の場合、自分がドラムに向いているか分からないですよね。
しかし、やってみたい楽器に向いていない人でも、時間をかければ習得することはできるので、自分には向いていないからと言って諦める必要はありません。
予め自分がドラムに向いているか知りたいという人のために、軽音楽部でドラムに向いている人の特徴を紹介していきます。
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目立ちたがりじゃない
目立ちたがりじゃない人はドラマーには向いています。
ライブなどバンド演奏をする時、ドラムは常に1番後ろに配置されているので、お客さんの視線はフロントに立っているボーカルやギターに行きがちです。
そのため、「もっと自分を見て欲しい」という気持ちが強い人はドラムには向きません。
音量もボーカルの歌やギターソロをしっかり目立たせるため、時には控えめな演奏をする場面もあるでしょう。
常に縁の下の力持ち的な存在としてバンドメンバーを支えられる人が、ドラマーとして向いています。
周りを冷静に見れる
ドラムに向いている人は、常に周りを冷静に見れる人です。
演奏中は白熱したプレイになることもあり、ギタリストなどリード楽器を担当していると、気持ちのヒートアップと共にテンポアップしてしまうことも珍しくありません。
ドラムはどんなにヒートアップした演奏になっても、常にテンポをキープしてバンドを引っ張って行かなくてはいけません。
また、時にはボーカルが入るところを間違えてしまったり、演奏が止まりそうになったりとトラブルが起こることもありますが、そんな時、演奏を立て直すのもドラマーの役割なのです。
気持ちが熱くても、冷静さを失わない演奏ができ、何事も客観的に見れることがドラマーには求められます。
我慢強い
我慢強い性格も、ドラマーに向いている人の特徴です。
同じことの繰り返しをするドラムの上達には、地道な練習が必要になります。
忍耐強く、コツコツ練習する我慢強さがある人は、上達が早いです。
また、バンド演奏にグルーブ感が無くまとまりが悪い時や、テンポキープがうまく行かないと、バンドメンバーから「リズムをキープして欲しい」と言われてしまうこともあるでしょう。
他に原因があってテンポが崩れてしまったとしても、自分のせいにされて悔しい思いをすることもありますが、そんな時でも「もっと頑張ろう」と思える我慢強さがある人はドラマーに向いていますよ。
リズム感がある
リズム感のある人がドラマーには向いています。
自分にリズム感があるかどうかを知りたい人は、音楽に合わせて手拍子をしてみましょう。
コンサートなどで自分だけ手拍子がズレていた、という経験をしたことがある人はリズム感がない可能性があります。
また、ドラムは同じパターンを繰り返すため、演奏しながら、小節数などを数えられるかも重要です。
常に頭の中で拍子をカウントできる人はリズム感がある人なので、ドラムに向いていると言えるでしょう。
軽音でドラムをするために必要なもの
必要なもの
- スティック
- メトロノーム
- イヤホンかヘッドホン
- スティックケース
- 練習パッド
- チューニングキー
初心者がはじめからドラムセットを購入する必要はありませんが、揃えておいたほうが良いものはあります。
演奏には欠かせないスティックはもちろん、練習する時はメトロノームやイヤホン・ヘッドホンがあると便利です。
また、自宅でも練習したい人は練習パッドもあると良いでしょう。
少し上達してきたら、スティックケースやチューニングキーも揃えるとさらにモチベーションが上がりますよ。
上記にあげたグッズは一通り購入しておくのがおすすめです。
分からない場合は、お店の人に聞くと親切に教えてくれますよ。
また、詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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軽音でドラムを始める人におすすめのスティック
ドラムを始めるために絶対必要なのがスティックです。
スティックにも色々な種類があり、太さや使っている木材、先端の形などの違いで、叩く音にも違いが出てきます。
自分の手の大きさに合わせたり、演奏するジャンルに合わせたりと、スティックの選び方も様々です。
迷っている場合は、スタンダードなものを選ぶのが良いでしょう。
ここからは、軽音でドラムを始める人におすすめのスティク4選を紹介します。
Promark / RBH535AW
初心者におすすめしたいのがPromarkのRBH535AWです。
ジャンルも人も選ばないスティックなので、これからドラムを始める人にぴったりの1本です。
握りやすく、叩きやすいため、初心者にも扱いやすいでしょう。
ある程度重さもあるので、叩いた時にしっかりした打感があり、すぐに大きな音が出しやすいスティックですよ。
PROMARK プロマーク ドラムスティック セレクトバランス Acornチップ Rebound Balance 7A RBH535AW (406 x ...
