三軒茶屋さんげんぢゃやから 引ひっ越こしました
二匹にひきの猫ねこも 一緒いっしょです
猫ねこ好ずき大家おおやの おばさんが
時々ときどき遊あそびに 来きています
あんたと暮くらして わかったことは
いっぱいあった 気きがします
あんたが大嘘おおうそ つく時ときは
いつでも小鼻こばなが ふくらんだ
それでも別わかれりゃ 淋さびしくて
出ださない手紙てがみを 書かいてます
切手きってがわりに 口紅くちべに押おしあてて
春夏秋冬はるなつあきふゆ よく笑わらったね
桜さくらを巡めぐる 旅たびをして
夏なつには海辺うみべの 灯台とうだいで
線香花火せんこうはなびを 見みつめてた
男おとこと女おんなは 永遠えいえんの謎なぞ
合鍵あいかぎなんて ありゃしない
どちらが悪わるいか 神様かみさまも
わからぬまんまで 別わかれたね
今いまでも時々ときどき あの頃ころの
夕陽ゆうひに染そまった 石段いしだんに
腰こしをおろせば ふたつの影法師かげぼうし
それでも別わかれりゃ 淋さびしくて
出ださない手紙てがみを 書かいてます
切手きってがわりに 口紅くちべに押おしあてて
三軒茶屋sangendyayaからkara 引hiっxtu越koしましたshimashita
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猫neko好zuきki大家ooyaのno おばさんがobasanga
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いっぱいあったippaiatta 気kiがしますgashimasu
あんたがantaga大嘘oouso つくtsuku時tokiはha
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切手kitteがわりにgawarini 口紅kuchibeni押oしあててshiatete
春夏秋冬harunatsuakifuyu よくyoku笑waraったねttane
桜sakuraをwo巡meguるru 旅tabiをしてwoshite
夏natsuにはniha海辺umibeのno 灯台toudaiでde
線香花火senkouhanabiをwo 見miつめてたtsumeteta
男otokoとto女onnaはha 永遠eienのno謎nazo
合鍵aikagiなんてnante ありゃしないaryashinai
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わからぬまんまでwakaranumanmade 別wakaれたねretane
今imaでもdemo時々tokidoki あのano頃koroのno
夕陽yuuhiにni染soまったmatta 石段ishidanにni
腰koshiをおろせばwooroseba ふたつのfutatsuno影法師kageboushi
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