SA YO NA RA-エピタフ- 歌詞 谷村新司 ふりがな付

冬ふゆの雨あめが病葉わくらばを濡ぬらして降ふる
なつかしい名前なまえを刻きざんだ石いしに

貴方あなたと共ともに生いきた柔やわらかな日々ひびを
思おもえば寂さびしさはとめどなくつのるけれど
SA YO NA RA 静しずけさに抱だかれ乍ながら
SA YO NA RA 貴方あなたに抱だかれ乍ながら

冬ふゆの雨あめが疲つかれた肩かたを濡ぬらして
浸しみ透とおる"ひとり"の言葉ことばの意味いみが

貴方あなたに与あたえられた限かぎりある日々ひびを
生いきれば辿たどり着つくこの石いしは駅えきに似にてる
SA YO NA RA 静しずけさに抱だかれ乍ながら
SA YO NA RA 貴方あなたに抱だかれ乍ながら

一人ひとりで生いきるならば生いきる意味いみはない
誰だれかと生いきなければ生うまれてきた意味いみがない
SA YO NA RA いつの日ひか逢あえる日ひまで
SA YO NA RA 私わたしは生いきてみます
SA YO NA RA 静しずけさに抱だかれ乍ながら
SA YO NA RA 貴方あなたに抱だかれ乍ながら