遠い夏 歌詞 野口五郎 ふりがな付

あなたと別わかれて 季節きせつが知しらずに
僕ぼくの前まえを過すぎる

あなたがいない町まちに 今年ことしも夏なつが来きて
氷屋こおりやの旗はたが風かぜに ゆれています
今いまでもおぼえていますか プールで泳およいだ帰かえりに
そこの店みせであなたと 休やすんだことを
どこで今年ことしは 夏なつをあなたは むかえているのでしょう

浴衣ゆかたに赤あかい帯おびを あなたはしめていた
祭まつりにいったことを おぼえてます
あなたは金魚きんぎょをすくって 大おおきな声こえあげたことを
今いまも忘わすれられずに 想おもい出だします
遠とおい夏なつの日帰ひがえりたいけど あなたはもういない

小ちいさなこの町まちで二人ふたり 愛あいして過すごした月日つきひが
今いまも僕ぼくの心こころに 残のこっています
どこで今年ことしは 夏なつをあなたは むかえているのでしょう