空そらに何なにか蠢うごめいている
幻まぼろし 白しろい影かげ
頭あたまの中なか 写うつし出だされた
不気味ぶきみな傷跡きずあと
黒くろい髪かみを掻かき上あげて 笑わらってあげる
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
差さし出だされた様々さまざまな手てと
頼たのもしい甘あまい声こえ
暗くらい道みちを抜ぬけ出だしたくて
あなたを選えらんだ
ここに居いないで済すむなら どこでもよかった
何なにかがまた始はじまって
私わたしの中なか 現あらわれては消きえる
傷きずだらけの体からだ 眺ながめたら
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
救すくわれたと笑わらったら
あなたはまた 私わたしに救すくわれる
何なにかが居いる 私わたしを見みている
イエナイ傷きずは 私わたしの中なか
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
空soraにni何naniかka蠢ugomeいているiteiru
幻maboroshi 白shiroいi影kage
頭atamaのno中naka 写utsuしshi出daされたsareta
不気味bukimiなna傷跡kizuato
黒kuroいi髪kamiをwo掻kaきki上aげてgete 笑waraってあげるtteageru
何naniかがまたkagamata始hajiまってmatte
私watashiのno前mae 現arawaれてはreteha消kiえるeru
肩代katagaわりをしたようなwariwoshitayouna顔kaoでde
笑waraってとtteto 誰dareかがまたkagamata言yuうu
差saしshi出daされたsareta様々samazamaなna手teとto
頼tanoもしいmoshii甘amaいi声koe
暗kuraいi道michiをwo抜nuけke出daしたくてshitakute
あなたをanatawo選eraんだnda
ここにkokoni居iないでnaide済suむならmunara どこでもよかったdokodemoyokatta
何naniかがまたkagamata始hajiまってmatte
私watashiのno中naka 現arawaれてはreteha消kiえるeru
傷kizuだらけのdarakeno体karada 眺nagaめたらmetara
笑waraってとtteto 誰dareかがまたkagamata言yuうu
救sukuわれたとwaretato笑waraったらttara
あなたはまたanatahamata 私watashiにni救sukuわれるwareru
何naniかがkaga居iるru 私watashiをwo見miているteiru
イエナイienai傷kizuはha 私watashiのno中naka
何naniかがまたkagamata始hajiまってmatte
私watashiのno前mae 現arawaれてはreteha消kiえるeru
肩代katagaわりをしたようなwariwoshitayouna顔kaoでde
笑waraってとtteto 誰dareかがまたkagamata言yuうu