「悲かなしい言葉ことばや ため息いきは要いらない」
そう吐はき捨すて 飛とび出だした秋空あきぞらの下した
太陽たいようが雲間くもまから俺おれを 睨にらんでいるのさ
こんな時ときに冷つめたい風かぜか 頭あたまをよぎるのはいつも君きみの顔かお
乾かわいたコンクリートの上うえ 疲つかれ果はて座すわり込こむ
相変あいかわらずのまま 見上みあげている
描えがかれた 素晴すばらしい日々ひび
青あおい鳥とりが飛とんだ空そらの向むこう 鳴なきながら消きえていった
1時間じかん、2時間じかん過すぎては 移うつり変かわってゆくこの空そら
騒ざわめいていた街まちも 静しずまり返かえっていた
また重おもい腰上こしあげ歩あるき出だす きっとそういう事ことなんだろう
僕ぼくはずっとずっと歩あるくだけ「サヨナラ」を繰くり返かえして
その先さきに果はてに何なにがある そんな事ことは分わからないや
青あおい鳥とりを追おって空そらの向むこう 笑わらったり泣ないたりするんだろう
明日あしたの風かぜに吹ふかれて 僕ぼくはまた歩あるき出だすのさ
「悲kanaしいshii言葉kotobaやya ためtame息ikiはha要iらないranai」
そうsou吐haきki捨suてte 飛toびbi出daしたshita秋空akizoraのno下shita
太陽taiyouがga雲間kumomaからkara俺oreをwo 睨niraんでいるのさndeirunosa
こんなkonna時tokiにni冷tsumeたいtai風kazeかka 頭atamaをよぎるのはいつもwoyogirunohaitsumo君kimiのno顔kao
乾kawaいたitaコンクリkonkuriートtoのno上ue 疲tsukaれre果haてte座suwaりri込koむmu
相変aikaわらずのままwarazunomama 見上miaげているgeteiru
描egaかれたkareta 素晴subaらしいrashii日々hibi
青aoいi鳥toriがga飛toんだnda空soraのno向muこうkou 鳴naきながらkinagara消kiえていったeteitta
1時間jikan、2時間jikan過suぎてはgiteha 移utsuりri変kaわってゆくこのwatteyukukono空sora
騒zawaめいていたmeiteita街machiもmo 静shizuまりmari返kaeっていたtteita
またmata重omoいi腰上koshiaげge歩aruきki出daすsu きっとそういうkittosouiu事kotoなんだろうnandarou
僕bokuはずっとずっとhazuttozutto歩aruくだけkudake「サヨナラsayonara」をwo繰kuりri返kaeしてshite
そのsono先sakiにni果haてにteni何naniがあるgaaru そんなsonna事kotoはha分waからないやkaranaiya
青aoいi鳥toriをwo追oってtte空soraのno向muこうkou 笑waraったりttari泣naいたりするんだろうitarisurundarou
明日ashitaのno風kazeにni吹fuかれてkarete 僕bokuはまたhamata歩aruきki出daすのさsunosa