影踏み 歌詞 山崎まさよし 映画「影踏み」 主題歌 ふりがな付

心こころが戯たわむれるまま夢中むちゅうで遊あそんでた
母親ははおやの呼よび声ごえ もういいかい まだだよ
夕暮ゆうぐれの空そらには 上弦じょうげんのお月つきさま
永遠えいえんの意味いみなんて知しらなくてよかった

孤独こどくが目覚めざめるその時ときまで
風かぜも月つきも影かげも分わかち合あえたのに
いつから僕ぼくらは闇やみを見みつめたの

遠とおざかる声こえが夕日ゆうひに溶とけていく
はしゃいだ影かげはどこまでも伸のびていく
しぱらく君きみと話はなしていたいから
今いまはまだどうか灯あかりを消けさないで

二ふたつの錆さびたブランコが 互たがい違ちがいに揺ゆれた
サヨナラの重おもさなんて感かんじていなかった

夢ゆめから目覚めざめたその時ときまで
空そらも雨あめも雲くもも同おなじに映うつっていた
いつから互たがいに何なにを愛あいしたの

もう戻もどらない日々ひび 止とまったままの時間ときを
静しずかに再ふたたび 動うごかし始はじめたい
しばらく君きみと会あえなくなるから
今いまだけはどうか灯あかりを消けさないで


引ひき離はなされた傷きずが疼うずく頃ころ 痛いたみはその心こころを呼よび覚さましていく
どこかで僕ぼくらはまた巡めぐり会あう

遠とおざかる声こえが夕日ゆうひに溶とけていく
はしゃいだ影かげはどこまでも伸のびていく
もう戻もどらない日々ひび 止とまったままの時間ときを
静しずかに再ふたたび 動うごかし始はじめたい
いつかまた君きみと会あいたくなったら
その時ときはこの手てで灯あかりを灯ともせばいい