ここにあんたがいないのは
時ときの流ながれのせいなのか
それとも酒さけの絆きずななど
雨あめにほころぶものなのか
ここにあいつがいないのは
夢ゆめに蹴けられたせいなのか
それとも風かぜの船ふねに乗のり
夜よるを渡わたっていったのか
やけに華はなやぐ街まちの灯あかりに
人ひとは訪おとずれ 人ひとは去さる
なぜか消きえない面影おもかげの
肩かたを抱だいたよ 一人ひとりきり
ここにあの娘こがいないのは
無垢むくな瞳ひとみのせいなのか
それとも気障きざな泥棒どろぼうが
投なげた台詞せりふを覚おぼえたか
ここに酒さけしかいないのは
一人ひとりはぐれたせいなのか
それともいつか幻まぼろしを
俺おれも映うつして去さるだろうか
やけに華はなやぐ街まちの灯あかりの
ヤワな宴うたげにはじかれる
誰だれに聴きかせるわけもない
唄うたが俺おれにはあるんだろう
おたまじゃくしもない唄うたが
俺おれの心こころにあるんだろう
ここにあんたがいないのはkokoniantagainainoha
時tokiのno流nagaれのせいなのかrenoseinanoka
それともsoretomo酒sakeのno絆kizunaなどnado
雨ameにほころぶものなのかnihokorobumononanoka
ここにあいつがいないのはkokoniaitsugainainoha
夢yumeにni蹴keられたせいなのかraretaseinanoka
それともsoretomo風kazeのno船funeにni乗noりri
夜yoruをwo渡wataっていったのかtteittanoka
やけにyakeni華hanaやぐyagu街machiのno灯akariにni
人hitoはha訪otozuれre 人hitoはha去saるru
なぜかnazeka消kiえないenai面影omokageのno
肩kataをwo抱daいたよitayo 一人hitoriきりkiri
ここにあのkokoniano娘koがいないのはgainainoha
無垢mukuなna瞳hitomiのせいなのかnoseinanoka
それともsoretomo気障kizaなna泥棒dorobouがga
投naげたgeta台詞serifuをwo覚oboえたかetaka
ここにkokoni酒sakeしかいないのはshikainainoha
一人hitoriはぐれたせいなのかhaguretaseinanoka
それともいつかsoretomoitsuka幻maboroshiをwo
俺oreもmo映utsuしてshite去saるだろうかrudarouka
やけにyakeni華hanaやぐyagu街machiのno灯akariのno
ヤワyawaなna宴utageにはじかれるnihajikareru
誰dareにni聴kiかせるわけもないkaseruwakemonai
唄utaがga俺oreにはあるんだろうnihaarundarou
おたまじゃくしもないotamajakushimonai唄utaがga
俺oreのno心kokoroにあるんだろうniarundarou