誰だれか見みていて 僕ぼくの綱渡つなわたり
つまさきは今いま 宙ちゅうを捉とらえた
見みていて 僕ぼくが落おちるのを
できるだけ 戯たわけてみせるから
人ひとによく思おもわれたくて きれいな衣装いしょうに着きられています
見栄みえを張はるのが肌はだに馴染なじんで もう脱ぬげない服ふくになりました
いつの頃ころからだろう 人生じんせいは先細さきぼそり
足元あしもともおぼつかないけど 後戻あともどりだけはできなかった
誰だれか見みていて 僕ぼくの綱渡つなわたり
吸すい込こんだまま 息いきが出来できない
見みていて 僕ぼくが落おちるのを
できるだけ 戯たわけてみせるから
食くい込こんだ踵かかとは血ちだらけ 荷物にもつなら全すべて捨すてて来きたけど
裸はだかになってみたのになぜか この体からだだけが捨すてられない
本当ほんとうは目めの前まえに 道みちがのびていたとして
僕ぼくはそれに気きがついた途端とたん ひと足あしでそれを踏ふみ外はずすだろう
誰だれか見みていて 僕ぼくの綱渡つなわたり
君きみの顔かお さかさまに映うつるよ
見みていて 僕ぼくが落おちるのを
笑わらってよ 目めを逸そらさないでいて
あぁ見みていて 僕ぼくの綱渡つなわたり
つまさきは今いま 宙ちゅうを捉とらえた
見みていて 僕ぼくが落おちるのを
できるだけ 戯おどけてみせるから
誰dareかka見miていてteite 僕bokuのno綱渡tsunawataりri
つまさきはtsumasakiha今ima 宙chuuをwo捉toraえたeta
見miていてteite 僕bokuがga落oちるのをchirunowo
できるだけdekirudake 戯tawaけてみせるからketemiserukara
人hitoによくniyoku思omoわれたくてwaretakute きれいなkireina衣装isyouにni着kiられていますrareteimasu
見栄mieをwo張haるのがrunoga肌hadaにni馴染najiんでnde もうmou脱nuげないgenai服fukuになりましたninarimashita
いつのitsuno頃koroからだろうkaradarou 人生jinseiはha先細sakibosoりri
足元ashimotoもおぼつかないけどmoobotsukanaikedo 後戻atomodoりだけはできなかったridakehadekinakatta
誰dareかka見miていてteite 僕bokuのno綱渡tsunawataりri
吸suいi込koんだままndamama 息ikiがga出来dekiないnai
見miていてteite 僕bokuがga落oちるのをchirunowo
できるだけdekirudake 戯tawaけてみせるからketemiserukara
食kuいi込koんだnda踵kakatoはha血chiだらけdarake 荷物nimotsuならnara全subeてte捨suててtete来kiたけどtakedo
裸hadakaになってみたのになぜかninattemitanoninazeka このkono体karadaだけがdakega捨suてられないterarenai
本当hontouはha目meのno前maeにni 道michiがのびていたとしてganobiteitatoshite
僕bokuはそれにhasoreni気kiがついたgatsuita途端totan ひとhito足ashiでそれをdesorewo踏fuみmi外hazuすだろうsudarou
誰dareかka見miていてteite 僕bokuのno綱渡tsunawataりri
君kimiのno顔kao さかさまにsakasamani映utsuるよruyo
見miていてteite 僕bokuがga落oちるのをchirunowo
笑waraってよtteyo 目meをwo逸soらさないでいてrasanaideite
あぁaa見miていてteite 僕bokuのno綱渡tsunawataりri
つまさきはtsumasakiha今ima 宙chuuをwo捉toraえたeta
見miていてteite 僕bokuがga落oちるのをchirunowo
できるだけdekirudake 戯odoけてみせるからketemiserukara