Pearl / 110HC
Perlの110HCは初心者に人気があります。
木材はヒッコリーを使っており、ある程度太さがあるので、握りやすいスティックです。
また、比較的重量感のあるスティックなので、しっかりした音を出すことができ、傷つきにくい点もポイント。
価格もお手頃なので、迷っている人はとりあえずPerlの110HCを購入しましょう。
VATER / レコーディングVHRECW
ジャズなど繊細な音を出したい人は、VATERのレコーディングVHRECWを使いましょう。
握りやすいスティックなので初心者でも安心して使えます。
チップは樽型で小さめなので、繊細な音を出したり、細かくて速い動きを演出することができ、色々なジャンルで活躍できるスティックです。
初心者はもちろん、上級者でも愛用している人は多いですよ。
TAMA / 14mm ボール・チップ H214-B
とにかくスタンダードなスティックが欲しいという人には、TAMAの14mm ボール・チップ H214-Bがおすすめです。
木材はヒッコリーで、太さや重さ、先端チップの形などどれをとっても標準的。
初心者はもちろんのこと、ジャンルを選ばないスティックなので、1セット持っていると、色々なところで活躍できるでしょう。
初心者におすすめの電子ドラム
はじめのうちは、音楽室やスタジオのドラムセットを使うだけで満足できていても、上達するにつれて自分のドラムセットが欲しくなりますよね。
しかし、音が大きくて、ある程度の広い部屋が必要なドラムセットを自宅に設置するのは、なかなかハードルが高いもの。
そこでおすすめなのが電子ドラムです。
電子ドラムは、パッドを叩き、スピーカーやヘッドホンを通して音を出すドラムセットなので、音の大きさを心配することがありません。
また、省スペースで設置できるところも嬉しいポイントです。
最後に、初心者におすすめの電子ドラムをみていきましょう。
Roland / TD-25SC-S
スタンダードな電子ドラムが欲しい人におすすめしたいのが、RolandのTD-25SC-Sです。
ドラムセットの基本となる、バスドラ、スネア 、ハイハット、タムなどが本物と同じ配置にセットできるため、本格的な練習ができます。
また、スネアのパッドはヘッドの種類やスナッピーの張り具合などを調整できる機能も付いており、本格的な音を再現できるのもポイントです。
曲を流しながら叩いたり、PCに接続して録音する機能も付いているので、自宅での練習に最適ですよ。
YAMAHA / DTX480KSC
ヤマハから発売されているDTX480KSCは、比較的低価格ながら、本物と同じ配置で練習ができる電子ドラムです。
パッドからの跳ね返りが少し強いため、細かいニュアンスを再現するのは難しいですが、跳ね返りが強い分、スティックコントロールの練習には向いています。
スマホを接続してお気に入りの曲を流しながら練習することもできるので、便利ですよ。
ALESIS / NITRO KIT
とにかく電子ドラムをやってみたいと言う人におすすめなのが、ALESISのNITRO KITです。
定価39,800円と、電子ドラムにしては低価格なので、気軽に試すことができますよ。
パッドはゴム製なので、本物のドラムセットを叩いた時とは打感が異なりますが、初心者のうちは、ゴム製パッドでも十分練習できるでしょう。
低価格の電子ドラムなのに、バスドラのフットペダルがスイッチ式ではないところも嬉しいポイントです。
MEDELI / DD401J-DIY KIT
低価格の電子ドラムが欲しいなら、MEDELIのDD401J-DIY KITです。
本物のドラムセットと同じ配置でありながら、ドラム椅子付きでも3万円以内で入手できる電子ドラムは他にはないでしょう。
曲を流しながら叩くこともできるので、自宅でも快適に練習ができますよ。
ただし、バスドラのフットペダルはスイッチ式なので、本物と少しギャップがあることは頭に入れておきましょう。
軽音はドラム初心者でも大丈夫!練習パッドを使って毎日自主練習しよう
軽音などサークルやバンド活動でドラムをやってみたい人の多くは、初心者からスタートします。
全くの素人で心配という人もいるかもしれませんが、「やってみたい」という気持ちがあれば大丈夫です。
始める場合は、スティックやメトロノームなど必要なものを揃えましょう。
練習パッドや電子ドラムがあれば、自宅での充実した練習ができますよ。
メンバー募集にドラムの募集を見つけたら、ぜひ応募してみてくださいね。
この記事のまとめ!
- ドラムは初心者でもやる気があれば大丈夫
- 目立ちたがりではなく、我慢強い人がドラムに向いている
- 曲に合わせて手拍子できるなどリズム感がある人がドラムに向いている
- ドラムを始めるなら、スティック、メトロノームや練習パッドを揃えよう
- 電子ドラムがあると自宅でも本格的に練習できる