若わかさにつまずいて
ベソをかいた
あの夏なつの日ひ
毎晩まいばん恋こいしくて
北きたへ向むかう
バスに乗のった
あの街まちを出でる時ときに
胸むねに誓ちかった
父ちちのような大人おとなになって
帰かえってくるからと
太陽たいよう通とおる道みち
通かよいなれた
海岸線かいがんせん
昔むかしに戻もどるのさ
走はしりながら
家いえに向むかい
久ひさし振ぶり会あう人ひとは
誰だれも優やさしく
風かぜのように両手りょうて拡ひろげて
迎むかえてくれるだろう
この街まちを出でる時ときは
気付きづかなかった
薄紫うすむらさき 花はなが咲さいてる
誰だれかを待まつように
若wakaさにつまずいてsanitsumazuite
ベソbesoをかいたwokaita
あのano夏natsuのno日hi
毎晩maiban恋koiしくてshikute
北kitaへhe向muかうkau
バスbasuにni乗noったtta
あのano街machiをwo出deるru時tokiにni
胸muneにni誓chikaったtta
父chichiのようなnoyouna大人otonaになってninatte
帰kaeってくるからとttekurukarato
太陽taiyou通tooるru道michi
通kayoいなれたinareta
海岸線kaigansen
昔mukashiにni戻modoるのさrunosa
走hashiりながらrinagara
家ieにni向muかいkai
久hisaしshi振buりri会aうu人hitoはha
誰dareもmo優yasaしくshiku
風kazeのようにnoyouni両手ryoute拡hiroげてgete
迎mukaえてくれるだろうetekurerudarou
このkono街machiをwo出deるru時tokiはha
気付kiduかなかったkanakatta
薄紫usumurasaki 花hanaがga咲saいてるiteru
誰dareかをkawo待maつようにtsuyouni