街まちの外はずれ 街路樹がいろじゅの下した ひとりの男おとこ 佇たたずんでいる
アコーディオン 小脇こわきに抱かかえ 悲かなしい歌うたを奏かなでている
夢ゆめ破やぶれ 金かねもなく 家族かぞくもいない
愛あいも何なにも知しらずに 年老としおいたけど
少すこしのお酒さけ 家いえにあれば 彼かれはこれでも幸しあわせだと
誰だれもいない 今いまはいない 愛あいしてくれる人ひと
望のぞまない 望のぞめない 幸しあわせなど
酒呑さけのみたち 語かたり明あかす 楽たのしげな声こえ 顔かおを上あげると
美うつくしい人ひと 隣となりに置おいて 煙草たばこ燻くゆらす 男おとこがいた
夢ゆめ求もとめ 自惚うぬぼれて 女おんなを捨すてた
スポットライト 届とどかずに 年老としおいたけど
今いまも酒場さかばで日銭ひぜに稼かせぐ こんな人生じんせい終おわらせたい
誰だれもいない 今いまはいない 愛あいしてくれる人ひと
望のぞまない 望のぞめない 幸しあわせなど
華はなやいだステージと 湧わき上あがる歓声かんせい
戻もどらない 戻もどれない 栄光えいこうの日々ひび
或ある日ひ 彼かれは 姿すがたを消けした
懺悔ざんげの裏窓うらまど 灯あかりともして
街machiのno外hazuれre 街路樹gairojuのno下shita ひとりのhitorino男otoko 佇tatazuんでいるndeiru
アコakoーディオンdion 小脇kowakiにni抱kakaえe 悲kanaしいshii歌utaをwo奏kanaでているdeteiru
夢yume破yabuれre 金kaneもなくmonaku 家族kazokuもいないmoinai
愛aiもmo何naniもmo知shiらずにrazuni 年老toshioいたけどitakedo
少sukoしのおshinoo酒sake 家ieにあればniareba 彼kareはこれでもhakoredemo幸shiawaせだとsedato
誰dareもいないmoinai 今imaはいないhainai 愛aiしてくれるshitekureru人hito
望nozoまないmanai 望nozoめないmenai 幸shiawaせなどsenado
酒呑sakenoみたちmitachi 語kataりri明aかすkasu 楽tanoしげなshigena声koe 顔kaoをwo上aげるとgeruto
美utsukuしいshii人hito 隣tonariにni置oいてite 煙草tabako燻kuyuらすrasu 男otokoがいたgaita
夢yume求motoめme 自惚unuboれてrete 女onnaをwo捨suてたteta
スポットライトsupottoraito 届todoかずにkazuni 年老toshioいたけどitakedo
今imaもmo酒場sakabaでde日銭hizeni稼kaseぐgu こんなkonna人生jinsei終oわらせたいwarasetai
誰dareもいないmoinai 今imaはいないhainai 愛aiしてくれるshitekureru人hito
望nozoまないmanai 望nozoめないmenai 幸shiawaせなどsenado
華hanaやいだyaidaステsuteージjiとto 湧waきki上aがるgaru歓声kansei
戻modoらないranai 戻modoれないrenai 栄光eikouのno日々hibi
或aるru日hi 彼kareはha 姿sugataをwo消keしたshita
懺悔zangeのno裏窓uramado 灯akaりともしてritomoshite